とうとう我が家のオルビスイオにスタッドレスタイヤが装着されました。
昨日4時の約束で兵庫県丹波市に店舗を構える、ヤフオクで見つけたタイヤ屋さん「タイヤショップフジワラ」さんに向かいました。
久しぶりのオルビスの運転にまた初心者状態になりながら、時間に余裕があるのでリーズナブルに途中までは国道で三田まで行って、三田西ICから現在無料実験中の舞鶴若狹自動車道に入りました。
春日ICを降りてそのまま北近畿豊岡自動車道に入り、氷上ICで降りました。
この北近畿豊岡自動車道も無料区間です。
程よい地方の感じが日常との違いを感じさせてくれ、お出かけしている気分になります。
氷上ICを降りて、ナビの言うとおりに進み、5分も経たずに目的の「タイヤショップフジワラ」さんに到着しました。

地方のタイヤ屋さんということで、立派なイメージは持っていませんでしたが、想像よりも周辺が住居系の場所でした。
でも、写真でもわかると思いますが、小さいながらも店内はタイヤとホイールにPOPが溢れ、賑やかな印象で寂れた感じはありません。
すると、おじさんが出てきて向かいのグラウンドに止めて欲しいとのことです。
その未舗装のだだっ広い駐車場にオルビスを停めて、店舗へ行ってみると、「タイヤが届いたと思ったら今度はホイールが届かないんだよ、だから今取りに行ってるからもう少しで帰ってくると思うんやけど・・・」とおじさん。
奥に奥さんらしき人が見えたので、夫婦で営んでいるのかなと思いつつも、ホイールを取りに行ってるというのでもう一人誰かいるんだろうな等と考えながら、その場で待つのも何なので、「じゃ、車で待ってます」と伝えてオルビス内で待機することにしました。
ちょっと寒かったので、発電機を作動させてエアコンを入れましたが、程なく暑くなってきたのでエアコンとジェネを切って、帰りのノーマルタイヤの持ち帰り準備をしていないことに気づき、どこに置こうかとあれこれ思案しておりました。
そこへ、おじさんではない若い人が「お待たせしてすみません、今から組みますのでもう20分ほどお待ちください」と言いに来てくれました。
「まだ待つの?」と思いながらも、急に押し掛けて無理なお願いをしているので、文句は言えません。
ノーマルタイヤは結局ダイネットのテーブルを外し、そこにブルーシートを敷いて置く事にしました。
そうこうしているうちに、組みあがったようで「車を店の前に着けてください」とのこと。
高さがあるので、お店に入らないので屋外での作業となります。
なので、雨の降らない明るいうちということで言われていたのですが、この日の予報は曇りだったので決行したのです。
作業開始となると、さすがよくわかったタイヤ屋さんです。
カムロードベースでも悩むことなくジャッキを入れて、持ち上げます。
と、ここで問題発生です。
どうも後輪を一気に持ち上げようとしたようですが、持ち上がらない。
いつもはこれで持ち上がるそうですが、リアがヘビー級のオルビスにはこの方法は無理だったようです。
すかさず、一本ずつに切り替えて、交換作業に入ります。
その時、おばさんがコーヒーを入れてくれ、おじさんにこれを読んどくようにと、キャンピングカーのタイヤに関する注意の書かれた紙をもらいました。

待っている間、おじさんといろいろ話をしていましたが、今年はキャンピングカーの需要が多く、既に30セットは納品しているようです。
地方の小さなお店ですが、息子さんがヤフオクを使って販路を確保することにより、かなり安くで提供されているようです。
安いとクチコミで来るお客さんも多いようで、安さがわからないお客さんには、近くのオートバック等行ってからまたおいでと伝えているそうです。
店内を見回すと、私が落札し損ねたブリザックもありました。

さて、アルミホールの装着において、「ナットやセンターカバーはどうしますか?」と聞かれたのですが、そのあたりのことを全く考えていなかった私は、「ナットを替えるとどんな感じになるんでしょう?」と聞くと、実物を持って来て「こんな感じになります」と装着イメージを見せてくれました。
やっぱり付け替えた方がかっこいいですね。
なので「じゃセンターキャップは?」と言うと、ごそごそと商品の中から探してやはり装着して見せてくれたのですが、どうもそれは4WD用でそれしか在庫が無かったようです。
おまけに新品ではなかったようで、少し考えて「これでよかったらサービスします」とのこと。
私はもちろん「ありがとうございます」。
で、装着したらこうなりました。

その後、全てのタイヤを交換をしていただき、

無事、我が家のオルビスイオもブリザック+アルミホイールとなりました。

息子さんはタイヤやホイールのことを良く研究されているようで、マイナーなカムロードやトラック系のタイヤにすごく詳しかったです。
ついでに夏用の16インチのことも聞いてみましたが、「ブリヂストン GL−R」についてはそこまでいいタイヤだとは思っていないとのこと。
あくまで、ハイエース用なので数値上の基準は満たしているものの、多分余裕の見方が全然違うだろうとのことでした。
トラック用タイヤの場合には、はじめから過積載を前提に作られているので、限界点の見方が全然違うということみたいです。
カムロードでハイエース用のホイールも勧められないし、どうしてもと言うなら前のハイエースのものの方が強いと言っておられました。
すっかり暗くなりましたが、夏の16インチの件はあらためてフジワラさんに相談に乗ってもらえるようお願いして、ちゃんときれいな袋に収められたノーマルタイヤをオルビスに積み込んで、お店を後にしました。
おじさんは一体一日何本作ってるのかと言うくらい、ずっとタイヤをホイールにセットする作業をされていましたが、私が帰るときには手を止めて帰りの近道を説明してくれて、家族3人でお見送りしていただきました。
お代もヤフオクと同じ131,000円にナットの分2,000円の追加のみで、ナットを締めるアダプタとカレンダーもいただき、大満足のスタッドレス導入となりました。
そして、帰りの舞鶴道を走りながら、違うとは聞いていましたが、ノーマルタイヤとの違いにビックリしました。
スタッドレスとはいえ地に足がついていると言うか、非常に安定した感覚にノーマルではキャンサスのメリットも半減だと感じました。
こんなに違うなら、夏用もすぐ替えれば良かったと思いました。
それと、これまで、スタッドレスは履いたことがないと思っていましたが、よくよく考えると前車「VWユーロバンMVウェストファリア」を中古で購入した時に履いていたタイヤがスタッドレスでした。
ぐにゃぐにゃした印象でしたが、夏用タイヤとして履きつぶしました。
それからすると、今回のブリザックはそこまでのぐにゃぐにゃ感もないですね。
まぁタイヤも日々進化しているので当然なんですかね?

とってもルンルン気分で、途中西紀SAに寄ってチェックを兼ねてあらためてタイヤとホイール眺めてました。

夜にはフジワラさんから来店のお礼メールもいただき、いいお店に出会えたと感じています。
遠方からのお客さんも多いみたいですから、可能な方はぜひ利用してあげてください。
お問い合わせは基本的にメールがいいみたいです。
タイヤショップフジワラ
兵庫県丹波市氷上町石生613-10
0795-82-1844(10:00-19:00)
fryou@orion.ocn.ne.jp
2013年4月30日追記
その後、特定のロット分でエア漏れが発生しているそうです。
既にメーカーサイドでは改善済みだそうですが、不良分かどうかの見極めが難しいらしく、タイヤ屋さんではエア充填後1日置いてエア漏れを確認しているそうですが、完全に見極めができていないようです。
タイヤ屋さんは信頼ができますが、このような問題が起こっておりますので、当ブログを見てご購入されようという方は、その点ご注意願います。