パソコン用のPS/2ケーブルが利用出来ることはわかっていますので、会社の倉庫に放置された使わない古いPCから、マウスとキーボードを接続する為のソケットを取り出してみましたが、改めて過去の写真で確認してみると、後部のカメラへと接続するケーブルはメスのソケットであることが判り、キーボードとマウスからケーブルを切断してオスのプラグを調達しました。

テスターを使って、ケーブルとピンを調査してみると、マウスのケーブルにはアース線が無く、キーボードのケーブルには4線+アース線があり、ケーブル自体もしっかりしていたので、運転席側と後部側共にキーボード用を利用することにしました。

そして、木曜日の夜に未明まで掛かって、ケーブルを完成させました。
新規導入したダッシュボード上のワイヤレスバックカメラのモニターには、CAMOSのモニターが接続されていたDCプラグがそのまま流用できそうなので、後部の2台のバックカメラ用の電源は、ダッシュボード下のACC配線から取ることにしました。

そして、何とか完成させた前部用と後部用のプラぎ付き配線でしたが、翌日、エンジンを掛けて試してみたものの、バック画像は映りませんでした。

新規導入したバックカメラはワイヤレスですから、後部のカメラに電源が取れていれば映りますから、電源が取れていないようです。
それもそのはずで、いざ、作成したプラぎ付きケーブルを接続しようとしたら、前部のダッシュボード側はプラグではなく、ソケットである必要がありました。
てっきり天井を通っているCAMOSのケーブルは、両端がメス、つまりソケットだと思い込んでいましたが、実は前部がプラグで後部がソケットだったわけです。
おまけにビデオ信号用のソケットも、両サイド共にオスとメスを間違えて取り付けていました。

なので、急遽ビデオ信号はビデオケーブルを利用し、CAMOSケーブルには、PS/2スプリッターを繋いでみたのですが駄目でした。
でも、よくよく考えてみると、両サイドのプラグともに同じ配列で配線してしまっているので、接続した時には反転しているはずなので、映るわけないというのは、後から気が付きました。
土曜の夜には、再び島根へ出発しなければならず、もう一からやり直す時間はないことから、今回は以前に作ったCAMOSケーブルからPS/2スプリッターを利用して電源を取り出すソケットケーブルから、新規のバックカメラの電源も取り出すことにして、前部のCAMOSのモニターを残した状態で2つのカメラを作動させました。
写真が無いので判りにくいでしょうが、以前のCAMOSのモニターはダッシュボード上から撤去して、新規のワイヤレスバックカメラのモニターを設置しているのですが、CAMOSケーブルを利用するために、CAMOSのモニター自体は繋いだ状態でダッシュボードの下に置いた状態で運用しています。
こうすることで、以前同様にCAMOSケーブル経由で後部で電源が取れるので、両カメラともワイヤレスなので何とか使えるのです。
とはいえ、運転席に転がしているCAMOSのモニターは邪魔ですし、以前のワイヤレスカメラは電波の状況があまり良くないので、後日、正しいオスメス状態で、ケーブルを作り直そうと思っています。
次回はせこく古いPCのケーブルを使わずに、フルに配線が入っているであろうPS/2スプリッターをカットして利用しようと思います。