私も日祝の連休となりますが、日曜日はおばあちゃんの病院へ行かなければならないので、遠出はできません。
代わりに、今回も摂津国八十八所巡礼です。
今回は自宅に一番近いエリアをチョイスして、徒歩で巡ります。

出発は奥さんに合わせると、やっぱり11時を過ぎていました。
そして、30分ほど歩いて来た最初の札所が58番札所の「一乗院」というお寺で、我が家の猫娘たちが避妊手術でお世話になった「のらねこさんの手術室」のすぐ近くにあります。

お参りを済ませたものの、どうも法事の法要中のようで、どうしたものかと思っていましたが、私に気づいた寺務所の方が、快く受けてくださいました。

なので、無事に納経をいただくことができました。

さて、こちらに続く札所はすぐ近くです。

着いてみると、うちの奥さんは数回来たことがあると言います。

第57番札所「釋迦院(しゃかいん)」です。
俗称では「尊鉢厄神」と呼ばれ、地元では「尊鉢さん」と親しまれており、うちの奥さんも尊鉢さんならすぐにピンと来たらしい。

風神雷神が左右に飾られた山門を潜ると、いくつかの建物がありました。

私は初めて来たのですが、とても美しく管理されたお寺でした。

こちらが本堂のようです。

階段を上がった上にこれらの建物があり、階段を下りた先には、大きな錦鯉の泳ぐ池がありました。

大きくはないですが、とても美しい庭園になっています。

そして、その横に寺務所があり、そちらで納経をいただきお寺を出ました。
さて、ここからは少し歩いて、池田駅の東側、五月山の麓あたりへやって来ました。
ハローワーク前の細い路地を入ると、石垣と黒いブリキのトタンで囲われた蔵のような建物に沿ってくねくねと歩いていくと、次の札所である、第66番札所「法寺」へ到着。


小さなお寺ですが、その狭い敷地に複数の建物がありました。

こちらが本堂で、市の教育委員会の立て看板があり、ご本尊の「十一面観世音菩薩」は市の重要文化財に指定されているそうです。

ふと見上げると、遠くに池田城跡が見えました。
その後、こちらでも納経をいただいたのですが、先日に続いて、二人分のペットボトルのお茶とお菓子をいただいてしまいました。
恐縮してしまいます。
そう言えば、四国の88所巡礼でも、地元の方が休憩所でもてなしてくれたりするようですから、そういう意味合いなのでしょうか?
「法寺」を出て、先ほどの蔵のような建物が気になっていたのですが、「ひょっとして?」と先に進んで確認してみると・・・。

やっぱり酒蔵でした。

池田の銘酒「呉春」の蔵元です。
すっきりしたところで、その先を行くと、見覚えのある通りへ出ました。

その通りにあるこちらの建物は、波留ちゃん主演の朝ドラ「あさが来た」の主人公である広岡浅子が設立に携わったとされる元加島銀行の唯一現存する建物らしいです。

そして、こちらは落語ミュージアム。
奥さんにガイドしながら歩きます。

ビリケンさんはしっかり足を撫でさせていただきました。

街灯にぶら下がるこちらの旗・・・初めてみました。

以前には無かった大衆演劇場がありました。

なんかいいなぁ。
そして、その先にあるささめうどんを食べると言い出した奥さんですが、待ち行列を見てやめると言い出し断念しました。
朝ドラ「てるてる家族」や「まんぷく」にも登場する?商店街を通り、途中で一筋南へ移動します。

燻製カレーでお昼にすることにしました。
こちらは先客が3名ですが、座席がカウンターの4席のみなので、時間が掛かるのは承知ですが、奥さんは待つとのこと。
幸い、回転が早いので、程なく入店できました。

無料のライス大盛、フライドオニオン増量で、満足です。
お店を出ると、もう15時前で、おばあちゃんの病院の面会時間が17時までなので、帰りは電車を利用しました。
一旦帰宅した後、おばあちゃんの面会を済ませ、帰りに途中の業務スーパーで買い物をして帰宅しました。
帰宅後は、録画していたモトGPを満喫して、連休初日は終了です。