先日の点検時にトヨタからオイル漏れを起こしていると指摘された我が家のオルビスイオのフロントのキャンサスハイスペックですが、販売元のスマイルファクトリーさんに確認したところ、オーバーホールは可能とのこと。
最近評判が良さげなシャドウさんに変更という選択肢もありますが、詳細はバラシてみないとわからないとは言うものの、せっかく奮発して付けたキャンサスハイスペックですし、エアサスに慣れてしまっていて、オーバーホール可能なのもハイスペックだからなので、今回はオーバーホールしようと決めました。
とは言うものの、オーバーホールしている間、我が家のオルビスにはサスペンションが無い状態となります。
東京のキャンピングワークスでキャンサスを付けてもらった際、ノーマルサスをもらっていませんでした。
さてどうしたものかと思っていたら、オルビストtakekidさんから助け舟が…。
処分予定の自車から外したビルシュタインがあるということで、いただけることとなりました。

早速送っていただき、交換方法を考えます。
スマイルファクトリーさんからは、ショックのシャフトを曲げてしまうと再利用ができないから、出来れば業者に依頼してくれと言われたので、点検をしてもらったトヨタへお願いしたものの、エアサスの取り扱いがないからできないと断られ、以前サンバーの点検をお願いしたことのある、キャンピングカーから消防車等のような特殊車両も整備される職場近くの自動車工場へ確認するも、こちらもできないと言われてしまいました。
そこで、スマイルファクトリーさんに協力工場の紹介をお願いするも、お忙しいのか返事がない。
こうなると、やはり自分でやるしかないかと腹を括り、ジャッキスタンドや工具を買いました。
いつもの6tボトルジャッキに加え、今回は初めて車載されている純正のジャッキを使ってみます。

ジャッキそのままでは高さが足りないので、敷木をしてかさ上げしました。

フロントにジャッキスタンドを噛ませて、先ずは助手席側からタイヤを外して交換作業に入ります。

事前にネットでカムロードのサスペンション交換に関する情報を漁っていて、14mmの可動式ラチェットレンチと17mmのKTCのメガネレンチを用意しました。

ところが、キャンサスハイスペックのボルトは、上部が19oで下部が17oでした。

また、シャフトの供回りを防止するのに、手持ちの無い9oスパナが必要とわかり、急遽ホームセンターへ走ります。

プロではない普通のコーナンなので、コーナンブランドのレンチしかありませんでしたが仕方ありません。

でも、KTCの17oのメガネレンチは反対側が19oだったので、買ってきた19oラチェットレンチを共に利用してあっけなく緩んでくれました。

ラチェットレンチは超楽ちんで、ラチェットの無い17oの方もスパナが活躍してくれました。
9oスパナは単独での販売が無く、9oを含めたセットの17oスパナが役に立ったのです。

不安だったエアチューブも、押すだけでチューブが抜けることがわかり一安心です。

ところが、下部のボルトナットが固くて動かない。
力の入れ難いポジションということもあり、ラスペネを吹いたところで微動だにしません。
そこで、何かないかと辺りを見回して、長めの木材でてこの原理を利用してメガネレンチを動かすことに成功。

この方法のおかげで、その後の作業もスムーズに行えました。

無事にキャンサスハイスペックを取り外すことができ、続いてビルシュタインの取り付けです。
ですが、伸びた状態のビルシュタインは入らず、アドバイスいただいたナイロンベルトを使用して縮ませた状態ではめようと試みますが、ベルトを外している間に伸びきってしまってうまくいきませんでした。
さてどうするかと思案していると、オルビスの下にミーコちゃんが挨拶に来ました。

寄って来て寝転んで作業を見守るなんて、近い存在になったものです。
ミーコちゃんの登場が気分転換になり、ビニールひもの使用を思い付き、後から切って廃棄できるビニールひもでやってみたら上手くいきました。

まぁ、上部のビニールひもが挟まってしまいましたが、問題ないでしょう。

その後の運転席側は、勝手もわかって来てスムーズに取り外し完了。

こちらはビニールひももきれいに取れて、両フロントのビルシュタインの取り付け完了です。

スマイルファクトリーさんにフロントのキャンサスハイスペック送るので、ついでにリアのスタンダードも一緒に送って診てもらおうかと思い、レベラーにオルビスのリアタイヤを載せました。

ですが、実際に見ると錆や劣化はあるものの、特に不味い感じがせずオーバーホール対象でないことと、リアはクライムサスも付けているので、無駄に取り外すのはやめることにしました。

オーバーホール後の取り付けは、スマイルファクトリーさんへ行ってお願いしようかと思っているので、その際に診てもらえば良いかなと。
オルビスを出しているので、ついでに先日のmixiで話題になっていた発電機の配線端子を確認してみました。

我が家のオルビスはそこまで状態は悪くなさそうです。

でも、アップでよく見ると端子は錆びていそうなので、またの機会に対処しようと思います。

ついでに発電機のオイル交換も頭を過ぎりましたが、時間が遅くなってしまったのでこれも後日に…。
その代り、エンジン始動のチェックをしてみたところ、温かいこともあり、ノーチョークで一発始動でした。

そんなこんなしていると、隣の家の玄関にぶちゃちゃの姿を発見。

しばらくすると、ミーコちゃんも並んでゴロゴロしてました。

ビルシュタイン取り付けのチェックを兼ねて近所を走ろうとしたら、以前対処したアルミホイールに貼られたウエイトとブレーキカバーの干渉が再発。
再びブレーキカバーを折り曲げて対処しました。
気を取り直して、オルビスを動かしてると、ミーコちゃんとぶちゃちゃは未だお隣の玄関で寝転んでいました。

仲の良い2匹です。

試走の結果、問題もなく明日、サスペンションを島根へ送ろうと思います。

自力での作業にやや気持ちが重かったので、うまく外すことができて取り敢えず安堵です。