FIPの状態を見るうえで、血液検査による蛋白分画検査というのが重要で、あの富士フィルムが検査を行っています。
3月6日にFIPを疑って初めて検査した時の波形がこれです。

右のモデルとなる正常波形と比較して、FIPの場合は5番の波が高くなるようです。
そして、約2週間後の23日に検査したものがこれ。

総蛋白TPが基準範囲を上回っており、Mutianを投薬しているのに…と絶望したものの、炎症値は正常範囲内に戻っていて、腹水も抜けたので悪いことばかりではなく、あとからネットで寛解した猫ちゃんのデータと比べてみると、その子も一時的に上がっていたので、悲観するものでもなかったのかも知れません。
但し、この結果を受けてMutianの投薬量を通常よりも50mg増やしました。

そして、前回は回復傾向を見せてくれたので少し安心しつつも、ドライタイプの混合疑惑で心配しながらの今回の結果でした。

結果はこの通り、波形としてかなり理想に近づきつつあります。
体重増加と共に更に50mgの投薬量増加で順調にウィルスを抑え込めているものと見ています。
この時で投薬45日目ですから84日の半分ちょっとというところですから、これから間もなく正常波形に戻ってくれるものと期待しています。

データが示すとおりにあやめ自身は元気いっぱいで、チュール系を見せるとこの通り飛びついてきます。

四六時中、あやめのことを考えているので、必然的にどんどん愛おしくなってくる今日この頃です。
