課題のレポートやリモートの講義でノートPCを使用しているらしい。
まぁ、大学生と言えばノートPCが必要なことは理解していますが、入学後に大学からノートPCを貸していただけるということで、PCのことは私の頭の中からすっかり消え失せていました。

ですが、確かに「1年間貸与する」とは言われていたので、娘の話を聞いても「やっぱり回収するんだ」ということしか頭に浮かびませんでした。
でも、娘は課題にはMicrosoftのofficeのアプリを利用しており、PCは必要だと言います。
でも私のマウスの高性能ノートPCは貸せませんし、そもそも外へ持ち出すような重量ではありません。
かと言って、私が使用していた他のノートPCは島根の三男坊が使用しています。
となれば、新たに用意するよりありません。

「1年間貸与する」という時点で理解はしていたつもりで、漠然と入学祝として用意することになるのかなぁと考えてはいましたが、いきなりの展開に面食らっています。
返却後の新しいノートPCの準備や斡旋については全くアナウンスもなく、戸惑っているのは我が家だけではないだろうと思います。

娘が貸与を受けていたノートPCは、Lenovo社のThinkPadです。
IBMがLenovoに売却した「MADE IN JAPAN」の名シリーズでキーボードの中心にある赤いポインティングデバイスが特徴です。
代替機を用意するにあたり、同等の性能は必要かと思い、ThinkPadの品番からスペックを調べてみました。
すると、CPUは第10世代のcorei3でメモリが4GB、SSDが256GBで重量は約 1.38kgでした。
念のため、価格.comで調べてみたら・・・

あら、高ーい。

でも、これはもう販売されていないので、異様な高値になっているだけです。
その証拠に価格推移グラフを見ると・・・

平均価格は高いですが、最安値は時々驚くほど低い歪なグラフになっています。

なので、実態は最安値が基準ですね。
娘はこのスペックでも問題なく使っていたようですし、実際に娘の用途ではそれで充分なのでしょう。
娘からは、大学へ持って行くのでもっと軽いものが良いとの条件が付きました。
そこで、corei3、メモリ4GB、SSD256GBという条件で探して、その上軽いという条件で探していて、奇跡的にdynabook(ダイナブック)G5の展示品を発見。


約779gと無茶苦茶軽くてofficeアプリも付いて安いし良いなと考えていましたが、同じショップでofficeアプリ付きのMicrosoftの「Surface」シリーズも目に入って来ました。
「Surface」シリーズの安い物ならcorei5、メモリ8GBがチョイスできるとわかったのですが、重量はあまり軽くはなりません。
キーボードカバーのタブレットタイプなら重量は軽いですが、キーボードの使い勝手は劣ります。
そこで、再度娘に各PCの特徴を伝えて希望を確認したところ、タブレットタイプよりもキーボード付きで、重さは今と同程度なら我慢すると言い、バッテリー駆動時間が余り短いと困ると言います。
なので、「Surface」シリーズの「Surface Laptop」に決めかけていたのですが、価格.comで調べていたら、キーボードに癖があったり、仕様が古かったりであまりお勧めで無いということが判り、そもそもがcorei3、メモリ4GBでは最新のOSには厳しいということらしい。
展示品のdynabook(ダイナブック)G5も良いと思ったのですが、非力な上、バッテリー駆動時間が短いのが致命的でした。
結局、「帯に短したすきに長し」でこれというマシンは見つからずです。
そして、いろんなショップの在庫を見て回っていて、NTT-Xストアでdynabook(ダイナブック)G83というマシンが目に止まりました。

少し高くはなりますが、性能的には第11世代のcorei5に、メモリが8GB、SSD256GBと基本は文句のつけようがありません。
おまけにLバッテリーで可動時間が長く、何より軽い。
「これだ!」と思ったものの、Microsoftのofficeが付いていないことに気が付きました。
また振り出しかと思ったのですが、この機種で検索を掛けてみたら、2万円以上安いショップを発見。

更に今週末のアマゾンのタイムセール祭りでMicrosoftのofficeが出ることもわかり、この組み合わせで最終決着しました。

ただの機種選びではありますが、かなり疲れます。
