良く月曜日が雨ということで、予定していた作業には良くないらしく、予定が詰まっている中、時間を無駄にするのも勿体ないので、急遽申し込んだばかりの「KANSAIウオーク2021」の3つのコースの内の大阪編にチャレンジすることにしました。
初めてで時間が読めないので、うちの奥さんには早目の出発を提案するものの、結局いつもと変わらず9時を過ぎてから家を出ることとなりました。
先ずは大阪梅田に出て、開店直前で長い行列の阪急百貨店の横を抜けて、大阪メトロの谷町線でスタート地点の天満橋駅へ。

地上へ出てから、使用するスマホアプリ「ALKOO by NAVITIME」を起動して、スタートボタンをタップします。

スタート地点とゴール地点だけボタンをタップすることで、その間の経路は位置情報で把握するようになっています。

そして、アプリに表示されるルートに沿って、ウォーキングのスタートです。

早速、最初の訪問ポイントである大阪城が見えてきました。

ちなみに、今回のウォーキングのお供には、先日ヨドバシ梅田で調達した、「FUJIFILM X100V」を連れて行きます。
コンデジなので、レンズ交換はできませんが、センサーは同等でレンズ交換式よりも圧倒的に軽いのがウォーキングにはピッタリです。
スマホで良いじゃんと言われそうですが、ファインダーを覗きながらの撮影がしたくて導入しました。
よってこの記事の写真は基本的には「FUJIFILM X100V」のものですが、望遠や広角が必要な時には、これまで通りの「HUAWEI Mate20 Pro」併用です。

2つ目のポイント「ミライザ大阪城 」の前を通って天守閣広場へ。
良く晴れたので、愛用のフィルムシミュレーション「Velvia/ビビッド」で良く映えます。

今回は天守閣には登りませんが、その前で各地のお城や観光を宣伝する為のブースが出来ていて、和歌山ラーメンのリーフレットをいただいたり、お土産物なんかを見ていても楽しかったです。


天守閣を過ぎてお堀に沿って歩いていると、お堀の中に数人のダイバーが…。

どうやら、ボランティアダイバーによるゴミの掃除らしい。

読売テレビも取材に来ていました。

いきなり、こんな大物が引き上げられたようです。

永らく訪れない内に、大阪城公園も居心地の良い空間になっているようで、森之宮からの入口付近は、何となく天王寺公園のテンシバを思い起こさせるような空間でした。
そして、森之宮駅を過ぎてすぐの所に次なるポイントです。

ビルの間に佇む「鵲森宮(かささぎもりのみや)神社」です。
これを略して森之宮なんですね。

神社ということで、お参りの後、奥さんは御朱印をいただきます。

聖徳太子が創建した唯一の神社だそうです。

どんどん進みます。
その先をしばらく歩いて「玉造稲荷神社」へ。

小さな神社かと思いましたが、登ってみるとそこそこ立派な神社で、七五三のご家族が大勢居られました。

次にやって来たのは「カトリック玉造教会」。

聖徳太子とは関係ないんじゃ・・・と思いながらも、細川ガラシャは有名ですね。

こういう機会もなかなか無いので、礼拝堂を見学させていただきました。

その先に突然現れた井戸は、次のポイントでガラシヤの夫である細川忠興屋敷の台所の井戸であった
と伝えられる「越中井」。

次いでだだっ広い公園となっている「難波宮(なにわのみや)跡」を通り過ぎますが、その向かいにある「国立病院機構 大阪医療センター」へは、長男が小さい頃、何度も足を運んだことを思い出しました。

上町筋を南に下っていると、何やら列ができていると思ったら、「中華そば うえまち」というラーメン屋さんのようです。
お昼時間ということもあるかも知れませんが、凄い人気ですねぇ。

そして、上本町3丁目から空堀商店街に入ると、珍しいチンドン屋さんに遭遇。
閉まっているお店も多いものの、おしゃれな飲食店なんかが多く、なかなかのに卑猥でした。

谷町筋を渡ったところの高級食パンのお店が何故かうちの奥さんは気になったようで、立ち止まっていると、お店の方が別のカップルに次いで私達にも試食用の食パンをくれました。

私の感想は・・・んん、まぁ高級食パンの味だ・・・ってことでスルーしました。
この時点でもう13時となる時間だったので、昼食を済ませることにして、カキフライ定食のあるお店に入ろうとしましたが、扉を開けるとカウンターの向こうの大将らしき人が申し訳なさそうにバッテンマークを出して来たので、駄目な理由はわかりませんが、別のお店へ。

それがこちらのてんぷら屋さん「空堀天ぷら飯 から天」さんです。
常に人が待っていたので人気のようでしたが、入って納得の良いお店でした。

揚げたてをお皿に追加していくスタイルで、私も奥さんも「おすすめ天ぷら飯(えび2尾・かしわ・玉子・明太子・野菜2種)950円」をいただき、この日の単品メニューに白子を見つけた奥さんの為に奥さんは白子を追加。
でも、結局食べ切れないと、私が丸々1本揚げられた明太子を2本も食べることになりました。

ご飯もお代わりしたのに手伝って、2杯半近く食べて私もお腹パンパンでした。


食後は、ウォーク再開で商店街から南への路地を抜けますが、ギャラリーやおしゃれなカフェなど、素敵なお店が点在していました。

そしてやって来た次なるポイントは「高津宮(こうづぐう)」。

こちらも登ってみるとなかなか立派な神社でした。

南側は石畳が続いていて、こちらがメインの参道のようです。

参拝、御朱印をもらった後はこの石畳をさらに南下して、千日前通を渡って真言坂を上ります。

そして、次なるポイント「生國魂(いくたま)神社」へ到着。

通称「いくたまさん」という大きく立派な神社でした。

その「いくたまさん」を南に下っていると、広い車道の両端にお寺が続く通りが…。

お寺が続く道の先に「いくたまさん」があるんですねぇ。

その先をくねくねと次のポイント「家隆塚(藤原家隆墓所)」はサッと済ませて、その先のポイント「愛染堂」へ。

お参りと書き置きの御朱印を頂戴して、次はそのお隣の「大江神社」です。

なんと手水舎で猫ちゃんが水を飲んでいました。


で、回りを良く見ると・・・

珍しいシャムちゃんが居たり・・・

こっちにも、あっちにもとたくさんの猫ちゃん達が居ました。
きっと宮司さんが面倒をみておられるのかも知れません。

そして、ルートだと思って登ったこの「清水坂」ですが、登り切ってスマホでルートを確認したら、ルートから外れてました。


再び下って次のポイント「清水寺」へ。

そう言えば、京都の清水寺にもこんな所があったような…。

またもや坂です。
そして谷町筋に戻ってさらに南下して、ほぼ天王寺駅に近いところの「堀越神社」へ。

もうゴールの天王寺駅はそこですが、コースはまた離れていきます。

四天王寺参道と掲げられた道を通り抜けて、

四天王寺へやって来ました。

流石に立派ですね。

でも、この時点でわずかに16時を過ぎてしまって、奥さんが欲しがっていた御朱印はいただけずです。

私が早く出ようと言ったのに、そうしなかった奥さんの自業自得です。
まぁ、天王寺からはすぐなので、機会があれば付き合ってあげようと思います。

南側の門からさらに南下して、やって来たのは「久保神社」でさっとお参りだけ済ませて、

次のポイント「河堀稲生(こぼれいなり)神社」へやって来ました。

あっ!黒猫ちゃん!と思っていたら、もう1匹黒猫ちゃんが居ました。

そして、最後は天王寺駅方面へと戻りつつ四天王寺横の「庚申堂」へ。

御朱印をもらって、天王寺駅へ向かって歩いていると、遠くに通天閣が見えました。

遠くなので、スマホの望遠です。

そして、ようやくゴールの天王寺駅へ。

駅の前で、奥さんと一緒にゴールボタンを押しました。

13km弱のコースのはずが、歩いた距離を確認したら20kmを超えていました。


奥さんがもう限界で足が痛いというので、サンマルクカフェで休憩して、

帰りは空港リムジンバスで帰宅することにしました。

予定30分のところ、30分も掛からず大阪空港へ到着しましたが、足が痛いと言い出した奥さんと歩いて帰宅するのに相当時間を要しました。
おまけに、ご飯が作れないからと娘の夕食をセブンイレブンで調達しようとしたものの、これというものが無く、吉野家で牛丼と唐揚げを買って帰りました。
私も昼間の明太子の天ぷら2本が効いたのか、全くお腹が空かずで、日を跨いでからお茶漬けを食べました。
まぁ、それくらい疲労が溜まっていたのでしょう。
無事にクリアできた「KANSAIウオーク2021大阪編」ですが、うちの奥さんは足の裏に血豆が出来ていて、それをかばう様に歩いたおかげでくるぶし前辺りの骨が痛いと言い出して「疲労骨折してるかも?」なんて言っていましたが、今朝、整形外科まで乗せて行ったら、骨折はないということのようです。
とはいえ、後の京都編と奈良編が不安でしかないのですが…。
