ということで、このシルバーウィーク中のオルビスの充電状況の記録です。
なお、きちんとした試験でという訳ではないので、停まったタイミングでバッテリーモニターを撮影していただけなので、厳密な内容ではないことと、前提として冷蔵庫は付けっ放しで、大部分でインバーターとテレビを利用といった感じです。

肝心の出発時のバッテリー残量については、この記事にある「すぐれもの充電器」での充電後、最終的にいくらになっていたかの記録を忘れたので、先ずは20日日曜日に島根へ向けての出発して、鳥取道の道の駅「あわくらんど」での残量からスタートです。



320Ahの残量で、ソーラーから16.2A充電中です。
そこから北上した鳥取のかにっこ館では、


既に340Ahに達してます。
かにっこ館や鳥取港海鮮市場かろいちを見て回ってオルビスに戻った時点では…


ソーラーの発電量は減っているようです。

近くの鳥取空港まで移動して、空港内をブラブラして戻って来たタイミングがこちら。


更にソーラーの発電量は減っています。
そこから山陰道で道の駅「はわい」へ着いた時にはソーラー充電は停止していました。



そして、島根県安来に入り、道の駅「あらえっさ」では、アイドリングで結構充電しています。



そして、目的地の3男坊のアパートへ到着した時には、96%ほどに達しているので、一瞬わずかにソーラーが充電しましたが直ぐに停止したようです。


そして、この日の停泊地である道の駅「広瀬・富田城」に着いた時には、99%とほぼ満充電状態です。

そして、翌朝起床すると…

冷蔵庫が稼働しているので、それなりには減ります。

そして、朝食のコーヒーを電気ケトルで沸かしました。

88Aの大電流で一気に残量が減ると、再びソーラー充電が開始されました。


そして、直ぐ近くの足立美術館を訪問後、オルビスへ戻ってみるとソーラーで充電が進んでいます。



そして、足立美術館から松江の業務スーパーに移動した時点では、ガンガン充電してます。



その後、3男坊と別れて帰路につき、米子で山陰道に乗る手前のコンビニで見たら、また満充電に近づいてきて、セルメーターの電圧的も13.6Vとなって各セルにばらつきが出始めたので、家庭用エアコンを稼働して、負荷を掛けることにしました。


そして、その後は何カ所か寄りながら帰っていたものの、鳥取道の渋滞と中国道への合流渋滞等を経て、自宅までのルートも終盤に掛かろうかというところで、セル電圧計の電圧が14Vを超えているのを確認して、慌ててサービスエリアへ飛び込みました。


夜間なのでソーラー充電はないですが、エアコンを稼働していたものの、外が涼しいので電力をあまり消費せず、走行充電が続いていたようです。
取り敢えずエアコンはオフにしましたが、このままの電圧ではちょっと心配なので、一旦残量を減らすために、電気ケトルでお湯沸かして負荷を掛けてみました。



すると、セル電圧計の電圧は13.2Vまで下がり、各セルも少し揃ってきたので、お湯で珈琲を淹れて飲んでいる内に、13.3Vで落ち着きました。



そして、ラストスパートで自宅に到着した時には、再び96%まで戻していました。

この時点では、翌日から和歌山への1泊2日を予定していたので、再び充電過多を心配することとなるので、夜の内にバッテリー残量を減らすために、マックスファン2台+外部扇風機、車内の全ての照明等をオンにして寝ました。


結果、翌朝には残量が310Ahまで減っていました。

せっかく減らしたバッテリー残量をむやみに増やさないために、ソーラー充電はディスコネクトスイッチでオフにしておきます。

それでも、CTEK走行充電器で充電されるので、粉河寺に着いた時には345Ahとなっていました。


そして、紀三井寺へと移動しましたが、昼間は結構暑いので、参拝をしている間にエアコンを稼働して、バッテリー残量を消費することにして、参拝を済ませてオルビスへ戻ったらこうなっていました。



そして、ちょっとだけ寄った道の駅「とっとパーク小島」では、再び増加に転じています。


そして、その後に寄った道の駅「みさき」では、エアコンの効いた車内でまったりとお湯を沸かして紅茶を飲んだりして過ごしました。

その結果、帰宅した時点での残量は、334Ahの83%と安心レベルで帰路に就くことが出来ました。

今回のシルバーウィークでの充電結果を踏まえて、通常の運用では、リチウムバッテリーはことさら充電しようと考えず、主に停車時に積極的に電力を利用して、400Ahバッテリーの場合、安全圏である300Ah程度に維持するように努めれば、非常に快適な電力の運用ができることが判りました。
不意にエアコンを稼働しての車泊が必要となったとしても、その辺りのバッテリー残量なら十分です。
そして、未だ課題はありますが、極端にバッテリー残量が少なくなった場合や真夏の気温が高い状態でカムロードの走行充電が期待できないとなれば、走行中に車載の2.8kw発電機を利用すれば良いだけかと感じます。
なお、オンリースタイルの充電では14.6Vで満充電まで持って行くので、CTEK走行充電器の14.2Vやすぐれもの充電器の14.4Vでは、過充電の心配は必要ないのかも知れませんが、シノポリー社のリチウムイオンバッテリーに優しいのは、13.6V+αといううなぎさん方程式により運用すれば、もっと長持ちするのではないかと考えており、それを実践して行こうと思います。
