完治不能の口内炎の痛みは確実にありますが、ご飯は食べられていて、下痢もなく、少しふっくらとしているのが安定しているという根拠です。
ネットでいろいろと調べていると、ジュジュがに晩晩半錠ずつ飲ませているステロイド薬のプレドニゾロンは、ステロイドとしては最も弱い部類で、5時間程度で血中濃度は元へ戻るらしい。
そのおかげか、特に副作用らしきものも感じることなくご飯が食べられています。
抗生剤のジスロマックも耐性菌ができている可能性もありますが、時々飲ませていくつもりです。
そんな投薬を背景に、朝夕お湯でふやかしたオールウェルを規定量食べさせた後、高カロリーのモンプチ缶を半分から1/3食べさせているので、+40キロカロリーくらいになっているのではないかと思っています。
ですが、問題がないわけではなくて、オールウェルもそのままでは食べなくなっています。

そこで、トッピングをすることで食べてくれます。

ですが、表面のトッピングが無くなると…

動きが停まってこの表情で私の顔を見てきます。

こうなるともう食べてくれないので、再度トッピングを掛けるという作業を繰り返します。

そのトッピングが、犬猫のおやつとして売られているイワシの開きやちりめんじゃこを私がミルミキサーで粉末にしたものです。
現在ぶっちぎりで食べてくれるのがいなばの「かつおぶし&にぼし」を粉末にしたものでして、その食い付きには流石ちゃおちゅーるのいなばさんだ思わずにはいられません。
また、モンプチ缶は、ローストチキンとローストビーフのあらほぐし系が好きなので、オールウェルを食べた後に、そのままでも食べてくれます。

これに、「かつおぶし&にぼし」粉末をトッピングしたら、鬼に金棒の如く、ガツガツかぶりついて食べ方が一変します。

このようにとても食い付きの良くなるトッピングですが、腎臓には良くないリンやナトリウムが多く含まれていると思われます。
既に慢性腎不全となっているであろうジュジュには、出来れば食べさせたくはありません。
せっかく腎臓に配慮されたオールウェルの高齢猫用をチョイスしても、意味がありません。
しかしながら、食べてくれることが一番であるため、トッピングも止む無しと考えています。
一応、リン等を吸収して便として排出してくれるという炭酸カルシウムとキトサンからできたイパキチンというサプリメントも飲ませていても、飲水量は増えてきているような気がします。
でも、エイズである以上、口内炎の痛みで食べられなくなって衰弱していくよりも、美味しいものを食べて止む無く腎不全が悪化して亡くなる方が良いだろうという究極の選択です。
そんなジュジュですが、今日は天気が良く暖かかったので、奥さんがベランダに出してあげたらどうだろうと言い出しました。
そこで、おむつを履かせてベランダへ連れて行こうと考えましたが、何かを察したようでおむつを履かせてくれません。
仕方がないので、キャリーケースに入れてベランダへ連れて行きました。
ところが、ベランダに初めて来たこともあり、ずっと鳴きっ放しで金網を這い上って行ってしまいます。
ベランダを覆うように私が設置した金網は、メイとさつきに合わせて、上部はそこまで登るという想定はしておらず、力を掛けると通れる隙間ができてしまいます。
このままではジュジュが外へ出てしまうと考えて、無理やり降ろして、ベランダでのお散歩タイムは強制終了です。
再びキャリーケースに入れて、部屋へ戻りましたが、部屋に戻っても野生を取り戻したように鳴き続けます。
その姿に、野良時代が恋しいのかと切なくなりましたが、どうやらそうではなく、再び恋の季節(さかり)が来てしまったようです。
ベランダ散歩がそれを助長してしまったことは間違いないようです。
その後、部屋から出てしばらくすると、部屋が騒がしいので行ってみると、なんとジュジュがキャリーケースを移動させていました。
4度目の移動をカメラが捉えていました。

キャリーケースに入ると外へ出られるとでも思っているのかな???
部屋の端から端までキャリーケースを何度も運ぶとは、ほんとジュジュには驚かされます。
避妊手術を終えているメイとさつきを見ていると、ジュジュが可愛そうに思えて、早く恋の季節が終わってほしいものです。
