iPhone6&6Plusがよく売れているようで、アンドロイドからiPhoneへと移行する話も耳にします。
私自身も6PlusのSIMフリー版を手に入れたものの、奥さんに譲ってしまい、快適そうに使用する奥さんを羨ましく思ったりしています。

ですが、未だ、携帯するには5Sが最適という持論は変わりません。
奥さんのように、鞄に入れて、手帳のように使用するには、見易い6Plusは最適だと思います。
ですが、普段から沢山のデジタルグッズを鞄に仕込ませている私の場合には、鞄に入れるという選択肢がありません。
では、何故6ではなく、6Plusを選択したのかということになりますが、それは、手持ちの
5Sとの連携を期待したものだったわけです。
ですが、残念ながらその期待は妄想に過ぎず、来年春発売と言われる「AppleWatch」に託すよりなくなりました。

手帳的に持ち歩くでもなく、デバイスの連携もないとなると、当面は、私には6Plusは、適切な選択肢でなくなったことで、それを有効活用できる人の元へ行ったので、それ自体は喜ばしい事です。
ですが、最新の端末を利用できていないという部分については、ちょっと残念感があります。
そんなところに、突然Googleの最新端末である、「Nexus6」登場との話が現れました。

Nexus7を所有する私としては、Nexus6についても、大きな興味があるところです。
iPhoneは優れた端末であり、万人に受け入れられる操作感が魅力です。
とりわけ、日本ではその圧倒的シェアによって、アンドロイド端末とは全く違った環境にあります。
家電量販店で、ケース等のグッズを見ても、その違いが明らかです。
多くの人が使用しているということは、その操作感を共有できるわけで、互いに情報交換等も必然的に高まります。
それは、我が家の家庭内でも言えることであり、現在はおばあちゃん以外の全員がiPhoneを使用し、サブ的にiPadを使用していることで、端末やアプリについての情報を共有できていると言えます。
そんな優れたiOSですが、以前に比べて不満があるのも事実です。
それは、安定感です。
サファリについては、良く落ちるので、サファリでは怖くてブログが書けません。
実際、何度も痛い経験をしています。
PCのchromeだと、万が一落ちても復元できますが、サファリではなかったことにされてしまいます。
また、タッチがスムーズに行かないケースも増えています。
ブックマークのお気に入りが消えてしまったことも何回かあります。
この記事についても、下書きをiPhone5sのEvernoteに書き留めていたのですが、いざ、同期させようとしても、一向に同期してくれません。
iPhoneのフリップ入力で下書きを書いて、それをEvernoteでPCに同期して、コピー&ペーストで続きを入力してブログ更新するという流れが、完全にストップしてしまいました。
さすがに、iPhone単体でブログアップは面倒なので、PCを使うわけですが、同期が出来ないと他のクラウドサービスを利用する等余計な手間が必要です。
結局、Evernoteアプリを一旦アンインストールして、再インストールにより正常に戻りました。
何となく使ってはいますが、細かく見ていくと、いろいろと不満もあったりするわけです。
その点、アンドロイドの場合は、端末によって互換性の問題があったりしますが、トラブルは比較的わかりやすいものだという気がします。
パソコン的な感じでしょうか。
iOSはファイルシステムが見えなくしてあり、操作についても独自の味付けをすることで、問題が起こった時に原因がわからない場合が多いのですが、アンドロイドはその辺りは素直でわかりやすいのでしょうか。
端末の性能がモロに出て、キビキビしすぎると、快適とは言え、慣れていないとタイプミスが増えたり、端末によって得意不得意の機能があったりで、初心者には取っ付きにくいところがありますが、そこを面白いと感じる人も多く、それが魅力とも言えます。
実際、iPhone6Plusのメモリは1GBだそうですが、Nexus6は3GBです。
本来、圧倒的なハードの差があるわけですが、OSが操作感をマイルドに仕上げていることで、その差を感じることなく、快適に使用できるのです。
ですが、本来のハードの性能というものに違いがあるのも事実ですから、ハードがプアなせいで起こるトラブルというものもあるのかもしれません。
そう考えると、アンドロイドは使いこなせば、iOS以上に快適な世界があるのかもしれません。
実際、私も過去にはルート化やカスタムROM焼き等、アンドロイドの面白さもわかっているつもりですが、イージーなiOSに慣れてしまっていました。
それは、それは、イージーで快適な世界だったわけです。
そして、iPhone一色となってくると、また、面白みを求めてしまいます。
Googleのフラッグシップとなる「Nexus6」は、アンドロイド5.0を採用した、新しい時代のアンドロイド端末です。
価格はこれまでのNexusシリーズと違い、大きく高価なものへと変化しましたが、性能は最先端です。
アンドロイド5.0(ロリポップ)にも、かなり大きな変化があるようで、そのあたりも興味をそそります。
そして、今年の春に「Android Wear(アンドロイドウェア)」 が発表されていたということも知りました。

「Android Wear」 とは、 グーグルがウェアラブル向けに作ったアンドロイドOSです。
そして、既にたくさんの「Android Wear」 搭載のスマートウォッチが各社から発売されています。

アップルの「AppleWatch」に先駆けて、アンドロイドのスマートウォッチは現実を歩んでいるわけです。
ということは、「iPhone6Plus」+「AppleWatch」で、来春まで諦めていた使い方が、アンドロイドでは「Nexus6」+「Android Wear」で直ぐに体験できるわけです。
これで、ますます「Nexus6」が欲しくなってきました。
ところが、ここで、大きな問題が…。
私がメインで使用するauのSIMカードでは、「Nexus6」を十分活用できない可能性があるようです。
そもそも、現在のスマートフォンの通話は、LTEではなく3Gを利用していて、LTEではデータ通信しか出来ないのです。
auの場合、音声はCDMAという規格を利用しているわけですが、「Nexus6」はこのCDMAに対応していないので、もしデータ通信が出来たとしても、通話はできない…。
「VoLTE」という、LTEのみで通話も行うというシステムも出てきてはいますが、対応する端末は、今のところほとんどありません。
ドコモやソフトバンクなら、W-CDMA(3G)によって音声がカバーされるケースが殆んどなので問題ないのですが、auSIMの場合は、せっかくのSIMフリーも使えなくて意味が無い状態です。
実際、Nexus5でもauSIMは使えないそうです。
その点、au含めたすべてのキャリアで利用できるアップルストアで購入できるSIMフリー版「iPhone6&6Plus」は素晴らしいといえます。
今後、iPhone&iPadを買う時はSIMフリーを選択することでしょう。
でも、結局、SIMフリー端末の多くは、ドコモもしくはドコモMVNOの格安SIMでの利用前提となってしまうのですね。
ソフトバンクの場合は、SIMフリーだとパケット青天井みたいな地雷がありそうですし、MVNOの格安SIMも見当たらないので、やはりドコモ中心で考えるべきですね。
ということで、メイン使用のauSIMでの「Nexus6」が絶望的となった今、考え方を変えて、au版アンドロイドという選択肢が出てきました。
au回線のMVNOサービスとしては、ケイ・オプティコムの「mineo(マイネオ)」がありますが、こちらはまさかのiOS8非対応という致命的な現実に、「iPhone6&6Plus」でも使用できないという状態ですが、逆にauのLTE版アンドロイド端末では、テザリングを含めたフルサービスが可能です。
なので、au版LTE端末なら、格安SIMでの落とし所もあるので、au版でも良いかと思い始めています。

本当は、アンドロイドの生みの親である、Google直系端末であるNexusシリーズがベストでしたが、これまで持ってみたいと思いつつ、一度も持ったことのない、Sony「Xperia」というのもいいかも…。
今度は、きっかけであり、セットで考えているスマートウォッチについても書きたいと思います。