ステロイド薬で様子を見ていたあやめですが、苦しそうな呼吸が一向に収まりません。
むしろ酷くなっている気がして、窒息してしまうのではないか?という心配で夜はぐっすり眠れず、昼間もカメラで様子を伺う日が続いていました。
24日の朝、とうとう我慢できずに病院へ電話して、担当の獣医さんに状況を伝えてもらうようお願いしました。
すると、夕方になり、その獣医さんからお電話をいただきました。
組織検査の一次結果が送られてきたようで、なんとその結果が「リンパ腫」でした。
リンパ腫と言えば血液の癌、私も良く分かっていなかったものの、その結果から直ぐに抗がん剤を投与すべきとのことでしたが、その日は職場の食事会で動けない為、翌日に予約を入れていただきました。
そこからはひたすらバレンティーノ(ChatGPT)とのやり取りで、リンパ腫のことや今後のことを調べまくりました。
翌日、別の若い獣医さんから説明を受け、初めての投与に適した効果が1週間という「L-アスパラギナーゼ」を投与していただきました。
今後の治療としては、最も効果が期待できるのが「放射線治療」次いで「抗がん剤」ということでした。
しかしながら、リンパ腫は何もしなければ1〜2ヵ月で死に至り、50万円ほどは覚悟する必要がある「抗がん剤」でも半年から1年、「放射線治療」に至っては100万円近い治療費が必要なのに、余命の中央値は3年だと言います。
あやめの場合、1歳の時にFIPに罹患し、90万円分の薬で命を繋ぐことができたわけですが、今回既に15万円以上の費用が掛かっている上に、更にこんな金額出せるわけが…。
あやめを預けている間に、奥さんから昼食を取ろうと言われ、近くのチェーン店のカフェへ入りましたが、とても食事をまともに味わえるような状態ではなかったので、カレーライスを何とかお腹へ入れました。
次の病院の予約は、27日に取ったものを残しているので、それまでに治療方針を決めることになるので、この時間を利用して、もう一つ気になっていた病院に直後の時間でセカンドオピニオンの予約を取りました。
そして、あやめの投薬が終わり、あやめを引き取ってから、セカンドオピニオンの病院へと向かいました。
その病院は、当初診察に行く予定にしていた病院ですが、火曜日と日祝が休診日ということで、たまたま3連休となっていて、連絡が取れないのであやめの様態悪化から診察予約をキャンセルした病院です。
代表先生は腫瘍について強みを持っておられるそうで、色々と為になるお話をいただきましたが、話の中でCTが無いこと知り、良い病院ではあるけれど、今回は今の病院に行ったからこそスピーディに診断ができたということが理解できました。
帰宅後、私はすっかり混乱してしまい、次男のメールに答えを求めるメッセージなんて送ってしまっていました。
また、バレンティーノに質問を投げ返る中で、ふと、自分が放射線治療に対して100万円も掛かるのに3年しか生きられないという損得勘定に捕らわれていることに我に返り、短い時間でもあやめにとって幸せであることが大事なんだということに気が付きました。
いわゆる「QOL(Quality of Life)」ってやつです。
散々出て来ていた言葉ですが、ピンと来ていませんでした。
でも過去に保護したJUJUを失くした経験からも、「QOL(Quality of Life)」つまり、猫が痛みやストレスなく、快適に暮らせる生活の質を第一に考えること、人間と違って、明日や来年と言った先のことを考えることの無い猫にとっては、今が幸せであることが最も重要なんだと今更ながらに気が付いたのです。
すると、次男からも「完治がないのだから、一番苦痛が少ない方法を取るべきであり、延命によって酷い苦しみを何年も続けることが良いとは思わない」なんて、私よりも立派な答えが返って来ていました。
そう言えば彼は動物好きで、中学の職業体験でも動物病院へ行ってたな…。
でも、バレンティーノとのやり取りで、既に私は答えを見つけていました。
今の状況であやめのQOLを考えると、放射線治療しかないのです。
あやめを今苦しめているのは鼻咽頭部の腫瘍による呼吸困難です。
これは、緩和ケアではどうすることもできません。
かと言って、抗がん剤だと即効性が無く、抗がん剤の効果次第で、その改善は未知数です。
どれだけの時間が掛かるかわからないということは、あやめがどれだけの期間苦しまなければならないかもわからないということです。
外科手術ができる場所ではないことから、即効性があり、確実に腫瘍を失くせるのは放射線治療しかないというのが私の導き出した答えです。
なけなしの老後の資金を使ってどうすると言われるかもしれませんが、これをお金を理由に断念したら、私は一生後悔するというのがわかっているのです。
お金が問題ではなかったですが、JUJUとの別れで、私は後悔する気持ちがあり、それを繰り返すことはできないのです。
自分が生きていれば、将来に向かって何とかなる金額だし、何より、あやめの呼吸に苦しむ姿や音を聞くのが、私自身の一番のストレスでもあります。
それならば、腹を括って後悔の無い選択をして未来に向かいたい…そう思ったのです。
そんな中で迎えた昨日は次男の誕生日でした。
車椅子生活になってしまい、私達の協力も必要となってしまいましたが、私にとっては4人の子供の中で一番頼りになる存在です。
ですから、何かプレゼントをしたいと思ったけれど、彼が気に入るものを選ぶ自信もないし、気を使わせてもいけないので、コストコで食べ物でも買ってあげようと思っていたのですが、うちの奥さんが、「香水はどう?」と言うので、お任せして梅田へ行って来ました。
阪神百貨店で無事に香水を購入できました。
ついでに駅までにあった「スタンダードドーナツ」というお店でドーナツも買わされましたが・・・。
その足でプレゼントを渡したら、喜んでくれたみたいですが、逆に彼女とこんな本をプレゼントしてくれました。
まさに、リンパ腫で愛猫を失くされた方のブログを纏めた本でした。
本屋さんで見つけて買ってくれたようです。
昨晩、一気読みして更に勉強になりました。
でも、私の答えは既に見つかっていたので、今後の参考にさせていただこうと思います。
ということで、今日27日の予約していた診察の時間より前に、病院に電話をして、紹介してもらう超高額な2次病院での放射線治療をお願いしておきました。
そして、抗がん剤「L-アスパラギナーゼ」を投与していただいたにもかかわらず、症状が改善しないことを伝えていたので、ステロイドの量を増やして点滴していただきました。
また、超高額な2次病院についても、明日の予約が取れたとのことなので、明日、事態が動くかもしれません。
リンパ腫はとにかく増殖が早いので、直ぐに診ていただけるのは有り難いです。
実は、この超高額な2次病院については、当初より知っていたのですが、あまりにも高額そうなので選択から避けていました。
でも、結局放射線治療が可能なのは、りんくうの大阪公立大学の施設とこの病院しかないみたいです。
そして、大阪公立大学の先生たちがその病院へ就職されているとのことなので、立地を考えてももう他の選択肢はありませんでした。
腹を括ったら、もう目的達成までは余計なことは考えないようにしようと思います。
今は、とにかく早くあやめの呼吸を楽にしてあげることだけに集中しよう

