2013年03月25日

オルビスの販売はあと3年かも?

もうすぐエイプリールフールですね。
だからって嘘というわけではないんですが、先日の大阪のキャンピングカーショーで、キャンピングワークス社の小西社長との雑談の中で、3年後にオルビスが販売できなくなる可能性について伺いました。

その件について、自分でも調べてみようと思ったのですが、国土交通省のページやら、WEB検索してもそれらしき情報は得られなかったので、私自身が勘違いしている可能性もあり、詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです。

私が小西社長との会話から認識しているのは、キャンピングカーに対する安全基準というものが、どんどん厳しくなってきており、現在、3年後くらいに、衝突安全テストが義務づけられるかも知れないという話があるというものです。
そういう話があるとして、調べても的を得ないのですから、具体的にどこまでそういう話が上がっているのかも疑問ですし、以前から言われ続けている類のことなのかもしれませんが、私にはよくわかりません。

2001年という大昔のレスポンスの記事で、米国でのキャンピングカーの安全基準の記事がありましたので、国際標準化されていく基準の中で、そういう事態があっても不思議ではないとは思うものの、確認できていないので、やはり良くわかりません。

衝突安全基準01.jpg

しかし、万が一、そのような事態になれば、ビルダーは1台を廃車にする覚悟が必要となり、キャンピングワークス社のような零細企業では、その負担が大きく、キャンピングカー事業から手を引かざるを得ないと言うのです。
小西社長の言われることは、もっともなことであり、現在年間12台そこそこのオルビスの販売の為に、1台をスクラップにするなんていうことは、利益がほとんど吹っ飛んでしまう話です。
これだと、バンテック社やナッツ社のような、大量生産しているほんのわずかな所しか存続出来ないでしょう。
少なくとも、そういう事態になれば、キャンピングワークス社としては、オルビスシリーズの製造販売は辞めると、小西社長は明言されていました。
もっとも、それが現実となれば、ほとんどのビルダーが手を引くことになりますので、それも現状の業界を抹殺する話ですから、現実的でない気がします。
自作キャンパーなんかはどうなるのかという気もしますし…。
反面、自動車メーカーの製造する車が、どんどん安全性が高くなっていく中で、キャンピングカーって、改造車扱いとは言え、こんなので大丈夫なの?と感じることも事実です。
全体としての安全基準が高くなる一方、業界の事情から、「キャンピングカーは除く」という形で、除外や延期をしてきたものの、いつまでもそうはいかないということもあり得る気がします。

もちろん、今回も、今はそのような方針でも、最終的には緩和される可能性が高いとは思うのですが、こればっかりは、ビルダーサイドで決める問題ではないので、楽観もできません。
ただ、ひょっとすると、安全性の向上の話でもあり、生き残れる、つまり衝突テストのために1台を献上できるビルダーにとっては、自分たちで市場を独占できる可能性が高いので、積極的になるのかも知れません。
キャンピングカーショーでレンタル車を提供したり、ショー向けのカットモデルを作る余裕のあるナッツさんなんかだと屁でもないでしょう。

海外のキャンピングカーの現状も知らない自分なので、何もコメントできる立場にはないのですが、真偽はどうであれ、ほぼ完成形となっているオルビスではありますが、時代と共に手に入れることができなくなるというのは、実際、そう遠くないのかもしれませんね。

※根拠を持たない記事ですので、間違ってたらごめんなさい。爆弾
posted by かわいいHERO at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣オルビス情報
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