保護猫であるあやめちゃんは、2週間のトライアル期間の後、我が家で飼っていくことに問題がなければ、そこで改めて正式譲渡となります。
メイとさつきの時も同じだったわけですが、今回違うのは、既にメイとさつきが我が家には居るという部分です。
あやめちゃんが正式に我が家の家族となるには、先住猫となるメイとさつきがあやめちゃんを受け入れてくれることが不可欠です。
ですが、家族の帰宅時さえ普段から逃げ惑う人見知りの激しいメイとさつきですから、この件のハードルは低くはありません。
昨年末のさつきの入院時には、帰宅したさつきに対してメイが威嚇を繰り返し、本当に困りました。
案の定、あやめちゃんの存在に得体の知れない物がやって来たという風な警戒態勢マックスの状態となりました。

あやめちゃんのケージを置いた近くにある自分たちのケージには寄り付くことなく、最も遠いテレビボードの上から動きません。

箱に入り込んでこの表情です。

これまでの経験から、家を出ている男の子達が帰って来た時にも同じような状況になるのですが、こうなると困るのがご飯を食べなくなることです。
いつもはケージ内で食事をさせていますが、ケージに寄りつかないので、昨日はテレビボードの上にご飯を置きましたが、ほとんど食べません。
でも、食べずに体調を壊してしまえば、それこそトライアル中止であやめちゃんは我が家の子となることが出来ないので、食事は何としても取らせないといけません。
なので、ジュジュの為に買って残っていた総合栄養食のチュールを与えてみたら、ちゃんと食べてくれるので、最悪の事態は避けることが出来そうです。
昨年末には、何も口にしてくれなかったことを思えば、少し楽観的に見れそうですが、念のため、夜は早めに寝室に移動させて、そこでご飯を食べさせてみると、あやめちゃんの気配のない寝室では、いつも通りにリラックスできているようです。
エアコンの問題もあって、当初は、あやめちゃんも寝室に連れて行くつもりでしたが、この状況にあやめちゃんには、夜はエアコンを付けたダイニングのケージ内で過ごしてもらうことにしました。

そのあやめちゃんはと言うと、そんなことは関係ないと言わんばかりの無邪気さで、新たに与えたブタさんのぬいぐるみと戯れています。
メイとさつきが寝室に移動してからは、ケージの外に出してもらってLDKを端から端まで走り回っています。
手先を床で動かすと、一目散に走って来る遊び大好きな仔猫ちゃんで、おもちゃが無くてもいつまでも手で遊んでくれます。
エンドレスなので、こちらが音を上げますが…。

天真爛漫とはあやめちゃんのためにある言葉かと思います。
とにかく、小さく走り回る姿が愛らしく、メイとさつきが我が家に来た時との違いに驚いています。
あやめちゃんは多分誰にも人見知りしないのでしょう。
そんなあやめちゃんが怖くて「シャー」と言ってしまうメイですが、あやめちゃんが気になるので、時々あやめちゃんのケージを覗きに行きます。

そんな様子を遠くからさつきが見下ろしているという今朝の我が家です。

トライアル期間は延長もできるということなので、ゆっくり慌てず、メイとさつきにあやめちゃんの存在が日常となり受け入れできるようにして行きたいと思っています。
保護団体さんのインスタにあやめちゃん・・・まだ正式にはジルちゃんですが、上げられていました。
トライアルが上手くいきますように。
