
昨日は、銀行廻りのついでに、来月に迫った家族のスマホのau更新月の情報収集のつもりで、久しぶりに家電量販店を廻ってみました。
何度かブログでも取り上げていますが、我が家の家族のスマホは全てiPhoneであり、奥さん以外は全員6sを使用中です。
6s自体はまだまだ使える端末であるものの、新品を販売する格安SIM会社でも、取扱は32GBからとなっていて、16GBは存在しません。
2年前のauへの乗り換えで、長男は自分で支払をしていることもあり、追加で64GBをチョイスしたのですが、他は全員追加なしの16GBにした結果、ストレージ不足を嘆くこととなりました。
それを解決するには、乗り換えで端末を64GBの8にするしかありません。
もちろん、Android機という選択肢が無いわけではありませんが、本人達にその気がない限りは、iPhoneにしておいた方が無難です。
特に、女性陣はiPhoneでなければならないと思っています。
格安SIM業者のエントリー機によって、すっかり低価格化が実現できているAndroid機に対して、iPhoneは「]」で更に値上がりしたことで、その差が大きくなった印象です。
以上のことから、現状の端末維持をしないとなると、格安SIMという選択肢が無くなり、3大キャリア限定となるのですが、現在のauに留まっても、約9万円近いiPhone8に対して、値引きクーポンによる1.5万円引がいいところですから、auという選択肢はありません。
先日、少し話を聞いたソフトバンクの場合、やはり光による割引が大きい為、様子見状態です。
そんな中で、非常にわかりやすいプランを提示している、ドコモが今回の調査対象です。
実は、今回は気合を入れて調査するつもりはなく、軽く話を聞いた最初の量販店で、iPhone8の一括0円が、下取りなしでも可能というところから始まっています。
現在、ドコモでのiPhone8は、毎月の通信料から割引される「月々サポート」の対象機種ではなくなっていて、一括購入代金88,776円に対して、57,672円を割り引く「端末購入サポート」の対象となっています。
これまでの通例では、発売されてすぐは「月々サポート」の対象で、そこからかなりの時間が経過して「端末購入サポート」の対象となるのが普通でした。
ですが、iPhone8の場合は、すぐ後に「]」を発売していることから、異例の早い「端末購入サポート」の対象入を果たしたようです。
で、この「端末購入サポート」がどういう結果をもたらすかと言うと、2台以上の購入の場合、「家族まとめて割」なる5,184円の割引と下取りで、端末価格が一括0円となるのです。
まぁ、ここまでは想定の範囲内だったわけですが、その量販店で聞いた話は、下取り無しでOKというところです。
つまり、旧端末の下取りを要する一括0円は、何処のドコモ販売店でもやっている話であり、そこからの、取扱店の独自の値引き分に違いがあるようです。
「端末購入サポート」で57,672円が値引きされた時点で、価格は31,104円なわけですが、そこから「家族まとめて割」の5,184円を割引くと25,920円です。
その量販店では、年初は2万円だった独自割引が明日から3万円になって再登場するとの話でした。
3万円の値引きということは、それだけでほぼほぼ端末代は0円に近いわけで、それ以上の値引きに関しては、キャッシュバックが禁止された今となっては、0円が限度となるわけですが、量販店の場合にはポイントで還元という逃げ道もあるようです。
但し、これは、販売店の戦略に依るようですが…。
この話を聞いた私は、俄然、今月中に乗り換えるべきか?と考えはじめました。
しかしながら、今月は未だauの解除料が掛かってしまいます。
来月まで待ちたいところですが、「家族まとめて割」の表示を見ると、期限が1月末日となっています。
この量販店の3万円の値引き策もいつまで続くかわからないことを考えると、下取りを逃れた6sをヤフオクで売れば、解除金は捻出できるとまで考えて、これは行くべきか?と気持ちが高まった状態で、その量販店を出ました。
一生懸命説明をしてくれた、かわいいお姉さんに感謝しつつ…。
ところが、どうせなら他も見てみようと次の量販店へ行ったら、見方が大きく変わってしまいました。
その量販店では、一括0円には下取が必要の表示となっているものの、話を聞いてみると、書いているだけですと…。
当たり前のように下取り無しで一括0円可能と言われ、おまけに各種割引分のポイント還元も明言され、同じような条件とは言え、あまりにもさり気なく出てきたことで、さっきの話が霞んでしまいました。
こちらの量販店では、念のため、見積りしてもらいました。

ここで、もうドコモのiPhone8の下取り無しで0円は普通に可能であると悟りました。
そして、次に過去何度か利用したヤマダ電機に行ったものの、ここはやる気なしで、人も居らずだったので除外です。
最後に、現在のauを契約した量販店に行ってみると、こちらもスマホ売場に店員はおらずで閑散としています。
カウンターにドコモのジャンパーを着た女性がいたので、iPhone8の一括0円について聞いてみると、渋い表情でしたが、手元の紙を見ながら複数台なら可能という返事でした。
どうも、数日前にセールが終了したようで、今は魅力のない状況となっていると言います。
それで、やる気も無かったのか、意表を突かれて変な対応となったようなのですが、来月が更新月である旨を伝えると、それなら待った方が良いと自信を持って言われてしまいました。
というのも、その量販店のセールが今月末から始まるらしく、来月の月初はセール中に当たるので、決算も近くなり、好条件が期待できると言います。
気になっていた「家族まとめて割」の期限のことを言うと、この割引は以前から期限が伸び伸びになって現在に至っているそうです。
なーんだ。
心配して損しました。
もっとも、来月無くなっている可能性が無いわけではないのですが、そこはその量販店のセールでカバーできると言うので、そのお姉さんの言葉を信じてみようかと思っています。
ところで、“一括0円”と聞くとすごく魅力に感じますが、以前の“一括0円”と違うところは、端末に対しての割引である「端末購入サポート」が既に適応されていることで、毎月の通信費からの値引きである「月々サポート」が無いということです。
つまり、スマホ本体はただで手に入るものの、キャリアの高額な通信料に値引きがないということで、維持費が高く付くわけです。
ですが、ドコモはここで、通話や通信パケットの利用状況は人によって違うということで、いくつかの選択肢を用意しています。
通話に関しては、2年更新の場合でかけ放題のプランが2,700円、1回5分以内かけ放題プランが1,700円、従来からある家族以外は30秒20円という980円のプランから選択できて、我が家の場合、これまでのauと同じ980円のプランで良いのです。
これにインターネットのSPモードに300円、家族で通信パケットをシェアする場合には、子回線はそのシェアオプションとして500円が必要ですが、25歳以下に適用される学割を利用すれば、1年間は1,500円の割り引きとなるので、子回線は280円で1年間維持できます。
親回線は、シェアオプションは必要ありませんが、分け合うパケットである高額なシェアパックを選択しなければなりません。
それが5GBの6,500円から100GBの25,000円まで自由に選べます。
ここで、最低のパターンを想定してみます。(全て税別)
実用的ではないものの、家族4人で最小の5GBをチョイスした場合、4人の場合、一人あたり1.25GBです。
980円+300円+6,500円=7,780円
これが親回線の月額です。
一方で子回線はと言うと…
980円+300円+500円=1,780円
学割▲1,500円で1年間は先程述べた通りの280円で運用可能で、iPhone8本体は無料です。
家族4人を均等で見ると…
学割無しで3,280円、学割ありだと2,155円で2年平均とすると2,717円。
それでも、今のauよりは高くなってしまいますし、ひとり当たり1.25GBは現実的ではないけれど、iPhone8になることを考えると、悪くないと思ってしまいます。
現在使用する6sも換金可能ですから、実質の出費は更に下がります。
シェアパックを現在の一人当たり7GB相当の30GBにしたら、1年目3,905円、2年目5,030円。
これまでのようなお得感は全くありませんが、ドコモだからと我慢できるレベルでしょうか。
とは言え、自宅のWi-Fi併用では、言うほどパケットを消費しませんから、親子入り乱れると、10GBのシェアパック10の9,500円位が我が家の現実的な線かも知れません。
となると、1年目2,905円、2年目4,030円。
また、就職で春に家を出る予定の長男もシェアに加えると、1台当たりの単価は下がりますが、寮のネット環境がわからないので、どうなるかはわかりません。

気持ち的には、ドコモでほぼ固まっていますが、ソフトバンクが明後日に「学割先生」という新サービスを発表するようなので、そこはちょっと気になっていて、大逆転が無いとも言えません。