2012年11月17日

キャンピングカー購入をご検討中の方へ

「キャンピングカーに発電機?」
「そんなもん要らない!」
少し前まではそう言われていました。
オートキャンプ場では、ほとんどが発電機は使用できないので、AC電源サイトを利用することになり、確かに必要ないということにはなるのですが、ハイシーズンのキャンプ場の電源サイトは予約でいっぱいというケースは珍しくありません。
キャンプそのものが目的であれば、それで良いのですが、我が家のように長期休暇を利用して、観光もしたいし、かといって一箇所でのんびり滞在していては時間が足りない。
そんな方は多いはず、というよりもそんな人たちの方が多いのではないでしょうか?
明るいうちにキャンプ場に入って、テントを設営し、食事の支度を・・・ということになると、なかなか先へは進めません。

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だからこそ、今、車中泊がブームとなり、キャンプ場ではない車内での時間をいかに快適に過ごすかという、創意工夫を楽しむ方が増えているのだと思います。
キャンピングカーというとその名の通り、キャンプをする為の車をイメージしますが、実際は少し違います。
もちろん、キャンプの為に使われている方もいますが、キャンピングトレーラーと違って普通車枠に収まる日本の自走式のキャンピングカーは、「くるま旅」のための車としての要素が強いのです。
「くるま旅」という言葉は日本RV協会が提唱している言葉で、「キャンピングカーで自分の好きな場所に、いつでも、気軽に旅立つことのできる旅」のことです。
つまり、キャンピングカーは究極の車中泊車ということなのです。
また、ここ数年は夏の暑さが厳しさを増しており、場所によってはエアコンがないと過ごせなくなってきていますし、電子レンジを使った調理器具も進化を遂げており、電子レンジによる調理の便利さも捨てがたいものとなっています。
ペットと一緒に旅行となると、なおさらです。

IMG_0088.JPG

そんな背景から、ここ最近のキャンピングカーのショーをご覧になった方ならご存知でしょうが、これまで発電機とは無縁だったモデルも小型発電機をオプションにしたり、積載するスペースを設けたりしてきています。

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しかしながら、せっかくの発電機もどこででも使えるというものではありません。
そこには、発電機の出す騒音と周りの人への配慮という問題が出てきます。
小型発電機を搭載していても、その甲高い音は防音ケースがないとまず使用できません。
また、その始動にはわざわざ外へ出て人の目を気にしながら作業をしなくてはなりませんし、燃料の問題で連続運転時間も限られます。
もちろん、雨でも外へ出て作業する必要があるのです。
なので、最近は小型発電機に車内から操作できるオプションが付いたり、別に燃料タンクがついたりしてきていますが、小型発電機の割には結構な金額になりますし、防音ケースに入れた小型発電機は、それ自体が結構な重量となってきます。
ただでさえ、重量バランスが難しいキャンピングカーが、さらにバランスが悪くなったりもします。

そこで、おすすめするのが初めから発電機の搭載を考慮してつくられたキャンピングカーです。
西のマックレー、東のキャンピングワークスがその代表的なビルダーと言えます。

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マックレーの「デイブレイク」、キャンピングワークスの「オルビス」「ディナモ(販売終了)」共に人の目を気にすることなく、車内から簡単に始動が可能です。

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特に、キャンピングワークスのオルビスシリーズは、サブフレームから発電機搭載を考慮しており、2.8KWの大容量発電機の低い音質をさらに静かに稼働できる構造となっています。

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将来的には蓄電池の性能向上で、発電機も必要なくなる時が来ると思われますが、まだまだ先のことです。
3個に増やしたサブバッテリーのみでエアコンやで電子レンジを作動させることも可能ですが、バッテリーへの負担が大きく、寿命を縮めてしまったり、再充電に走行を余儀なくされたりしますので、もちろん使用方法にもよりますが、一般論としては現在は発電機がベストな選択だと考えます。

そんな、発電機ビルダーであるキャンピングワークス社の車のオーナーが、来週神奈川県に集結します。
ビルダー主催の行事ではなく、あくまでユーザーの任意の集まりなのですが、皆さん、発電機搭載車の利便性を感じている方ばかりです。

自立型と言われる発電機搭載のキャンピングカーにご興味をお持ちの方は、ぜひ遊びにいらしてください。

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きっと、あなたのキャンピングカー選びの基準に発電機標準搭載という項目が加わることでしょう。

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私を含め、ご検討されるという方なら、何台かの車内も見ることができますので、ぜひお声掛けください。
posted by かわいいHERO at 19:57| Comment(4) | TrackBack(0) | ┣オルビス情報
この記事へのコメント
沢山来るかな〜
実は四国、長野とか各地に遠征中 我が家のキャンピングカー問い合わせあり 発電機回しては語ってます、コマーシャル用にカタログ車載してますよ(汗) 当然各地の取り扱い店の大森自動車&岡モータース&プラムフィールドとか販売店も説明して(笑)手持ち無くなりCWで10枚程貰ってきたりしてます お節介なボランティア? 
Posted by 隊長 at 2012年11月17日 21:20
>隊長さん

ユーザー向けにしか案内して来てませんから、あまり期待はできませんが、今、検討中の方なら本当にいい機会ですよね。
ショーよりも参考になるはずです。
でも、この記事自体は、将来的に検索でヒットした方向けにしかならないと思ってます。
それよりも、実物見せるリアル部隊の皆さんの方がよほど効果的ですね。
我が家は、人数多すぎて、今回以外リアルには難しいですが…w。
Posted by かわいいHERO at 2012年11月18日 00:44
二台目だったから妥協したくなかったのでオルビスかマックレーに絞られました。
近い方がいいからオルビスにしました。
あとマンボウシリーズも発電機搭載で中からエンジンかけられて停止もオプションだけど中からできますが、16iなんですよ。
音もちーっと響いたかな。
最初キャンピングワークスで買おうとしたのはルナでした。
でもユーロを見たらこのサイズがいいと思いまして、希望オプションがあるイオがお得だなと思い現在に至ります。
選択は正解です。
前のキャンピングカーは三ヶ月で不満が出たのにイオは大満足◎

Posted by アリッサ at 2012年11月21日 20:10
>アリッサさん

アリッサさんの使い方なら、オルビス以外は考えられませんねw。
Posted by かわいいHERO at 2012年11月22日 02:27
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