
今日の帰宅は、サンバートラックの向こうにあるブルーのクラウンハイブリッドとなります。
理由は、退職してもらった中年社員君の後任として採用した還暦社員さんが、ようやく月曜日から出社の運びとなったからです。
これまでは、基本的に車の持込みにて採用して来たのですが、今回は住まいがやや遠く、ご本人が電車通勤を希望されたことにより、駅からの脚と業務中に使用する車として、サンバートラックを提供することとなったからです。

カラーリングに『ハードカーゴ』キャリアと自分仕様に仕上げた農道のポルシェが脚でなくなることは、正直に言えば、少し残念です。
どんな狭いところでも、取り敢えず進んで行けた気易さは、まさに相棒と言う感じがしていましたし、何度も行った和歌山等への軽トラツーリングも、軽トラだからこその楽しさであったと思います。
気が付けば通勤以上に多くの楽しみを与えてくれていたんですよね。
しかしながら、元々は荷台にオートバイを乗せるというのが最大の目的であったのですが、次男の事故で手持ちのオートバイも人に貸しているXR100Rを除いては、処分してしまっているので、もうオートバイを運ぶという役目はありません。
なので、良い機会なのかなとも感じています。
当初は、新しい通勤車にはサンバー同様の軽自動車で、バンかワゴンでもと考えていました。

だって、マニュアル操作が楽しいんですもの。

でも、車が必要と聞きつけたトップが、自分が乗り換えたいが為にクラウンハイブリッドを提供すると言い出したのです。
流石にこれから入社する人間に提供する車ではないですし、業務上は軽トラの方が100倍役に立つので、クラウンの方を私が乗ることにしたのです。
軽トラからクラウンで、周りから見たら喜ばしいチェンジの様に思えるでしょうが、そもそもは約10年前に私が乗るはずだった車です。
と言うのも、トップが5年で乗り換えると、その前車が私の所に来るという暗黙のルールがあり、当時、トップはレクサスコンバーチブルの新車に乗り換えることになっていたのですが、レクサスコンバーチブルが価格的にクラウンハイブリッドよりも装備が劣るからと、あろうことか、もう一台、形見として所有していた古いジャガーを持って来たのでした。
残念ながら、ジャガーのそのでっかすぎる車体は、我が家に乗って帰ることは困難ですし、業務使用も厳しい為、私には手に負えず、手放さざるを得ませんでした。
元々、エコが叫ばれる風潮の中、自分ひとりでの通勤で、大きな車を使用することに抵抗があって、サンバーでの通勤を考えていたので、ジャガーを処分してサンバーがメインカーとなったわけです。
そんな経緯があることから、私自身は15年落ちのクラウンハイブリッドに今更の喜びはないですが、脚が無いのは困るので、今日からメインカーとなります。
まぁ、来月には、未だ施設入所中ではありますが、次男が手動装置での運転ができるようになる予定で、退所後は、次男がシエンタをメインに使用することにせざるを得ないことから、このタイミングでの私の軽トラから乗用車への変更は良かったのかも知れないと思っています。

まぁ、サンバーも還暦社員さんが乗って帰るわけではなく、比較的駅に近い駐車場に置いておくことになるので、私も荷物の運搬等で必要であれば借りることはできるので、今生の別れというわけでは無いのが救いです。
