
非常事態を示す「赤信号」が初点灯となった大阪府ですが、昨晩の娘のお迎え後の帰り道で、エキスポシティの観覧車も真っ赤に染まっていました。

走行中の車から娘に撮ってもらったので、ブレブレですが…。
中央環状線を挟んで反対側にある太陽の塔もほんのり赤く染まってました。
大阪の医療現場で重症病床がひっ迫しているそうですが、医療の現場に居ない私達にはなかなかその実感が湧かないというのが現実です。
コロナ禍の外出にも一定のルールを基に、自制しつつも出掛ける機会が出て来ていたところでの、不要不急の外出自粛要請というのも、なかなか効果を得ることが難しいというのは目に見えています。
しかしながら、ここまで感染が増えてしまったことには、ルールを守れなかった人たちの現実があるのも事実です。
年末年始の子供たちの帰省を前に、落ち着きを見せて欲しいと心から願います。
実際のところ、私自身は元々の環境がコロナの感染の危険性が非常に薄いところにあり、野良のジュジュを保護したことで、そちらに多大な時間を取られていることもあって、感染リスクは高くありません。
それもあって、以前の様にコロナについての情報番組やニュースを積極的に見ることもなくなったのですが、今朝は偶然に、出勤時の車で付いていた関西ローカルの情報番組に、吉村大阪府知事が出演されていました。
その中で、腹立たしかったのが、国会でのコロナ特措法の扱いです。
知事も嘆いておられましたが、緊急事態宣言時にあれだけ話題に上って、知事の権限を増す必要があると改正の必要が言われていた特措法が、国会で全く審議されていないというのです。
野党については、いつもの与党の追求、批判から始まって、安倍前首相の桜を見る会の書類が出て来てボルテージが上がったのか、そちらばかりに一生懸命で、等閑になっているようです。
特措法が議題に上がっていないわけではないそうですが、その時期が国会の閉会が迫ってからで、審議する時間もないというのが現状のようです。
新政権の携帯料金の話題は大きな動きがありますが、今現在、都道府県の長がGOTO含めて強力に動きたいと感じる中であれだけ不備だと言われた特措法にメスが入っていないとは、国会って一体何なんだろうと感じます。
大阪維新は国民の感覚に近い感性を持っているとは感じますが、所詮は地域政党であることが残念に思えます。
与党野党共に、国会議員で国民に近い感覚を持った人は居ないのか…。
優先順位がおかしな国会を何とかしたいものです。