2021年11月18日

高齢化日本の現実を見た

昨日の朝に朝マックしたマクドナルドの壁にこんな求人が貼られていました。

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良く見ると、「セカンドライフ」だとか

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「生涯現役」だとかの文字があって、

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募集のターゲットが高齢者であることに気が付きました。たらーっ(汗)

そう言えば、地方のマクドナルドに行くとお年寄りが働いているケースを良く見ます。

少子化で都会の様に若い子がアルバイトというわけにはいかないのだと思います。

でも、元気ではつらつと働いておられる高齢の方にはこちらも元気をもらいます。

そして、高齢者と言えば、昨日お葬式だった叔母さんの年齢は94歳でした。

我が家の一緒に住むおばあちゃん(私の実母)の7人兄弟の一番上のお姉さんだったのですが、既に施設に9年間も入所していて、家族のこともわからなくなっていたようで、私も入所されてからは会っていません。

そんな7人居たおばあちゃんの兄弟も現在はおばあちゃん含めて4人だけになり、全員がパートナーに先立たれているという状況です。

うちのおばあちゃんは下から2番目で、末っ子のおじさんはゴンタの元飼主でずっと前に亡くなっているので、残っているおばあちゃんの兄弟は全員年上です。

その中のひとりで津山の10kmほど北に住んでいて、昨日送って行った叔母さんの生活環境は衝撃でした。

入口に土間のある大きな昔の家屋の他にいくつもの農業等の為の小屋があるのですが、家に鍵を掛けることは無いと笑う足の悪い叔母さん一人で何ができるはずもなく、家屋は傷み放題、小屋は崩れないのだろうかと心配してしまいます。

大型犬が鎖につながれていましたが、叔母さんが散歩させられるわけもなく、ご飯こそもらってはいるものの、自由が無く可哀想な状態でした。

私を見て一生懸命尻尾を振ってくれるのですが、大型犬で初めて会った子なので、私自身も怖くて近寄れませんでした。

見えないところからももう1匹の鳴き声が響いて来て、その状況に胸が締め付けられました。

その広い敷地内の一部に息子さんの現代的な家屋があるのですが、近くでも行き来はほとんど無いようです。

なので、迎えは私の実妹が行き、送りは私というわけです。

もう一人の叔母さんも段々畑の中にあるようなところに建つ昔の大きな建物に一人で住んでいると言います。

農家として葡萄を作られていたそうですが、今は手入れができないので、今となってはその沢山の木からできる葡萄を身内用に収穫するだけだと言います。

残る一人は叔父さんですが、こちらはおばあちゃんの生家でもあり、これまでも何度も行っています。

年末ゲゲゲの旅−3日目 (2010年)

男3人オルビスで夏休み −1日目− (2015年)

お葬式と奥津温泉の昼食難民 (2015年)

法事で鏡野町へ (2016年)

記事にも出てきますが、先日もお米をいただいた叔父さんで今も農業をされ、牛も飼っておられることから足腰もしっかりしていて女性陣に比べてすこぶる元気です。

とは言え、娘さん(私の従妹)の話では夜暗くなっても動き回っているとのことで、事故に有ったら集落のみんなにん迷惑を掛けるから…と心配していました。

元気とはいえ、男のひとり暮らしとなるので、やはり家の中は大変だそうです。

それからすると、フロア違いであまり接点がないとはいえ、毎日顔を合わせる我が家のおばあちゃんは安心な気がしますが、今回、実妹よりおばあちゃんが近所の業務スーパーで迷子になった話などを聞いたらしく、痴呆の傾向があると聞かされて心配しています。

結局、残る兄弟4人も全員ボケてきてしまっているということで、ショックを受けているところに、大阪の南部のスーパーマーケット「コノミヤ狭山店」に乗用車が突っ込んだというニュースを知ります。

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89歳のドライバーが87歳の男性を死亡させ、90歳の自分の妻が重傷を負い、他に77歳の女性にも怪我を負わせたという事故に関わった人すべてが高齢者という内容に愕然としました。

少子高齢化は今に始まったものではありませんが、色々と目にすることで何とも言えない現実から逃げたくなります。ふらふら
posted by かわいいHERO at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ニュース、時事・社会問題
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