一応CTEKが制御しているでしょうから、満充電の状態で放置しなければ問題ないような気もしますが、必要以上に電圧計の数値が上がっていくのは精神衛生上は良くありません。
なので、アリエクスプレスで購入していたものの、リビングに放置していたスマートBMSを取り付けることにしました。
CTECとの相性を心配していましたが、よくよく考えればCTEKで使用するバッテリーがBMS付きなら同じことですし、私のリチウムバッテリー換装の教科書と言える「うなぎさん」がブログで機能を解説していただいていて、BMSだと負荷、つまり電気を使用することは可能で、充電のみカットされるということです。
タイミング良く、一昨日付でBMS設定についての記事もアップされていました。
文系の私は呑み込むのに時間が掛かりましたが、そうとわかればBMSを付けない手はないものの、ものぐさ太郎の自分が作業モードになるのに時間が掛かりました。
ずいぶん前からリチウムバッテリーのあるセカンドシートは開けてあったのですが…。

大きめのサイズのBMS本体の設置場所について悩んでいました。

結局、電子部品なので裸では恐いので、透明なアクリル板でサンドウィッチにすることにしました。

念のため、同じくアクリル製のパイプを短く2cmにカットして金属のネジがBMSに接触しないようにしました。
そのパイプをアクリル板に専用接着剤で固定するつもりでしたが、いざ接着剤を使おうと思ったら、キャップがひび割れていて、中身が蒸発してしまっていました。


購入店のホームセンターコーナンに文句を言いたいところですが、購入してから少し時間が経過しているので泣き寝入りです。
まぁ、あまりシビアに考える必要もないので、結局は固定せずに単なるスペーサーとして挟み込みました。
そして、バッテリー横のスペースへ横に立てて設置します。

バッテリースペース手前のメクラ板を外して、スライドして入れようとしましたが、各セルからのケーブルソケットがあるので、最終的には上から差し込むように設置しました。

ひとまず設置と接続を終えて、蓋をしてみるとちゃんと収まってくれましたが、手前のメクラ板は再度両面テープを貼るか別の方法で固定し直す必要がありそうです。

このBMSはスマートBMSで、PCやスマホで設定、確認ができるので、先ずはスマホに専用アプリをインストールする必要があります。
ネットワークカメラもそうですが、中国はこの手のものは進んでいますね。

有料ですが、アンドロイドよりも高機能とのことなので、iOS版を取得します。

有料と聞いていたのに無料でダウンロードできました。

早速、アプリを開いてみたら何の設定もしていないのにデモBMSの下にもうマイBMSが表示されています。

あっ、ちなみに私はBMSのブルートゥースモジュールが別売りとは知らずに購入し、後から追加購入したブルートゥースモジュールを取り付けてあります。

画面のマイBMSをタップすると、バッテリーの状態が表示されました。

ちょっと感動!
アリエクでの購入は、不動品の可能性を心配していたので先ずは一安心です。

当り前ですが、電圧はセル電圧計や・・・

バッテリーモニターと一致。
BMSの設定をしようと「config」ボタンをタップすると・・・

ここで課金が必要なのですね。

ストアに登録してあったクレジットカードの期限が切れていたので、改めて登録し直して無事に課金完了。
iPhoneのバッテリーが切れそうなので、iPad Miniとうなぎさんのブログ確認用のiPad Proを持ち込んで、改めてアプリでマイBMSを表示させました。

再度の課金を心配しましたが、アップルIDに課金されてるので、iPad Miniでも問題なく設定画面が表示されました。

そのままでは数値が入っていないので、左上の「BMS read」をタップ。

デフォルトでは、総容量100AHでサイクル容量80AHになっているようです。

それを我が家のオルビスの400AH&80%換算の320AHに変更します。
うなぎさんは90%換算の360AHに設定されているようなので、ここはまた考えます。

充電時、放電時それぞれのカットオフ&復帰電圧についても、改めて変更するかも知れません。
ちなみに右上の「BMS write」で設定確定です。

メインページでバッテリー容量が400AHになりました。

でも、ボトロニックのバッテリーモニターとの乖離が凄いなぁ。

一度フル充電する必要がありますね。
それと、現在はバッテリーの残量が増えないように敢えてソーラー充電をスイッチでカットしてたのですが、BMSが付いたのでスイッチをオンにしてみます。

ボトロニックのバッテリーモニターに充電表示が現れ・・・

BMS上でも充電表示となりました。
ひとまずは、BMS装着が完了できて良かったです。
