保護団体の方のお話では、一度保健所に収容された仔猫だったそうです。

おもちゃがあれば、延々と遊び続け、疲れたらダイニングテーブルの下の椅子の上か、メイとさつきのケージの上段で寝るというマイペースぶりを発揮しています。
あやめのために買ったブタのぬいぐるみもよく遊んでくれます。
メイとさつきのために買ったおもちゃもほぼほぼあやめが遊んでします。

そんなあやめですが、正式に我が家の子となるためには、メイとさつきとうまくやっていけることが前提となります。
10日を過ぎて、メイもさつきもあやめの存在自体には慣れて来て興味があるようですが、スキンシップとなるとなかなか難しいものがあります。

メイとさつきにも、あやめに対しての温度差が出てきており、メイはあやめと顔を突き合わせても起こることもなく、受け入れてくれているようですが、さつきはあやめが近づくと「シャー」と威嚇してしまいます。

かなり距離は近づいたものの、怖いもの知らずでとにかく遊びたいあやめは、メイやさつきと遊びたくて追いかけてしまうのです。
メイの場合は受け入れつつも、あやめが飛び掛かって追いかけて来るので、結局最後は逃げざるを得なくなるのです。
また、遊びが過ぎるので、噛み癖もあり、不安が残るところで、保護団体の方に奥さんが相談してみたところ、仔猫同士で居ると、お互いが嚙むことで噛んではいけないということを学ぶらしいのですが、成猫の場合は仔猫に加減してしまうので、威嚇するか逃げるしかないのだそうです。
あやめにそれを覚えさせるには、あやめを預けて仔猫と一緒にしてもらうか、別の仔猫をお借りするしかありません。
別の仔猫を新たにお借りするというのは、メイとさつきに新たに負担を与えてしまうことと、一時的に預かる仔猫ちゃんにも負担になるので、あやめを預けることにしました。

今朝はメイとは更に距離が縮まっていたり、いざ預けるとなると寂しくてやめたい気持ちにもなりますが、既にお願いして連れて行くことになっていたので、取り敢えずは連れて行きます。

ジュジュのキャリアを使用して、シエンタに乗せます。

移動中は、キャリアの中で鳴くので、助手席の奥さんが抱っこすると大人しくしていました。
やはりあやめはジュジュと同じでドライブが好きみたいです。
保護団体の方のお宅へ到着して、奥さんが状況を説明したところ、当初の予定よりも短くして、まずは2.3日お預かりしますと言われ、そのままあやめを預けてきました。
我が家ではあやめという新しい名前でしたが、またジルちゃんと呼ばれるのでしょうか。
帰宅しても、「あやめはどうしてるかな?」と考えてしまい、既にあやめちゃんロスに陥っています。

矯正が上手くいってもいかなくても、あやめを迎えに行く日が待ち遠しいです。
