そこで考えるべきは、このボトルをどこに配置するかです。
シンク横に置くというのでは、これまでのペットボトルの放置と大差ないのでそこは何とかしたいところです。
そして、よく考えた上で上部の収納から吊り下げることにして、それに必要な部材もコツコツと準備していました。

当初は木材で棚のようなものを作ろうかとも考えたのですが、同じような木目の材料(シール含め)が手に入らないのと、木材となると強度を出すためにはそれ自体が結構な重量となってくるので、見た目もシンプルにフレームで吊り下げるイメージとしました。

コーナンプロで部材を探していて、偶然、丁度良さそうな長さのネジ棒があったので、それを利用するべく先ずはキッチン上部の収納へアクセスします。

ここへの荷物の収納を考慮して、ここにボルトの突起を作りたくなかったので、つめ付ナットを利用することにしました。

仮組するとこんな感じです。

つめ付ナットかた上部にネジ棒がはみ出さないように浅くねじ込む形になるので、収納の底板の反対側にワッシャとナットで緩まないようにしました。
既存のタオルハンガーは、移動しても問題が出るだけなので、そのままにして逆に利用するつもりです。

正面から見るとこんな感じ。

4Lボトルを使用するに当たり、最も気になるのはその重さです。
仮組ですが、実際に水の入ったボトルを載せてみましたが、強度的には大丈夫そうです。

発電機室の扉の開放に使っている荷物固定用のフック付きのゴムロープで固定してみましたが良い感じです。
ですが、ここで問題ア発覚。

シンクの蓋を開けようとすると・・・
ネジ棒が長すぎて干渉してしまいます。


ロックまで蓋の厚さの分だけ届きません。

仕方がないので、グラインダーでカットすることにしました。

新聞紙で覆ったものの、鉄粉まみれになってしまいました。

相変わらず素人仕事の王道です。

切断した部分もこんなに長さが違うし…


まぁ、プロのお仕事なら一旦外してちゃんとした場所で切断するのでしょうが、ズボラ素人は仮組のまま切断しようとするのでこうなるんです。
でも、それも想定内でやっていますから、気にしません。


干渉せず、シンクの蓋が開くようになったので、これでOKです。


切断したネジ部分にカバーをして本組してこんな感じになりました。

コックを捻るとこんな感じで水が出ます。
但し、万能と思えたこのボトルも実は弱点がありました。
ボトルのネジ式の口にコックが付いていますので、かなりしっかりと正確にねじ込まないとコックの元から水が漏れるんです。

水の補給や入れ替えの際に都度開けるところですから、その度に強くしっかりと締める必要があるので、ここはちょっと盲点でした。
また、ペットボトル運用なら2Lですが、重量もこの半分ですから、強度的には大丈夫だとはいえ、心理的にはあまり重量を増やしたくなと思うところがありました。
そんな時、というか昨日なんですが、偶然に今度は100均セリアのウォータージャグを知ってしまいました。
容量が1.75Lと小ぶりなウォータージャグボトルですが、ひょっとしてこのフレームに載るのでは?

早速、職場近くのセリアでゲット!
ダイソーのウォータージャグは330円でしたが、セリアのこいつは小型ということも有ってなんと110円です。
まさに100均です。


水を入れて置いてみました。

タオル掛けが干渉するので前部分のフレームにしか載りませんが、ゴムで前から押さえてやると固定はできそうです。

元々ウォータージャグですから、クリアで清潔感もあって良いですねぇ。

コックの形状から、水を出すと外へはみ出しそうでしたが、ギリギリシンク内に落ちました。
基本は飲用でコップで受ける前提なので問題なしです。

さて、どちらのボトルで運用するか?…悩みます。
まぁ後は使っていく内にどちらか決まってくると思っていますが、取り敢えずはこのセリアのウォータージャグを使ってみて、補給用の水を4Lボトルにストックしておこうかと思います。
それなら何時でも入れ替えできますから。
でも、どのボトルを利用するにしても、基本的には漏れなくても、どうしても一時的にコックの水が少し垂れてきたりということはありそうなので、シンクの蓋を閉めている時には、コックの下に何らかの受けを引っ掛けるようにしようと思います。