その方向に目をやると、そこには鼻を黄色い鼻水で汚したPちゃんの姿がありました。

Pちゃんは私達の方を見ていますが、以前の様に寄っては来ません。
そのPちゃんの居た場所は、以前にPちゃんにチュールをあげていた時に奥さんが声を掛けて来た、飼い猫の居るお宅の駐車場でした。
ジュジュを保護したと伝えると、感謝して下さった猫好きな方のお宅です。
ご主人がご飯をあげていると聞いていたのですが、昨日の朝もうちの奥さんが見掛けた時は、そのご主人の後についてご飯をもらっていたそうです。

そして、今朝も同じところにPちゃんの姿がありました。

夜には見掛けないので、毎朝ご飯をもらいに来ているのでしょう。

でも、以前よりも全体がうす汚れた荒れた感じに見受けられ、何より鼻水で汚れているので、夜の寒さに対応できていないのだと思われます。

てっきり、何処かのお宅に入れてもらって寒さを凌げているのだろうと思っていたので、ショックです。

家に連れて帰りたい衝動に駆られるのですが、うちにはジュジュが居ますから、それはできません。

以前、Pちゃんがジュジュを威嚇しているところを目にしているので、一緒にはできません。
どうせ、ジュジュの為にエアコンを常時運転しているので、暖かい場所を提供してあげたいと思ってしまうので、心が痛いです。
それに、経済面やお世話の手間や時間を考えても、ジュジュだけで手一杯です。

Pちゃんに対して何もできない自分が情けなく思えてきます。

願わくば、ご飯をあげるならPちゃんの寒くない寝床も考えてもらえたらと、そのお宅の方に期待してしまいます。
まぁ、保護してケージに入れられることをPちゃんが望むとも思えませんが、他人に期待して見守るだけという残念な現状です。
