当初、本人の頭の中では今週末を考えていたようですが、今週末はショップツーリングがあるので、ペンキ屋さんの強いお誘いもあり、私自身もその気で居たので、昨日の水曜日に日帰りしようと考えていました。
ですが、ジュジュの問題や自身を含めた誕生日等で、間もなく車検切れのDR-Zを未だショップに入庫できておらず、ジュジュの状態も気掛かりなので、今週末のショップツーリングは断念することとしました。
そうなると、週末に前夜出発でジュジュを連れてオルビスで三男坊を送って行くという、いつものパターンが可能になるわけですが、気掛かりなのは、例のリチウムバッテリーの充電し過ぎ問題です。
現状の走行充電器「D250SE+SMARTPASS120S」+リチウムバッテリー「Sinopoly社製 400Ah LiFePO4」+「アクティブセルバランサー(シンプルBMS)」でオンリースタイルユーザーは運用しているわけで、気にする必要は無いのかも?という思いもあるのですが、セル当り3.4V(トータル13.6V)を超えるとセルにダメージを与えるという情報を目にすると、14Vを超えて充電するこのシステムにもつい不安を持ってしまいます。
そこで、バッテリーの残量を減らして調整するという原始的というか非効率な方法で過去凌いできていたものの、情報交換させていただいているオルビストさんに、「スイッチ付けたら?」と言われていたのですが、BMSがあれば全て解決するからと、その案を拒絶していました。
ですが、上手くいかなかった前回のスマートBMS取り付け後に新たに発注したスマートBMSも未だ届いておらず、今回はメインバッテリーとCTEK走行充電器の間にスイッチを設けて、サブバッテリーの充電を遮断しようと考え、火曜日の昼間にアマゾンでスイッチを注文して、昨日水曜日に取り付けようと目論んでいました。

予定通りに水曜日にスイッチは届いたものの、前日火曜日に帰宅してみると、アリエクで注文していたスマートBMSが届いていました。

前回は大量のプチプチに包んでの箱なしでしたが、今回はちゃんと段ボール箱に入っています。

早速中身を確認していると…

メイも興味がありそうです。

前回のものと比較してみると…

今回のものには、検査済みらしき緑色の丸いシールが貼られています。

でも、Bluetoothモジュールは色が変わっていて、前回のものにはこのシールが貼られていましたが、今回のものにはありませんでした。
また、各セルへの配線を刺すソケットの隣に、前回のものには無かった2つのソケットが存在しています。

これに刺すと思われるソケット付きの配線も3本入っていましたが、何に使用するのかが分かりません。


今回は使う予定はないものの、念の為と思ってPC接続用のモジュールも一緒に発注していましたが、関係あるのかな?

まぁ、大勢に影響はないので、早速アクリル板に挟んでいた以前のBMSとケーブルを付け替えて、早々に入れ替え完了しました。

で、新しいスマートBMSをオルビスのリチウムバッテリーに繋いでみました。

無事にiPhoneのアプリで認識されました。

ですが、今回もセルの電圧異常が発生しました。

続けて不良なBMSが届くという可能性は低いわけで、前回にも何となく疑っていた配線によるトラブルだと確信しました。
そうと決まれば、作業をするよりありません。
実は、その作業の為の部材は予め購入していて、BMSが届くまでに配線をやり直して確認するつもりだったのですが、ジュジュのことやらバタバタとモチベーションの低下で、未だ着手できていなかったのでした。

大量の端子の残骸です。
リチウムバッテリーのボルトがでか過ぎて、それにちょうど合う端子が手に入らず、少し小さめのものを使っていたので、供回りして接触が不安定だったので、新たにアルミ板でやり直しました。

また、おそらくこれが直接の原因だったと思っているのですが、自作のセル電圧計の配線を各バッテリーセルにプラスとマイナスをきっちりと繋いでいたので、セルバランサーやBMSの配線とは違ったものとなっていました。
ここは文系人間なので、当初先輩方の配線を写真で見てもピンと来ず、真似ができなかったのです。
なので、今回も実際に配線を当てて試して、解を導き出しました。

結果、セルの電圧異常は解消されました。
バッテリー容量等を設定し直して…

これで、今週末の島根行きでは充電し過ぎを気にせずに過ごせそうです。

せっかく、配線をやり直したものの、セル電圧計のトータル電圧表示が消えてしまいました。
2本のケーブルをひとつの端子に圧着したので、ミスがあったのだろうか?

それ以上に各セルの電圧が、BMSの数値との差が大きいのが気になります。
裏で調整可能ですが、もう取っちゃっても良いのかも。

ボトロニックのバッテリーモニターとの残量の差も問題ですが、こちらは使用している内に修正されて、似通った数値になると信じています。

以前に取りつけたスマートBMSでは、自宅2階のリビングからは接続ができませんでしたが、何故か今回はリビングからでも接続できています。
ちょっとした位置や角度の問題かも知れませんが、結構これは有難いかも知れません。


そして、アップルウォッチからもセル単位の電圧以外は確認できるので、やはり便利かも?です。

リビングで使えるならと、でかいiPadにもアプりを入れました。
ようやくちゃんとBMSが使用できるようになったわけですが、恒例の自分のミスで無駄に不要なBMSを追加することとなってしまいました。
もっとも、サポートが不安定な中国製BMSなので、故障時を考えると予備があっても良いのかも?と思ったりします。
iPhoneの有料アプリも無駄にならずに済みました。
