2021年06月01日

シリアスなモトGPとなったイタリア

先週末のムジェロサーキットで行われたモトGPのイタリアラウンドでは、モト3クラスの決勝前日の予選終了間近の転倒事故により、スイス人の若き20歳のライダーが命を落としました。

ヘリで病院へ搬送されるまでにもかなりの時間を要しており、続くモトGPクラスのスケジュールが遅れていた為、深刻な状況であると予想されていましたが、モトGPクラスの決勝レース前に息を引き取ったとアナウンスされることとなり、モトGPクラスのライダー達に多大な心理的作用をもたらしました。

レース前には亡くなったジェイソン・デュパスキエ選手への黙祷が捧げられていましたが、同じ2輪レースで共にドルナの主催ということも有り、同日ポルトガルで行われていたスーパーバイク世界選手権でも黙祷が捧げられました。

Dupasquier-maggio-2021-730x411.jpeg

日テレG+による映像では、転がって来たデュパスキエ選手のマシンに同じ20歳の日本の佐々木歩夢選手が乗りあげて飛ばされるショッキングな場面が衝撃的でしたが、転倒場所の第9〜10コーナーが上って下るレイアウトであるため、デュパスキエ選手の転倒やその後の状況も確認できない状態でした。

先ずはデュパスキエ選手のご冥福をお祈りいたします。

そのようなシリアスな状況で行われたモトGPクラスの決勝レースですが、スタートからトップを独走するかに思われた地元イタリア人ライダーでドゥカティワークスのフランシスコ・バニャイヤ選手が、2周目でまさかの転倒リタイヤとなり、ポールポジションスタートのヤマハワークスのファビオ・クワルタラロ選手が独走優勝となりました。

レースの後のインタビューから、バニャイヤ選手がデュパスキエ選手の事故死で相当メンタル面にダメージがあったと思われますが、最悪の転倒リタイヤとなっているので、本当のダメージなのか判断するのは難しいように思います。

ですが、直線でKTM機が360kmを超えるコースですから、「死」というものが選手に与える影響は大きいようです。

しかしながら、シリアスに厳しく捉えると、今回もKTMのブラッド・ビンダー選手に接触して転倒し、その転がったマシンを避けるために大きく遅れてしまったヤマハのフランコ・モルビデリ選手にも多大な迷惑を掛けたホンダの絶対的チャンピオンマルク・マルケス選手の状況は問題があると言わざるを得ません。

予選で執拗にヤマハのビニャーレス選手の後ろに付いて追い回す行為を万全でない腕をカバーする為にやむを得ないとし、ウォームアップでもバニャイヤ選手の後ろに付いて追突しかけていましたから、危険極まりないと言えます。

マルケスの諦めないところは、観戦していて面白さを感じさせてくれますが、実際に選手がシリアスを感じる状況であるなら、完全ではないからと後追いする行為は止めさせるべきであり、そのようなことをしなくとも走れるようになるまで、参加するべきではないと思います。

もっとも、今後マルケスが腕の痛みを克服して以前のような走りができるのかも不確定な状況ではありますが、まやかしの行為で多少順位が上がったとしても、元チャンピオンのマルケスですからそんなの何の価値もないでしょう。

我らがバレンティーノ・ロッシも多少の追い上げに留まり、満足のいくレースではなかったので、やはり世代交代を意識させる結果です。

そして、モト2とモト3に参戦するレオパードレーシングがSNSに投稿した写真が、それを強く感じさせると共に驚きです。



なんと表彰台に上がった3人が一緒の5年前の写真なのですから。ひらめき
posted by かわいいHERO at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣レース関係
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