2016年03月01日

「OLYMPUS AIR A01」に望遠レンズ

実用面で期待していないことから、未だ試したことのなかったオリンパスのオープンプラットフォームカメラという名のレンズスタイルカメラ「OLYMPUS AIR A01」に望遠レンズという組み合わせですが、天気の悪い時のブログネタには良いだろうということで、あまり意味はありませんがテストしてみました。

一見するとカメラとはわからない「OLYMPUS AIR A01」ですが、まずは超望遠のおもちゃレンズ、ケンコーのミラーレンズ800mm F8DXを装着。

DSC02635.JPG

ミラーレンズの独特の形もあって、馬鹿でかい赤ちゃんの玩具ガラガラみたいです。

DSC02636.JPG

カメラ部分を持ち手にして握ってしまいそうになります。

DSC02637.JPG

でも、これにモニター役のスマートフォンを取り付けると、なんとなく形になります。

DSC02638.JPG

例のごとく、比較のためにソニーのコンデジRX100M3の望遠端70mm(35mm換算)ではこんな感じです。

DSC02639.JPG

「OLYMPUS AIR A01」はマイクロ・フォーサーズ規格なので、ミラーレンズの超望遠800mmが2倍の1,600mm相当となり、これだけアップになります。

P2260050.jpg

とはいえ、ペンタックスQ7の3,680mm相当には到底及びませんが、Q7と違って、静止物なら手持ちでもなんとか撮れました。

今回、「OLYMPUS AIR A01」にケンコーのミラーレンズ800mmを取り付けるに当たって、特に用意したものはありません。

というのも、「OLYMPUS AIR A01」と同じマイクロ・フォーサーズマウントのパナソニックのGX7があるからですが、そのGX7についてきたキットズーム「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4-5.6 ASPH POWER O.I.S.」も当然、装着可能です。

DSC02640.JPG

こちらは、ただの円柱?、一見するとドリンクボトルのような…。

DSC02641.JPG

フードで辛うじてカメラとわかるかな?いや、そうでもないか。

DSC02642.JPG

やはり、モニター代わりのiPhoneでようやく変わったカメラに見えるか。

こちらはズームレンズなので、広角端45mm(35mm換算90mm)から。

P2260051.jpg

望遠端175mm(35mm換算350mm)でもこれが限界。

P2260052.jpg

ただし、オートフォーカスが効きますから、撮影は楽です。

今回は、屋内でのテストだけでしたが、今度は、屋外へ持ち出したいと思います。
posted by かわいいHERO at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年02月25日

今だけ無料

今だけ、無料で公開されているそうです。

degicam_w.jpg

書籍「写真家65人のレンズテクニック」が無料公開!

2月25日から3月2日までとのことですので、今直ぐ、サクッと目を通しましょうw。

こちらでダイレクトに読めます。


※追記:ざっと読みましたが、思った以上に初心者向けでしたね。基礎知識のない初心者の方には覚えておくべきことがたくさんあるのではないでしょうか。
個人的には、高倍率ズームで動物の顔をアップで表情狙うなんてことで、サファリパークが楽しくなりそうだと感じました。
posted by かわいいHERO at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年02月19日

「InstantFlex TL70」面白そう

「チェキ」繋がりでもないのですが、「スマホDEチェキ」からインスタントフィルムに目が行くこととなっていますが、面白いカメラを見つけました。

「InstantFlex TL70」という二眼レフのカメラです。

12509808_1670998339829578_2863104011246378517_n.jpg

なんと、世界初の二眼レフインスタントカメラだそうです。

インスタントカメラということで、「スマホDEチェキ」で使用するインスタントフィルムを使うカメラだっていうのがいいですねぇ〜。るんるん


二眼レフ初のインスタントカメラ −デジカメ Watch−


二眼レフなのにチェキフィルム!「MiNT InstantFlex TL70」体験記 −デジカメ Watch−


かっこいい〜

チェキ用フィルム使用ということで、欲しいなぁなんて思いましたが、価格を見てあっさり諦めました。もうやだ〜(悲しい顔)


InstantFlex TL70 Official Website _ 世界初の二眼レフインスタントカメラ


InstantFlex TL70 二眼レフインスタントカメラ - Facebook


もっと安ければ、インテリアを兼ねて欲しいところです、残念ふらふら
posted by かわいいHERO at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

コンパクトかと思いきや

富士フィルムのカメラを使っていることで、利用しようと思った「スマホDEチェキ」ですが、iPhoneでの利用ではありますが、思いの外、うちの奥さんが利用しています。

t2pix_20160127-022910.png

そんな「スマホDEチェキ」のライバルになるのかと、ツイッターで見掛けたキャノンのフォトプリンターに目が行きました。

canon_print01.jpg

商品写真だけでは大きさがわかりません。

canon_print02.jpg

製品のホームページを見ると、スマホでの利用をメインで想定しているようです。

これは、コンパクトに違いない…?
canon_print03.jpg

やっと大きさの分かる画像を見つけましたが、結構大きいですねぇ。

言葉通りにトートバックにカメラを一緒に入れると、他にものが入りません。

写真から持ち歩きを想定しているようですが、この大きさではとても持ち歩けないですね。

そう考えると、「スマホDEチェキ」はややコストは高く付きますが優秀といえそうです。

そんな「スマホDEチェキ」ですが、先日家電量販店へ行った際に、カメラの「チェキ」の方にはキティちゃんバージョンがあったことを思い出して、娘が欲しがるかなぁと実物を見たところ、その大きさにびっくりしました。

newcheki.jpg

通常のチェキでも大きいと感じますが、それ以上に馬鹿でかい。

見るなりこれは無いなと思いました。

ちなみに、拾い物の画像で比較してみると、「スマホDEチェキ」の大きさは、チェキと同じかむしろ小さいくらいです。

cheki.jpg

そう考えると、モバイルにはやっぱりスマホ+「スマホDEチェキ」が現実的なんでしょうね。
posted by かわいいHERO at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年02月18日

今頃アクションカム

期待すること無く身につけると、それなりに便利な「スマートウォッチ3」ですが、一昨日、久しぶりにバッテリー持続時間に変な挙動がありました。

充電したばかりなのに、いきなり残量がピンチとなり、AndroidWearでバッテリー状態をチェックしてみると、たった1時間で満充電から空になるという意味不明な内容でした。

再起動して、XperiaZ3との接続もやり直すと、現在は何もなかったのように普通に稼働しています。

そんな中、今日ツイッターで流れてきたソニーのツィートがこちら。

sm3&acam01.jpg

英文ですが、どうやら、スマートウォッチ用のアクションカムのリモコンアプリがリリースされたようですね。

これは、導入するしかありません。

sm3&acam02.jpg

GooglePlayで見ると、私のXperiaZ3とZ4Tabletにインストール可能なようです。

でも、カメラの方は、アクションカムのみで、初期型のHDR-AS15には対応していないようです。

sm3&acam03.jpg

でも、辛うじてAS30では使えそうなので、インストールする意味はありそうです。

早速インストールしてみました。

これらは、スマートウォッチ3のスクリーンキャプチャ画像です。

sm3&acam_screen.jpg

残念ながら、アクションカムが今は手元にないので、駄目もとで常に持ち歩いているデジカメの「RX100M3」で代用してみます。

screen.jpg

でも、やっぱり「RX100M3」は対応していないので、つながりません。

screen (2).jpg

どのみち、バッテリーの貧弱な「スマートウォッチ3」にWiFiで接続するアクションカムのリモコンは、荷が重すぎるので、使うことはないかなぁ。

でも、レンズスタイルカメラのQXシリーズ位は対応して欲しかったなぁというのが本音です。

しかし、AndroidWearではない「スマートウォッチ2」や「スマートバンド」なら、ソニー製カメラのリモコンにもなるのに、何だかなぁって気がします。ちっ(怒った顔)

なんて思っていたら、どうやらアクションカムの新型に伴って、ライブビューリモコンも小型化されたようですね。

hdras50_01.jpg


ライブビューリモコンが30%小型化。ソニーのアクションカム『HDR-AS50』


まぁ、これから買われる方は、こちらを選択する方がよろしいかと…。
posted by かわいいHERO at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

とうとう来たペンタックスのフルサイズ

ディザー広告で、少しずつその姿を見せつつ、先日、デジカメインフォさんでその全貌がスクープされた、ペンタックス初のフルサイズセンサー搭載機が、とうとう発表されました。

01_s.jpg

予告通りではありますが、気になるのはその価格です。

ボディのみで27万円という金額は、容易に手が出せるものではありませんが、コメントを見ていると、良く頑張った価格みたいですね。

フルサイズにAPS-Cとセンサーサイズの違いも含めて、私のようなピンと来ない人間の為?に、カメラのキタムラさんが、比較してくれてました。

kitamurak-1hikaku.jpg

二大メーカーのフルサイズ機よりも少し安い感じでしょうか?

でも、最新のモデルということで、機能は充実で、お得感ありということでしょうか?

反面、ここにはない、価格レンジの全く違う二大メーカーのハイエンド機とはやっぱり勝負にならないのかな…。

また、価格帯から一眼レフをチョイスするとなると、二大メーカーのハイエンドのAPS-C機とも、比較が必用なのかもしれません。

価格.コムで、ペンタックスのAPS-Cハイエンドと言える「K5U」の初回売り出し時と比較してみると、「K5U」はちょうど半額ですね。

「K-1」の場合、APS-C用のDAレンズでもフィルム時代の35mmレンズでも撮影が可能とのことで、マウントを維持し続けているというところが魅力です。

なので、ペンタックスのレンズ資産があれば買い、というところでしょうが、私の場合は、資産といえるものまではありません。

使用できるレンズは幾つかありますが、使えるというだけで、資産と呼べるものではないので、やはり、購入する理由にはなりません。

まぁ、「K-1」で昔のレンズも使えると言っても、その性能が期待できるわけでもないので、オールドレンズを楽しむような感覚でしょうか。

もちろん予算の問題はありますが、そういう楽しみ方なら、K-50を選んだように、K-1を選ぶのも私らしくて良いのかもなんて思ったりもします。


ペンタックス初のフルサイズ一眼レフカメラ「PENTAX K-1」詳細レポート - 価格.comマガジン


この記事を読んでいると、つい欲しくなってきました。

基本的には、一眼レフの大きさが自分のスタイルには合わないのですが、今後のレビュー次第では、使用イメージが浮かぶのかもしれません。

今は考えられませんが、先のことはわからないですから、そういう意味でも楽しみな1台です。
posted by かわいいHERO at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年02月07日

カメラのニューモデルが気になる…

数あるカメラメーカーのニューモデルを気にしていると、きりがない訳ですが、元々のガジェットオタクですから、気になるモデルはやっぱり気になります。

もちろん、それは欲しいという気持ちが伴うものであったりもしますが、だからといって、買い換えたいと考えているわけでもありません。

ニコンのフラッグシップがモデルチャンジするようですが、キャノンと比べてどうなんでしょう?

main_01.jpg

キャノンが一番と脳内に擦り込まれていますが、ニコンも人気は高いですよね。

今後も切磋琢磨して、日本の誇るこの2社が、カメラ業界を牽引していくことになるのでしょうが、初のフルサイズ機導入のペンタックスも気になります。

pentaxfull_01.jpg

サイトでは、ちょっとずつ姿を表してはいますが、果たしてどんな立ち位置になるのでしょう?

とは言え、フルサイズ機はやっぱり金額もフルと言うことで、ちょっとしたスナップ中心の用途では、なかなか手が出せません。

なので、見てるだけ〜の状態が続きそうです。

では、スナップ用途でも手が届くデジタル一眼クラスはどうか…?

こちらも、魅力的な機種が出て来ています。

まずは、マイクロ・フォーサーズ規格のオリンパス。

「PEN-F」というなかなか所有欲を掻き立てる製品を投入してきました。

penf_01.jpg

フィルム時代の「PEN」を知らない私からすると、「PEN」というと、オリンパスのコンパクトでカジュアルなファイダーのないデジタル一眼というイメージであり、OMシリーズとは違った、正直ダメな印象でした。

実際、安売りされるモデルがあり、一時アマゾンで3万円を切るとかの状態で、奥さん用のデジタル一眼として検討したこともありましたが、やはり写りに惹かれるものがなく、フジの「X-A1」にしたという経緯があります。

なので、オリンパス「PEN-F」と聞いても、初めはピンと来ませんでした。

ところが、実態は全く違うようですね。

レトロなスタイリングながら、ファインダーも装備して、最新の実力を持った、まさに羊の皮を被った狼のような印象です。

もし、私がオリンパスのデジタル一眼カメラを購入するなら、OMシリーズよりもこちらを選択してしまうかも知れません。


カメラファンを魅了する、質感の高いPEN――オリンパス「PEN-F」 − ITmedia


もっとも、オリンパスのデジタル一眼カメラと限った場合ですが…。

マイクロ・フォーサーズ規格としては、手元にあるパナソニックの「GX7」でも十分と考えますし、大型化してしまったとは言え、新型「GX8」の4Kフォトや、後からピントを選択できる機能「フォーカスセレクト」なんていうのも、実際に必要かは別として、魅力的ではあります。

gx8_1.jpg

でも、「PEN-F」の充実した基本機能を持ちながらコンパクトで魅力的なこのスタイリングは、相棒にしたくなる要素がてんこ盛りです。

私が一眼カメラに目覚めるのが1年遅ければ、相当インパクトのある候補となっていたことでしょう。

しかしながら、私がメイン機と位置付けたのは、富士フィルムの「X-T10」です。

もともと、ペンタックス「K-50」&オールド単焦点レンズのボケの魅力にはまったことから、センサーサイズも大きめが好みと感じているのですが、奥さん用のフジの「X-A1」の画像に魅力を感じつつも、ファインダーも重要な選択基準となって、富士フィルムのフラッグシップだったと言って良い「X-T1」の性能をそのまま小型化し、操作性をも改善したモデルということで、「X-T10」は必然だったように思います。

そして、期待通りの「X-T10」と神レンズと言われる明るい「XF35mmF1.4」とのコンビネーションは、何処にでも持って行きたい組み合わせとなっています。

以前なら、サイズをVGAに設定したスマホで済ませていたどうでも良いような写真でさえ、わざわざ「X-T10」を持ちだしてしまいます。

おかげで、ブログ用のどうでもいい写真なのに、「X-T10」で撮影したばっかりに、サイズの大きなRAW画像として残してしまっています。ふらふら

まぁ、それぐらい、「X-T10」にぞっこんなわけですが、その富士フィルムからも新たなフラッグシップ夜呼べるモデルが登場しました。

富士フィルム「X-Pro2」です。

xpro2_01.jpg

富士フィルムのデジタル一眼であるXシリーズの歴史は浅く、「X-Pro1」というモデルがその魁だったわけですが、後に多くのXシリーズのモデルが誕生して、ここ数年は、「X-T1」がフラッグシップとなっていたのですが、今回、真のフラッグシップが登場したということになります。


プロも認める、Xシリーズ史上最高の描写を実現した「FUJIFILM X-Pro2」 − ITmedia


これは惹かれますねぇ。

APS-Cサイズのセンサーには1600万画素が限界で、それ以上画素数を増やしてもあまり意味は無いと聞いたことがありますが、この製品を見る限り、そうでもないようです。

まぁ、より小さなマイクロ・フォーサーズセンサーの「PEN-F」や「GX8」が2030万画素なのですから、「X-Pro2」の約2,430万画素は当然の流れなのかも知れません。

個人的にも、作品展に出すわけでもなく、1600万画素でも十分と考えていますが、「X-T10」を使いこなせつようになれば、「X-Pro2」へのステップアップというのも、現実的な気がします。

オリンパス「PEN-F」の現在の相場を価格.comで見ると、こんな感じでした。

kakaku_newcamera.jpg

発売前ですから、高くて当然ではありますが、ボディのみで「GX7」のダブルズームキットの倍ですか…。

ちょっと手が出ませんね。

比較はできませんが、発売済みの「GX8」が安く感じてしまいます。

私なら、やはり同じく発売前の「X-Pro2」をチョイスしてしまうかな。

更に高くはなるものの、この差ならフジの最新フラッグシップの方が魅力的と感じます。

まぁ、富士フィルムに惚れ込んでいるので、参考にはなりませんが、オリンパスAIRも使ってますから、私の中でのマイクロ・フォーサーズの立ち位置というものを、早く確立したいと思っています。
posted by かわいいHERO at 13:48| Comment(2) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年01月29日

OLYMPUS AIR A01のアップデートとやっぱりのセルフィー企画

問題点を認識しつつも期待を込めて手に入れたOLYMPUSのオープンプラットフォームカメラという名のレンズスタイルカメラのAIR A01ですが、予想通りあまり出番がありません。

常に携帯はしているものの、富士フィルムのX-T10があれば、そちらを優先してしまってます。

そのOLYMPUS AIR A01のファームウェアがアップデートされたとのことで、初めて挑戦してみました。

PCを使ったアップデートも可能ですが、スマートフォンと切り離せないOLYMPUS AIR A01の場合、ファームウェアのアップデートも、スマートフォンを使うのが簡単です。

O.A Centralという専用アプリを起動して、スマートフォンとOLYMPUS AIR A01を接続して、アップデートの有無を確認。

Screenshot_2016-01-29-18-34-15_resize_20160129_213129

適用されていないアップデートがあれば、スマートフォンら転送されます。

Screenshot_2016-01-29-18-32-49_resize_20160129_213129

いよいよインストールです。

SM_DSC02549.JPG

ちなみに、当たり前なんですが、ちゃんと装着されているレンズを認識してるんですねぇ。

Screenshot_2016-01-29-18-35-53_resize_20160129_213128

無事にアップデートが完了しましたが、Facebookで例のセルフィープロジェクトの開始が告げられていました。

rps20160129_214828_resize_20160129_215006

セルフィー(自撮り)用のパーツも公開されたということで、期待して見たものの、やはり、突っ込みどころが満載でした。

3Dデータの公開&3Dプリントサービスによる、完成品の販売とのことですが、やはり単価が高くなっています。

メーカーによる製品ではないことで、万が一、部品の不具合により、スマートフォンが落下して破損なんて事態でも、メーカーは知らんぷりできちゃうんだろうなぁなんて、意地悪な見方ができちゃいます。

まぁ、それは置いておいても、iPhoneのみでAndroidに対応していない点や、何より、そのiPhoneも、ケースを付けたままでは装着できないようなのが痛すぎますすみません、よく見るとケースの厚み分を考慮したタイプのデータもありましたね。ただ、多種多様のケースに合わせられているわけではないので、シンプルな薄手のケースのみかな?手帳タイプなんかは無理でしょうね。

セルフィーするために、都度ケースを外すなんてことはできません。

実用される上で大事なのは、手軽さなんですよね。

そもそも、iPhone単体で自撮りできてしまうわけですから、面倒臭ければ使われることはありません。

アプリは良く考えられているだけに、残念だなんて言うと、あんた男でしょって言われちゃったりして…。

そう言えば、昨日のバス旅行で私も自撮りをしましたが、取り出して、モニターを反転させるだけのソニーのコンデジRX100M3の自撮り機能は優秀です。

t2pix_20160129-212934.png

手軽さは正義だと、身をもって感じています。

もっと頑張れ!OLYMPUS!
posted by かわいいHERO at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年01月27日

お手軽「instax SHARE SP-1」

現在、最もお気に入りで、どこにでも持ち出したくなる富士フィルム製のデジタル一眼カメラ「X-T10」ですが、ここのところは、XF35mm F1.4のフジノンレンズを付けっぱなしです。

DSC02536.JPG

また、うちの奥さんもファインダーはないものの、写りに差はないエントリー機「X-A1」ですが、今回は、その共通するメーカー「富士フィルム」のニューアイテムです。

そのアイテムとは・・・「スマホdeチェキ(instax SHARE SP-1)」です。

DSC02537.JPG

インスタントカメラ「チェキ」のフィルムを使う、スマートフォン用プリンターです。

2016_0127_01402100_resize_20160127_022418

電池駆動でどこでもプリント可能なことと、インスタントカメラ用のフィルムを使うことで、小型軽量、お手軽に写真のプリントが可能なアイテムです。

2016_0127_01443100_resize_20160127_022417

電池を入れて、早速使ってみます。

2016_0127_01460100_resize_20160127_022417

本体の裏蓋を開けて、インスタントフィルムのカートリッジをセットします。

2016_0127_01472900_resize_20160127_022417

カートリッジ1つで10枚プリントできます。

2016_0127_01484500_resize_20160127_022416

カートリッジをセットして、蓋を閉めると自動でカートリッジのカバーが排出されます。

感光を防ぐためでしょうね。

2016_0127_02005600_resize_20160127_022416

本体上部のスイッチを1秒間長押しすると、

2016_0127_02011400_resize_20160127_022416

LEDのインジゲーターが点灯。

残りの印刷可能枚数とバッテリー残量を表しています。

「やらせて〜やらせて〜」とやって来た、うちの奥さんが、iPhoneに専用アプリをインストールして、プリント開始。

2016_0127_02223000_resize_20160127_022441

上部からフィルムがニョキニョキと出てきました。

2016_0127_02110400_resize_20160127_022442

インスタントカメラ独特の、だんだんと画像が浮き出てくる感じ・・・。

2016_0127_02120500_resize_20160127_022442

はい、可愛らしいパンケーキの写真ができあがりました!

2016_0127_02173000_resize_20160127_022442

以前テレビで、娘にポラロイドカメラを買ってあげた親が、スマホ時代の娘には、全く喜んでもらえなかったけれど、これは良いと絶賛しているのをみて、良いなぁと思ってました。

でも、導入の理由はそれだけじゃありません。

富士フィルムの製品ということで、富士フィルム製のカメラだと、ダイレクトにプリント可能なんです。

もちろん、私の「X-T10」も奥さんの「X-A1」もです。

DSC02538.JPG

その証に「X-T10」の設定欄に「instaxプリンタープリント」の表示がありますが、設定して使用可能な状態でないと選択できないようです。

DSC02540.JPG

改めて、無線の接続設定から「instaxプリンター接続設定」を選択して、

DSC02541.JPG

「スマホdeチェキ」の無線のSSIDを入力します。

t2pix_20160127-022840.png

パスワード入力で、接続が完了したら、いざ、プリント開始です。

DSC02543.JPG

プリント指令の送信と共に、再び上部からフィルムが出てきます。

2016_0127_02105300_resize_20160127_022415

全部が出終わったら、引き抜いて、しばらく現像されるのを待ちます。

t2pix_20160127-022910.png

本当は、うちの奥さんの写真をプリントするつもりでしたが、奥さんから反発を受けて、やむ無く次男坊の変顔写真になりました。

t2pix_20160127-022539.png

うっすらと浮き上がってきた次男坊が…。

t2pix_20160127-022610.png

しばらくするとクッキリです。

ちなみに、横の「REPRINT」ボタンを押すと同じ写真をもう1枚プリントしてくれます。

普段使うことがあるようなアイテムではありませんが、例えば同窓会等のパーティーの会場なんかに置いておくと、貴重な記念写真をスマホを持たない人とも、その場で共有なんてことができますね。

加えて、富士フィルムのXシリーズの楽しみ方が増えました。
posted by かわいいHERO at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2016年01月16日

一眼レフカメラの性能って…?

ニコンのフルサイズのフラッグシップ一眼レフが、3月に発売されるみたいですね。

散々、一眼レフはキャノンという声を聞いて、すっかりそのイメージがついてしまっているので、まともにニコンの一眼レフカメラについて調べたこともなくて、正直ピンと来ません。

リターンカメラするまでは、外国人観光客のニコンのストラップを見かけるので、漠然と一眼レフカメラ=ニコンという感じを持っていたことで、尚更、興味も持ちませんでした。

でも、やっぱりニコンも素晴らしい一眼レフなんでしょうね。

そう思うところもあって、新型フラッグシップに興味がなくもありませんから、こんなツイッターのつぶやきが目に止まりました。

twitter_gizmode.jpg

で、早速記事を見てみました。

聞くなよ、絶対聞くなよ…。ニコンD5の「シャッター音」がまるで鳥の羽ばたき - Gizmodo



記事中の動画を見て、なるほど、この鳥の羽ばたきのようなシャッター音が素晴らしいのか…。

なんて、自分自身を納得させようとしながら、自分に当てはめて考えてみました。

この連写性能凄いけど、自分はこんな撮り方したことないなぁ…。

連写モードで、1階のシャッターで画像が2枚残っていても、「しまった」なんて思ってしまうのです。

撮影したデータは、ピンボケは別として、どんな駄作であっても残してしまうので、連写で撮ってしまうと、多分全部捨てられなくて、大変なことになるだろうなぁと予想できます。

1枚1枚構図を考えながら撮るのが性に合っているので、連写で撮りまくるというのは、なんか違う気がしてしまうのです。

所詮趣味なので、失敗したら失敗した時で、自分が未熟なのが問題なんだくらいに考えていますが、業務用となるとそうもいかないんでしょうね。

もちろん、動きの早い生物や乗り物などを、バッチリ捉えるためには、この性能が必要なのはわかるのですが、現在のところ、そこへはあまり興味が無いのです。

今の時代、そういう写真は、インターネット上でも素晴らしい写真をたくさん目にすることができますから、敢えてそこへ投資する気が起こらないというのが正直なところです。

もっとも、このニコンのフラッグシップ機D5は75万円だそうですから、気持ち以前の問題ではあるのですが。あせあせ(飛び散る汗)

でも、フルサイズセンサーの高感度性能や、ボケには半端無く興味がありますので、フルサイズ機は使ってみたいです。

トータルバランスでのこの価格ではあるのでしょうが、そのうちの小さくない部分がこの連写性能なのだとすれば、私には、ソニーのミラーレスフルサイズ機でも充分なのかもしれません。

もちろん、今後、嗜好が変わる可能性もありますから、興味が連写に向かないとも言い切れませんけどね。

そういう意味では、春に発売予定のペンタックスのフルサイズ機なんかが、変人らしくて良いのかもしれません。

pentax_full.jpg

もっとも、既存のカメラも使いこなせていないのに、何を言ってるんだって話ではありますが。爆弾

しばらくは、おとなしく腕を磨きます。ダッシュ(走り出すさま)
posted by かわいいHERO at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年12月24日

「OLYMPUS AIR」の自撮りプロジェクトに思う

オリンパスのオープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS AIR」ですが、OPC HACK & MAKE Projectでは、プログラムにも明るいらしい女優の池澤あやかさんが、「NEXT SELFIE PROJECT」ということで、「OLYMPUS AIR」を使った自撮りのプロジェクトをこなされています。

olmpus_facebook.jpg

まぁ、女子目線ですし、基本自撮りとは縁のない私には、スルーするべき内容だと思っていましたが、昨日、切羽詰まった年賀状作成で、HDDに保存した中から、自分の適当な写真を探し出すよりも、ポーズに合わせて新たに撮影した方が簡単だと悟って、娘の分と私自身の顔を撮影することとなり、「OLYMPUS AIR」で自撮りすることとなりました。

OA000012.jpg

モニターが分離することによる自撮りのしやすさは、ソニーのQX30でも経験済みです。

自撮り自体は、スマホでも、ソニーのRX100M3でも可能ですが、「OLYMPUS AIR」の可能性という部分には大いに興味がありますので、敢えて「OLYMPUS AIR」を使用しました。

私自身、未だ使い始めたところの「OLYMPUS AIR」ですから、尚更です。

WiFiの接続については、先にブルートゥースで接続して、電源オンを行って繋いでくれるという手順は、想像していたよりも快適です。

ソニー製のレンズスタイルカメラで使用するアプリ「PlayMemories」でも、そう苦労せずに接続できると感じていましたが、「OLYMPUS AIR」はそれ以上ですね。

そういう意味では、レンズスタイルカメラ自体を使いこなせるのであれば、「OLYMPUS AIR」という選択肢は悪くないということになります。

また、ブログ用にブツ撮りするとなると、我が家のリビングでは、必ず余計なものが写り込んじゃいますが、コンデジベースのQX30と違って、マイクロフォーサーズセンサーだと、うまい具合に背景がボケてくれるので、RX100M3同等の使い方ができそうです。

もちろん、取り出して直ぐ撮れるRX100M3と違って、レンズスタイルカメラの場合は、スマホとの接続というひと手間が必要になるわけですが、スマホを肌身離さず持っていると、アプリ起動だけで、撮影可能状態まで持って行ってくれる「OLYMPUS AIR」は、大したハンデにはならないかもしれません。

むしろ、そのまま写真をスマホに取り込むのであれば、シームレスにアプリ連携ができるので、RX100M3で撮影とスマホへ送信という別々の作業を行うよりも簡単に感じるかもしれません。

但し、撮影時に何度かWiFiが切れることがあったので、ここはソニーの方が優秀かな。

いづれにしても、「OLYMPUS AIR」は使えない前提で手にしたことで、実際使って案外使えるなぁという、有利な評価となっているのは間違いありません。

DSC02416.JPG

加えて、交換レンズ用に買った、レンズケースがいい感じ。

DSC02417.JPG

可愛らしい手提げのような風貌で、パナソニックの14-42mm標準ズームを付けた「OLYMPUS AIR」がギリギリ収まります。

DSC02418.JPG

レンズスタイルカメラの弱点は解消しようがありませんから、セルフィープロジェクトなんてものにも、正直期待は持てないと感じていますが、このケースで持ち歩くマイクロフォーサーズカメラとしては、有りだなと感じ始めています。
posted by かわいいHERO at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年12月17日

とうとう手を出してしまった「OLYMPUS AIR」

一旦は欲望を抑えて、静観し続けたオリンパスのオープンプラットフォームカメラというコンセプトの、実質レンズスタイルカメラですが、防湿庫の肥やしとなるのがわかっていながら、とうとう手を出してしまいました。

DSC02381.JPG

ヤフオクで格安品を狙っていたものの、結局はそんなに安くは手に入るはずもなく、いろんなリスクを考えると、少しの差ならオリンパスから新品を買った方が良いと考えました。

その代わりに、購入は本体のみです。

DSC02382.JPG

ネット直販でしか販売しておらず、まともにオプション品も発売されない試験販売の域を出ない製品らしく、購入手続き後、出荷前に担当者の方から「このカメラは単体では撮影できませんから、出荷前にそのご確認の連絡を下さい」という趣旨の、なんとも不自然なメールが届きました。

通常の製品なら考えられない対応です。

まぁ、そんな実験的商品だということですが、本体だけというのは理由があって、パナソニックのGX7にシグマの安い19mm単焦点をつけているので、自動キャップ付き14mm-42mm標準ズームが余ってしまっているのです。

なので、この標準ズームレンズが使えるわけです。

DSC02383.JPG

加えて、軽量コンパクトな「OLYMPUS AIR」にもっともしっくり来るのではないかと思われる、魚眼レンズキャップも手元にあることで、本体があれば、直ぐに使い出せ、これらのレンズの活用ができるというのが、主な理由でした。

DSC02384.JPG

パナソニックの14mm-42mm標準ズームを取り付けるとこのようになります。

パナソニックは、GX7とGX8以外の機種には、本体に手ぶれ補正機能が内蔵されていないため、基本的にレンズ側に手ぶれ補正を内蔵しています。

一方、オリンパスは本体のみに手ぶれ補正を内蔵する方針なので、レンズには手ブレ補正機能が無いのです。

ですが、この「OLYMPUS AIR」については、コンパクトさ故か、本体に手ブレ補正機能が内蔵されていないため、手ブレ補正機能は使えないカメラということになります。

ですが、同じマイクロフォーサーズ規格のパナソニックのレンズならば、レンズ内手ぶれ補正機能が使用でき、手ぶれ補正の使える「OLYMPUS AIR」となるらしいのです。

DSC02385.JPG

一方、魚眼レンズキャップの場合は、手ぶれ補正が使えないわけですが、反面、このコンパクトさは、これはこれで魅力です。

DSC02386.JPG

ファインダーのないレンズスタイルカメラですから、ソニーのレンズスタイルカメラ同様に、スマホを使った撮影がメインとなります。

DSC02387.JPG

ミラーレスカメラ相当の設定機能で撮影できるカメラアプリの画面はこんな感じです。

2015-12-17 08.58.56.jpg

でも、手持ちのXperiaZ3をセットしようと思うと、SmallからLargeに切り替えても、入らない…がく〜(落胆した顔)

DSC02389.JPG

爪の間隔が僅かに足りないぞっ!ふらふら

DSC02392.JPG

って思っていたら、手前の爪が引き出せる事がわかって、無事に装着できました。

パナソニックの14mm-42mm標準ズームを取り付けると、電源オフ時でこんな感じです。

DSC02393.JPG

それが、スマホのアプリを立ち上げて、画面のCONNECTボタンにタッチすると、自動で電源が入りました。

DSC02394.JPG

14mm-42mm標準ズームのレンズが伸びて、自動キャップが開きました。

DSC02395.JPG

このスタイルでは、実際にはどれだけ使うかわかりませんが、最終的には、このタイプのカメラはソニーの「QX30」かこの「OLYMPUS AIR」のどちらかに絞りたいと思っています。

やはり、RAW形式での保存が決め手であり、同じくRAW形式での保存が可能なソニーの「QX1」という選択肢も無いわけではないのですが、ソニーのレンズは1本も持っていないので、動機に欠けるというのが正直なところです。

それと、もう一つ、「OLYMPUS AIR」に有利な材料がひとつありました。

それは、私が腕に巻いているソニーの「スマートウォッチ3」のアプリ「OPC WEAR」が利用できるところです。

OA000002r.jpg

実際、ひとつ前のスター・ウォーズのゲームの記事では、「OPC WEAR」を利用した「OLYMPUS AIR」で撮影した画像をトリミングして使いました。

WiFi接続が切れやすかったり、熱で固まったりと、問題も多く、実用度は未知数ですが、普段から付けている「スマートウォッチ3」でコントロールできることは魅力です。

さてさて、どうなることやら…。
posted by かわいいHERO at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年12月04日

ピントとボケとオリンパスAIR

レンズスタイルのコンパクトデジカメに始まった私のカメラ道楽も、2度目の紅葉シーズンを終えて、2年目へと入りました。

とは言え、一眼を手にしたのは今年に入ってからなので、まだまだデジタル一眼初心者ではあります。

それでも、日々ネットを眺めていると、知識だけはどんどん増えてきたり、センサーサイズの違いも身を持って知るということも多いです。

小さな1/2.3型センサーのコンパクトデジカメからのスタートということで、一眼ではじめに夢中になったのが「ボケ」です。

APS-Cサイズのセンサーと明るいオールドレンズの組み合わせは、コンデジではありえない「ボケ」の世界が味わえました。

すっかり、その「ボケ」による立体感の虜になっていました。

なので、どの写真も被写界深度の浅い写真で、クローズアップした“もの”の一部にピントが合っていて、全体ではほとんどがボケているという写真ばかりでした。

そして、その写真をFACEBOOKにアップして、この記事の通り、女性の友人から“ピンボケにつき要修行”とのありがたい指摘を受けたわけです。

fb.png

それまで、ボケ命のようにわざと絞り開放でボカしていた私には、衝撃的な出来事でした。

無駄なボケは、ただのピンボケと違わない…少なくとも、そう感じる人がいるということを悟ったのです。

その指摘してくれた友人は、マイクロフォーサーズセンサーのパナソニックGM1Kを使用していたことで、多分「ボケ」についての感じ方は、私と結構違いがあったのだとは思いますが、料理写真の教室なんかにも通っていたので、真摯に受けることができました。

そんなことがあって、自分自身もマイクロフォーサーズが気になって「GX7」を購入したわけですが、なるほど、ありのままを美しく撮ることのできるカメラだと感じました。

コンパクトなシステムも魅力で、持っておきたいマウントです。

そして、先日、メインのスマートフォンであるau版のXperia Z3が、ようやくAndroid5.1へのアップデートを果たしたことで、スマートウォッチ3で「OpcWear」というアプリが使用可能となりました。

screen.png

欲しいけど使えないことがわかっていて、手が伸びないと言ってきた「オリンパスAIR A01」をスマートウォッチからリモートコントロールできるアプリです。

使ってはみたいけど、レンズスタイルのレンズ交換式カメラの使えなさは、以前にこの記事で述べた通りです。

でも、それでも使ってみたいと思わせるのは、「OpcWear」のせいですが、これとて、根本的な問題解決ではないので、「オリンパスAIR A01」を未だに手にできずにいます。

相変わらず、ブログなどを検索しても、購入当時のみ、嬉しくて良いことを書いているものの、そのまま使わなくなって放置されることで、新たな記事の更新がないのであろうと推測される状態です。

長期に的に使い込んで、なおかつ「これ良いよ」って記事が見られないのです。

OPC Hack & Make Project」の方も、FACEBOOKでもフォローしているものの、あまり代わり映えしていません。

一見すると、面白そうなんですが、冷静に内容を見直すと・・・、

ダンボールの工作キットのようなものや、

opc01.png

新たな自撮りプロジェクトが発動してるものの、期待して良いのかと感じたり、

opc032.png

レンズに魚眼をつけるとか・・・、通常のカメラでもできそうだし。

opc02.png

プログラミングできるような人を除けば、未だ決定打に欠ける内容と言わざるを得ません。

相変わらず、オリンパスのオンラインショップでしか販売しないというところも腑に落ちませんが、価格.comへの掲載方針だけは変更になったようです。

そんな決定打に欠ける「オリンパスAIR A01」ですが、ようやく、なるほどという記事に出会いました。

opc04.png


私がOM-Dを使う理由。- My Style, My Olympus - Vol. 01:地元の隠れた“絶景”を探して〜木村琢磨さん
【OLYMPUS AIRを使うメリット?!】



マイクロフォーサーズを使い続ける方だからこその内容であり、被写界深度の深さこそがマイクロフォーサーズの魅力なわけですね。

これにより、被写体や環境によって、都度、マウントのチョイスを行えば良いのだと、当たり前のことを再確認できました。

そして、加えて、フルサイズは持っていないので、APS-Cセンサーによる、ピンボケとは明らかに異なる、効果的なボケについても研究の余地ありです。

また、この方がアングルからの開放と言い切る「オリンパスAIR A01」の使い方も半端ないですね。

b03.jpg

やはりこれくらい大胆にやらないといけませんね。

image-bc53e.jpg

これには、私のQX30用の自撮り棒もびっくりです。

この記事で、ようやく「オリンパスAIR A01」を手に入れる大義名分ができたような気がします。

サンタさんにお願いしてみよう…あせあせ(飛び散る汗)
posted by かわいいHERO at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年11月23日

暇つぶしのエアフロントオアシス下河原

午後から雨予報の祝日。

雨ということで、あきらめムードで起きたらもう10時でした。

そこで、地元の天気予報をチェックしいてみると、昨日は午後早々の降雨量が、夕方まで0に変わっていました。

これなら、少しくらいは雨が避けられるかも?

ということで、前々から行こうと思っていたポイントへ行ってみました。

DSC02147.jpg
Sony RX100M3

自宅から車で10分ほどの、川沿いのポイントですが、道路に車が沢山停まっています。

DSC02146.jpg
Sony RX100M3

この横が公園になっているのですが、その公園の駐車場も満車でした。

DSC02148.jpg
Sony RX100M3

この場所は、エアフロントオアシス下河原という公園なんです。

DSC02145.jpg
Sony RX100M3

で、ここへ紅葉を見に来た・・・ということではなく、

DSC02149.jpg
Sony RX100M3

この日時計?のモニュメントにヒントが。

DSC02150.jpg
Sony RX100M3

先っちょに飛行機が付いています。

DSC02151.jpg
Sony RX100M3

そう、ここは飛行機の見える公園なのです。

DSC02153.jpg
Sony RX100M3

この日も、飛行機目当ての方が、のんびりと飛行機を眺めておられました。

空港ターミナルの対面、伊丹側にも飛行機が近くに見える綺麗な公園があるのですが、駐車場が有料なのと、人が多いので、より自宅から近いこの公園へ来たのですが、この公園は滑走路の先、つまり飛行機が飛び立つ下に位置します。

なので、今日はペンタックスのQ7&ケンコー・トキナーの800mmミラーレンズのお試しで来たのでした。

DSC02155.jpg
Sony RX100M3

例のごとく、ソニーのRX100M3の望遠側フルサイズ換算70mm相当で撮影するとこんな感じです。

DSC02156.jpg
Sony RX100M3

で、ペンタックスのQ7&ケンコー・トキナーの800mmミラーレンズの組み合わせのフルサイズ換算3,680mmだとこうなります。

IMGP0350-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

撮って出しJPEGだと、イマイチなので、Lightroomで自動補正と少し彩度を上げて再現像しています。

IMGP0351-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

パイロットの姿が見えるというのは凄いですが、三脚&静止物でも、思った構図に収まりません。

IMGP0352-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

倍率が高すぎて、わずかな振動でも動いてしまいます。

IMGP0353-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

まだ、静止物なら良いのですが、ゆっくりでも移動している飛行機だと大変です。

IMGP0354-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

ピントが合わないばかりか

IMGP0356-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

うまく画面に収まりません。

IMGP0357-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

そもそも、倍率が高すぎて、飛行機のごく一部分しか撮影できません。

IMGP0358-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

わずかなシャッターショックで動いてしまうので、アマゾンで買った安い赤外線リモコンを使用しますが、反応が鈍く、うまく行きません。

IMGP0360-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

結局、まともな写真が1枚もありません。

IMGP0362-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

この通りの写真ばかりです。

IMGP0364-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

本当ならすぐ削除するべき写真ですね。

IMGP0365-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

今回は、撮影の難しさを伝えるために、敢えてアップしていますが…

IMGP0366-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

加えて、やはり画質が今ひとつですね。

三脚ではうまく追えないので、途中から一脚に変更しましたが、それでも飛び立つ飛行機は無理でした。

何処に飛行機がいるのかわからずで追えないのです。

IMGP0370-1.jpg
Pentax Q7 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

今日は比較のために、同じくペンタックスのK-50を持ってきました。

ソニーのQX30も持ってきていたのですが、不覚にもバッテリーが切れていて、今回は使えません。

DSC02157.jpg
Sony RX100M3

なので、ペンタックスK-50&シグマの望遠ズーム70-300mmで撮影してみます。

IMGP2909-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

着陸態勢に入った飛行機を追ってます。

IMGP2910-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

あ、ちなみにここからは手持ちで、これは広角端70mm(フルサイズ換算105mm)。

IMGP2911-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

望遠端300mm(フルサイズ換算450mm)だとこうなります。

一応オートフォーカスですから、楽ちんですね。

IMGP2912-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

気持よくシャッターが押せますし、

IMGP2913-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

飛び立つ飛行機も難なく追えますが、ちょっと切れちゃってますね。

IMGP2914-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

ピンぼけもあって、これは私の腕の問題ですね。ふらふら

でもって、この画角ですから、ここで飛行機を狙うなら、300mmでも十分ってことでしょうね。

IMGP2915-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

写真としても、こちらの方が立体感があるというか、情報量が多いというか…。

IMGP2916-1.jpg
Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

やっぱり綺麗ですね。

ちょうど、これから飛び立つ飛行機を連続で撮影してみました。

IMGP2917-1.jpg
IMGP2918-1.jpg
IMGP2919-1.jpg
IMGP2920-1.jpg
IMGP2921-1.jpg
IMGP2922-1.jpg
IMGP2923-1.jpg
IMGP2924-1.jpg
全て Pentax K-50 & Sigma 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Q7で撮影した後だと、なんと楽に撮影できるのでしょう。

それだけ、Q7&800mmミラーレンズでの撮影のハードルが高いということですが、マニュアルフォーカスなので、大きく動く被写体の撮影は至難の業ということがよくわかりました。

では、今度はこの800mmのミラーレンズをペンタックスK-50に装着してみました。

K-50は、APS-Cサイズのセンサーですから、フルサイズ換算1.5倍なので、1200mm相当ということになります。

IMGP2927-1.jpg
Pentax K-50 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

やはり、翼が全部は入りません。

IMGP2932-1.jpg
Pentax K-50 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

Q7の3,680mmよりは全然追いやすいですが、やはりマニュアルフォーカスなので、リングを回しながらが難しいです。

IMGP2933-1.jpg
Pentax K-50 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

でも、ピントの合焦を音で知らせてくれるので、マニュアルフォーカスと言えども、比較的扱いやすいです。

IMGP2937-1.jpg
Pentax K-50 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

飛び立つ飛行機も何とか狙えますが、画質の面からも、倍率が落ちても、素直にオートフォーカスレンズを使った方が良さそうです。

IMGP2941-1.jpg
Pentax K-50 & Kenko Mirror 800mm F8 DX

と、ここで、雨が落ちて来ました。

未だ充分ではなかったのですが、予定よりも早く雨が落ちて来たので、退散です。

しかし、ペンタックスのQ7&ケンコー・トキナーの800mmミラーレンズは楽しいけれど、その用途は難しいです。

その倍率故に、望遠鏡的使うしかないので、やはり天体とかになるのでしょうか?

雨で何だかなぁ〜の1日でしたが、夜は奥さんのリクエストで、久しぶりに回転寿司で夕食でした。

SM_DSC02158.JPG
Sony RX100M3

大トロがささやかな贅沢でした。あせあせ(飛び散る汗)
posted by かわいいHERO at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年11月13日

忘れられた75mmの感性

2015-02-25 01.43.03.jpg

自身の初デジタル一眼に、ペンタックスの一眼レフ「K-50」をチョイスしてわずか半年ちょっとで、幾つかのカメラを手にして、最終的に富士フィルム「X-T10」へとたどり着きました。

1020200.jpg

短期間の内に機種が増えすぎて、一番重要な使い込みという部分では、どれも不十分であり、未だにストロボ撮影ひとつがクリアできなかったりすることがあります。

また、フジのズームレンズの写りが秀逸で、すっかり惚れ込んでしまっています。

でも、元々私は、古いリコーのフィルム一眼レフに付いていた「XR RIKENON F2 50mm」を使いたくて「K-50」にしたこともあって、マニュアルフォーカスながら、フルサイズ換算75mmの単焦点レンズの世界にどっぷりとはまっていたはずなのです。

一般的には、APS-Cサイズのセンサーの場合、35mmのレンズが、フルサイズ換算で50mm程度となり、人間の視野角に近いため標準とされている中で、50mmレンズでは、フルサイズ換算75mmとやや望遠となり、景色や建物などの被写体では、全体が入らない為、使いにくいとされています。

確かに、記念写真や記録撮影では使いにくいのは事実ですが、フルサイズ75mmという画角には、切り取るということを学ぶ上では、なかなか素晴らしいと感じています。

人はどうしても、撮影しようとする被写体の全体を撮ろうとするものですが、そういう写真は、あとから見ても、決しておもしろいと思える写真ではありません。

見る前から全体を想像しているので、予想通りの写真ということなのです。

ところが、75mmで撮影した写真は、どこか一部を切り取ることとなり、何かをクローズアップすることになり、それが見るものに新鮮さを与えます。

また、撮影にあたっても、ベストな部分を考えながら撮影に挑むこととなりますので、単純な写真とはなりません。

ポートレートや作品作り等、視界の一部を切り取ったようなスナップ写真の場合では、考えることも楽しかったりするのです。

IMGP0732.jpg

私の場合は、初めに「K-50」&「XR RIKENON F2 50mm」でそれを学び、写真に取り憑かれました。

IMGP0711.jpg

なので、それが原点なはずなのですが、先日の布引ハーブ園では、35mmの単焦点レンズが使いこなせず、標準ズームへと交換してしまったのです。

これも、富士フィルムのズームレンズが、ズームできる単焦点レンズと言って良い写りだからですが、反面、35mmの標準画角でありながら、使いこなせなかった自分を情けなく感じています。

いざという時のために、コンパクトなRX100M3を常時携帯しているにも関わらず、安易にズームに走ってしまった自分に反省です。

次回は、ズームレンズを置いて行くことにしよう。
posted by かわいいHERO at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年11月10日

超望遠症候群その2

週末からの雨が残り、昨日は何もできませんでしたが、今日は何とか雨も上がったということで、職場近くの鳥島のある池へ行ってみました。

勝手に鳥島なんて言ってますが、池の真ん中にある島に鳥が沢山住み着いているので、勝手にそう読んでみました。

何故に鳥か…そうです、超望遠テストの被写体にしたかったのです。

前回、ペンタックスQ7によるテストで実力を確認できたケンコーの800mmのミラーレンズですが、パナソニックのGX7との直接比較をやってみたかったのです。

ついでに、レンズスタイルコンデジのソニーのQX30も。

先ずは、環境がわかるように全景をQX30のワイド端、35mm換算で広角24mmです。

DSC01123.jpg

この画像の通り、今回は三脚を利用しますが、QX30のみ手持ちで撮影します。

残念ながら、QX30の設定が、シャッタスピード優先になっていて、白飛びを起こしています。

RAW対応なら、現像でリカバリーできますが、QX30はJPEGのみなので、それもできず、残念な写真になってしまいましたが、鳥の部分に白飛びはないので、比較自体は有効かと思います。

余談ですが、ソニーのコンデジは、基本的にプレミアムオートが優秀なので、それで撮影するのがベストです。

また、QX30とGX7では、次の拡大画像のAポイントにいた鳥を撮影していましたが、Q7で撮影する前に飛んでいってしまったため、Q7では、横のBポイントに止まっていた別の鳥での撮影となっています。

3kihikaku_00.jpg

距離的にはほぼ同じなので、比較自体に問題はないと思いますが、鳥の個体は違いますので、模様や特徴は当てになりませんのでご了承下さい。

なお、これ以降の画像に関しては、キャプチャ画像を除いては、比較のためにオリジナルサイズでアップします。

では、先ずはQX30からですが、全画素超解像ズームをONにしていなかったので、35mm換算720mmとなります。

DSC01129.JPG
ソニーQX30 SS優先 AF ISO/100 f/6.3 SS/100

続いてGX7+800mmです。

35mm換算は1,600mmとなります。

P1020218.JPG
パナソニックGX7+KENKO800mmF8 絞り優先 MF ISO/1600 SS/2500

そして、最後がQ7+800mmです。

35mm換算で3,680mmとなります。

IMGP0285.JPG
ペンタックスQ7+KENKO800mmF8 絞り優先 MF ISO/800 SS/1250

Q7のカラーが少し違和感ありますが、気が付かずに勝手にカスタムイメージが切り替わる設定になっていたようです。

トリミングを前提として、画像編集ソフトで鳥をほぼ同じ大きさに合わせて比較してみました。

3kihikaku_01.jpg

左からQX30の200%、GX7の100%、Q7の50%です。

QX30は既にソニーらしい塗り絵状態になりつつありますが、200%ですから、全画素超解像ズームの100%なら、もう少しマシかもしれませんが、それでも塗り絵にはなっちゃいそうですね。

GX7のマイクロフォーサーズのセンサーには期待をしていたのですが、思ったほどではありません。

撮影時には、非常に綺麗な印象でしたが、いざ撮影したものを後でゆっくり見ると、この程度かって感じです。

但し、ISOが1600になっていましたので、多少ノイズが多い可能性はありますが、それにしてもやや期待し過ぎぎましたかねぇ。

上の縮小画像は非常に綺麗に見えますし、ピントが合っていないということもないと思うんですが、少し甘かったのか?

Q7は、カラーが気になりますが、目を見ると他との違いが一目瞭然です。

ついでに羽の部分も見てみます。

3kihikaku_02.jpg

やはり、Q7の色が気になりますので、Lightroomで現像してみました。

IMGP0285-1.jpg

どうでしょうか?

やはり、甘さは見られるので、縮小前提で使えば、結構使えそうに思います。

となると、近くの物をアップで撮るというよりも、肉眼で見えにくいような遠くのものを撮るのに適しているということかも?ということで、遠くのものを撮ってみました。

この記事の1枚目の写真の島の向こうに見える緑の屋根の上の避雷針?です。

IMGP0346-1.jpg

これは、緑の屋根の下の鐘がありそうなテラス?の柵。

IMGP0343-1.jpg

これも島の向こうの住宅の壁ですが、塗装の質感がわかります。

IMGP0345-1.jpg

これは画像左の緑の木と木の間に見える電線と鉄塔。

IMGP0344-1.jpg

やっぱり、こういう物を縮小で見て、使えるかなという感じです。

近すぎるとズームじゃないので切れちゃいますしね。

最後に、もう少しQ7&800mmで撮影した島の鳥たちを。

IMGP0252-1.jpg

IMGP0260-1.jpg

IMGP0312-1.jpg

IMGP0336-1.jpg

ケンコーの800mmミラーレンズは、Q7専用で良いかなと思い始めています。
posted by かわいいHERO at 19:59| Comment(2) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年11月08日

「Adobe Creative Cloud」とRAW現像

メインカメラに据えた富士フィルムの「X-T10」には、非常に満足していますが、唯一困ったことがありました。

それは、PCでのRAW現像で、「‎Adobe Lightroom 5.71」が使えないということです。

「X-A1」で撮影した画像では問題なく使えていたので、まさか「X-T10」で使えないなんて、思いもしなかったわけですが、使えないものは仕方がありません。

最新のバージョンであれば使えるのですが、米国でのアドビのイベントで「X-T10」が無料で配布されるくらいですから、富士フィルムとアドビも良い関係なのでしょう。

ところが、「X-T10」用に富士フィルムが無料で配布するRAW現像アプリは、「RAW FILE CONVERTER EX 2.0」という「SILKYPIX」という別メーカーのアプリの機能限定版です。

手持ちではシグマのDP3Merrillのみ、シグマの専用ソフトでないとRAW現像できませんが、その他のカメラには全て、「‎Adobe Lightroom 5.71」が使えていましたので、操作もてになじんできていたので、今更「SILKYPIX」を使いたくはありません。

となると、X-T10でも使える最新の「‎Adobe Lightroom」を使うよりありません。

adbe.jpg

ということで、「Adobe Creative Cloud」のフォトグラフィプランを申し込みました。

せっかく、最新の「‎Adobe Lightroom」が使えるようになったので、先日の伊吹山で撮影した写真をRAW現像してみたいと思います。

先ずは、コメントでオルビストCOMTECHさんから、琵琶湖がキラキラと綺麗というお言葉を頂いたこの1枚から。

2015_1103_15474100_resize_20151104_000428

午後からの西日となって、逆光で条件が良くないため、白っぽい写真になってしまっています。

もうちょっとメリハリのある写真にしたいのと、条件の悪い写真となっているので、RAW現像をわかりやすくする意味でも、ちょっと極端に弄ってみました。

DSCF0229-1.jpg

ハイライトを抑えて、彩度を思いっきり上げてみた結果、現実味は失せますが、印象的にはなったのでないでしょうか。

手前の真っ黒な影も、山肌が分かる程度の明るさになっています。

RAWファイルというのは、撮影した時の全てのデータを記録するものであり、そのデータの中の必要なデータを利用して、JPEGへと変換することで、カメラが吐き出したJPEG画像とは違うイメージにできるのです。

なので、黒く潰れているように見える部分にも、明暗の情報が残っていますから、復元することができるのです。

DSCF0201.jpg

この画像の場合、手前の山の陰の中に、実は2本の木があったんですね。

DSCF0201-1.jpg

この2本の木の出現が必要かどうかは別として、RAWファイルに記録されたデータによって、画像の結果に変化を与えることができるということは、お分かりいただけたのではないでしょうか?

DSCF0228.jpg

但し、良く言えばナチュラルなこの写真が、青の強い非現実な画像となることで、批判的に受け取られる方も少なく無いと思います。

DSCF0228-1.jpg

印象的にはなるものの、弄った感が強いとどうしても人工的になってしまいます。

DSCF0230.jpg

なので、弄り過ぎは禁物ですが、元々が美しくない写真であれば、思い切った変化をつけてインパクトのある1枚にしてみるというのも有りかなって思います。

DSCF0230-1.jpg

その変化自体が面白かったりします。

DSCF0249.jpg

夕日なんかは、彩度を上げると、より夕日っぽくなった気がしませんか?

DSCF0249-1.jpg

露光量を変化させることによって、太陽の大きさや形も変化します。

DSCF0250.jpg

太陽に注目したい時に、はっきりしない太陽が…

DSCF0250-1.jpg

くっきりとした太陽となりました。

青い空も太陽を惹き立てます。

DSCF0253.jpg

とは言っても、全てが良い結果をもたらすわけでもなく、

DSCF0253-1.jpg

ナチュラルなままの方が良いというケースも結構あリますし、コントラストの両極端でのイメージも変わります。

DSCF0254.jpg

例えば上の画像の場合、

DSCF0254-1.jpg

コントラストやハイライトを抑えると、色が薄くなるので彩度を上げると、雲の陰影が強く出てきます。

また、彩度を上げていることで、色彩が派手さを増し、ややどぎついくらいになってます。

DSCF0254-2.jpg

一方、コントラストを上げると、雲は目立たず、色も薄まらないので、彩度を上げることはできません。

あまり弄り過ぎると、HDRのトーンマッピングのようになってしまったりで、難しいですね。

DSCF0265.jpg

一番好ましい、理想的な使い方としては、ストロボが使えず、シルエットで真っ暗になってしまった観音様が、

DSCF0265-1.jpg

しっかりとお顔が拝めるように現像し直すなんてケースでしょう。
posted by かわいいHERO at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年11月07日

超望遠症候群、Q7の場合

超望遠症候群の最後の手段として登場したケンコーの800mmミラーレンズですが、35mm換算2倍の焦点距離であるマイクロフォーサーズのGX7で、そこそこの手ごたえを感じていますが、超望遠の本命である、35mm換算4.6倍というペンタックスのQ7でのテストが未だだったことから、ちょっとテストしてみました。

800mmの4.6倍ですから、35mm換算では、なんと3,680mmというお化け望遠レンズとなるはずです。

ですが、これまでの結果から、正直期待はしていません。

ペンタックス Kマウント用のTマウントアダプタと、ペンタックス Kマウントレンズ用アダプターQの2つのアダプターを同時利用することになりますが、アダプターQには三脚座を取り付けているため、ケンコーのミラーレンズを使用する際にも、非常に役に立ちます。

DSC02029.JPG

少しでも手ぶれを軽減することと、ホールドのしやすさから、今回も一脚を使用します。

DSC02031.JPG

これがなかなかの良い感じです。

DSC02032.JPG

小型軽量のQ7なので、マウントだけで保持しても全く問題ありません。

このペンタックスQ7&ケンコー800mmミラーレンズの組み合わせの実力を見ていく上で、ペンタックスQ7の標準ズームである「02 STANDARD ZOOM」による画像と比較しますが、その前に、Q7&「02 STANDARD ZOOM」とソニーのRX100M3とを比較してみます。

テストによる被写体としては、道路向うにある中学校のグランドで体育の授業をやっていたので、距離的に採用させていただきました。

q7vsrx100_1.jpg

左がQ7&標準ズームで右がRX100M3となります。

q7vsrx100_2.jpg

上の画像と全く同じですが、EXIF情報の残りを表示しています。

比較とは言え、Q7&標準ズームは望遠端が35mm換算69mmで、RX100M3の望遠端は35mm換算70mmで微妙に違いはあります。

画像編集ソフトにて100%等倍で表示して並べたものを、キャプチャしました。

センサーサイズの分、RX100M3の方が画質が良く感じますが、ほぼ互角なイメージです。

q7vsrx100_3.jpg

よりわかりやすいように、数字で比較してみましたが、やはりRX100M3の方がわずかに綺麗ですね。

その上で、同じQ7によるケンコー800mmミラーレンズの実力を見ていきます。

q7-800_1.jpg

いきなり結論的な表現ですが、これが35mm換算3,680mmの実力です。

流石にカリカリとはいきませんが、肉眼では不可能な顔の識別が可能なので、モザイク処理しています。

また、体操服の名前も読めました。

q7-800_2.jpg

生徒さんの名前は出せないので、オレンジ色の四角で囲った、グランド手前の電柱の変圧器?に書いてある文字で比較します。

q7-800_3.jpg

こちらは、画角的に等倍ではなく33%表示にしていますが、肉眼では確認不可能な校舎前の水栓が確認できますね〜。

q7-800_4.jpg

次は手前の銀杏の木です。

q7-800_5.jpg

画質の甘さは否めない為、等倍ではわかりにくいものの、33%表示では、クモの糸まで確認できます、スゴッ!

q7-800_6.jpg

ここが一番しっかりピントが来てそうな…

q7-800_7.jpg

これも、33%表示なら、質感までわかります。がく〜(落胆した顔)

q7-800_8.jpg

標準ズームの方の画像を、同じ画角まで拡大してみようとしましたが、画像ソフトの上限が1600%のようで、これが限界でしたが、もうドットでしかありません。

q7-800_9.jpg

校舎の窓に貼ってある文字の内「や」の字をピックアップして、同じように1600%に拡大してみます。

q7-800_10.jpg

やはり、ここまでが限界です。

q7-800_11.jpg

右の葉っぱが赤く紅葉している木の一部分も、ネットの前であることはわかりますが、もはや、どの部分かさえわかりません。

恐るべし、3,680mm望遠レンズです。

画像が甘々とは言え、ニコンの35mm換算2,000mmという超高倍率コンデジ「COOLPIX P900」をも凌ぐ倍率は、なかなか面白いです。

ピントリングの重さやそのシンプルさから、シグマの300mmよりも使いやすいケンコーのミラーレンズは、Q7との相性も決して悪くなかったです。

但し、マニュアルフォーカスですから、しっかりした三脚で静体を撮るのがベストであることは間違いないです。
posted by かわいいHERO at 02:02| Comment(2) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ

2015年10月24日

ヤフオクで「オリンパス AIR」物色のはずが… 

前記事で意味のない物欲の言い訳をしつつ、物欲を肯定するのは、こいつのせいです。

「ペンタックス Q7」

下に置いたXperiaZ3から、そのコンパクトさがわかっていただけますでしょうか。

DSC01941.JPG

全く眼中になかったこのおもちゃのようなカメラがなぜここに?

発端は、ヤフーオークションで「オリンパス AIR」を物色していてのことです。

レンズスタイルカメラの可能性に期待しつつも、現実的な多数のデメリットがわかっていることで、迷いながらの物色でしたから、ついつい、現在所有する「ソニー QX30」との比較を繰り返してしまいます。

本来、ミラーレスとコンデジなので、比較対象ではないものの、レンズスタイルカメラの場合は、コンパクトさを失うとその意味が無くなってくることから、コンパクトさで勝るコンデジベースの方が有利な点が多いと考えます。

私が唯一、不満に感じるコンデジタイプの弱点は、RAWファイルでの記録に対応していないところです。

この部分では、1型センサー搭載の、QX100が対応していれば、それがベストと思えなくもないですが、RAW対応はソニーでもレンズ交換式のQX1のみです。

それに、撮影に自由度があると思われるレンズスタイルカメラですが、よくよく考えると、普通のコンデジタイプでも、スマホのアプリでリモートコントロールすれば、変わらぬ環境での撮影が可能なんですよね。

ソニーの最近のコンデジは、ほとんどリモートコントロールアプリに対応していますので、RX100M3でも、レンズスタイルカメラ的な撮影はできるのです。

多少、大きくはなりますが、レンズ交換式よりもコンパクトで軽いというケースもあるかも。

そう言ってしまうと元も子もないのですが、アクションカムの存在もあって、レンズスタイルカメラが中途半端であることは否めません。

その点、私の所有するQX30の場合は、光学30倍という超望遠の付加価値が付いています。

超望遠というのは、カメラにおいては、魅力的なものであり、我が家で歴代使ってきたソニーの光学10倍、20倍のコンデジは、小型のハンディカムの役割も担って、運動会等の子供の学校行事で大活躍してくれました。

そういうこともあって、超望遠が気になるもので、使用頻度は少なくても、超望遠のカメラは確保しておきたいと思ってしまうのです。

かなり遠回りしましたが、このペンタックスのQシリーズについては、1/2.3インチセンサーの初代QとQ10については、35o換算で5.5倍、少し大きな1/1.7インチセンサーのQ7とQS1についても35mm換算4.6倍ということで、超望遠には有利だということを知りました。

そして、そのQシリーズでペンタックスのKマウントレンズを使うための純正アダプターがあるということで、ヤフオクのターゲットが、「オリンパス AIR」から「ペンタックス Q7」になったのです。

Qシリーズの中でも、Q7にしたのは、センサーサイズが大きく、最新のQS1と性能差がほとんどないにも拘らず、安いからです。

Kマウントアダプターを使用するには十分だったわけです。

DSC01942.JPG

当然、そのKマウントアダプターQも手に入れました。

レンズに対して、Qのボディが小さいので、ついでに純正の三脚座も。

DSC01943.JPG

小さなQ7のボディに、アダプターの大きなKマウントが目を引きます。

XRリケノンの50oでも、35o換算で230oの望遠レンズになるのです。

DSC01944.JPG

望遠過ぎて使いにくいというのは否めませんが、遊ぶには良いですね。

そんなQ7&KマウントアダプターQをシグマの300mmと組み合わせると、なんと1380oという超望遠になるはずです。

それを、レンズスタイルカメラのQX30の35o換算720o&超解像ズーム(デジタル2倍)と比べてみます。

DSC01938.JPG

Q7本体は小さくとも、シグマの300oズームが大きいので、ギズモンのケース「iCA5」に入れた「iPhone 5s」&QX30と比べるまでもありません。

DSC01939.JPG

シグマレンズのフードを取って、QX30の電源オンで伸ばしたところで、この差です。

そんなQ7&シグマの300oズームを三脚使用で昨晩、月を撮影してみました。

IMGP0080.JPG
クリックでオリジナル画像を表示

いつものように、説明書を見てなかったので、スマートエフェクトがソリッドカラーの赤になっていたようで、色がちょっと変ですね。

IMGP0107.JPG
クリックでオリジナル画像を表示

オリジナルの大きさがわからないでしょうから意味がないのですが、空港近くのラブホテルのネオンです。

三脚を使っても、レンズがさらに暗くなるので、夜の撮影は苦労したのですが、今日の夕方に空を見上げると、昼間の月が見えたので、それを比較テストの被写体にすることにしました。

DSC01940.JPG

ちなみに、RX100M3の望遠側35o換算70oではこんな感じになります。

そして、レンズスタイルカメラのQX30の35o換算24oでは、こんな感じです。

DSC01113.jpg

それが、光学30倍、35o換算720oではこうなりました。

DSC01116.jpg

60倍となる全画素超解像ズームの利用で、ここまでの大きさになりました。

DSC01114.jpg

なかなか綺麗に撮れています。

次に、Q7&シグマ70-300oのワイド側70oなので、35mm換算322mm相当です。

IMGP0146.jpg

そして、こちらが300o、35mm換算1380o相当です。

IMGP0163.jpg

この縮小した画像では、どちらも似たような画像に見えますが、等倍で見るとかなり違いがあります。

超望遠比較1.jpg

画像をクリックしてもらうとよくわかると思いますが、左のQ7に比較して、右のQX30の全画素超解像ズームでは、ソニーカメラにありがちな、べた塗りっぽくなっています。

でも、Q7の方もピントの甘さが否めず、もやっとした画像となっており、むしろ、QX30の方が綺麗に見えるかもしれません。

IMGP0162.jpg

Q7で撮影中、突然モニターに肉眼で見えない飛行機が現れ、超望遠の面白さを感じましたが、ピントがビシッと決まればなぁ〜というのが残念です。

DSC01122.jpg

少し暗くなってきた中でのQX30ですが、撮影自体はブレとの戦いが壮絶なQ7とは違って、使いやすいタッチシャッターに強力な手ぶれ補正で、ほとんど失敗がありません。

DSC01120.jpg

Q7&シグマ300oの方の歩留まりとは、雲泥の差であり、改めてQX30の実力を思い知りました。

改めて、この結果を踏まえると、超望遠には素直に超望遠のネオ一眼を選ぶのが良いと思われますが、豆粒センサーであることから、超望遠以外の用途で使うには、不満が残るところです。

かと言って、下手すれば一眼レフよりも大きなネオ一眼と同時に一眼レフやミラーレスを携帯するのは辛いものがあります。

かと言って、レンズ交換式カメラ&高倍率の望遠レンズでは、コストが必要な割に倍率はそれほど高くはならず、携帯性も良くありません。

多少倍率は下がっても、QX30のコンパクトさは、なかなか魅力なのだと再認識しました。

その上で、究極は、30倍ズームにRX100M3(M4)の特徴を持った、HX90Vなんじゃないかと思ったりします。

レンズスタイルカメラとしては、QX30は、使用頻度の高くない超望遠の機能を持っていて、悪くない存在だと思います。

また、思ったよりも撮影のハードルが高かったQ7&KマウントアダプターQには、ちょっとがっかりですが、ハードルが高いなりに、使いこなしを楽しめる、本格的なおもちゃであるということが良くわかりました。
posted by かわいいHERO at 00:45| Comment(2) | TrackBack(1) | コンデジ&その他カメラ

2015年10月18日

危険な物欲

メインマウントを富士フィルムにしたとして、X-T10を手に入れたところですが、中国直送の安物ケースが到着するまでは、持ち出ししにくいので、絵に描いた餅状態です。

そんな折、オルビストのCOMTECHさんがパナソニックのGX7を購入されたということで、私の興味も再びGX7へ向くことになりました。

ちゃんと最後まで目を通していなかった、GX7のムック本も、常時携帯できるように自炊して、PDF化しました。

P1020198.jpg

付けていたシグマの安価な単焦点レンズを外して、携帯に有利なコンパクトな標準ズームに付け直して、出勤前の公園で花の撮影をしてみたり…。

P1020192.jpg

P1020194.jpg

P1020195.jpg

P1020196.jpg

P1020197.jpg

そんなことをしていると、このGX7がマイクロフォーサーズマウントであることから、以前から気になっているオリンパスのオープンプラットフォームカメラである「OLYMPUS AIR A01 」が気になり始めます。

OLYMPUS AIR A01.png

私自身、同じような形状の、ソニーのレンズスタイルカメラ「QX30」を使用しているものの、RAW保存がができないことで、同じソニーのレンズ交換式の「ILCE-QX1」にも、興味が有るのですが、ソニーのレンズは全く所有していないので、購入に至りません。

ですが、マイクロフォーサーズはGX7の2本のパワーズームとシグマの単焦点に加えて、オリンパスのフィッシュアイレンズキャップがあります。

これだけでも、「OLYMPUS AIR A01 」が存在して良い理由に感じています。

これまでも、散々、「OLYMPUS AIR A01 」の問題点を書き連ねて、オリンパスファンの方を的に回すんじゃないかと心配していますが、「QX30」を使用しているからこそ、このタイプのカメラの長所、短所がわかります。

自分としては、短所のほうが多いと結論づけているところもあって、否定的なのですが、やっぱり使ってみたいという気持ちはあるんです。

オープンプラットフォームという部分は、だからどうだと思いつつも、それ自体は楽しそうだなぁと思っている自分がいます。

opc_project6.png

結局、使ってみないとわからないじゃないかと結論づけて、物欲が押し寄せてくるんですね。

また、GX7には、シグマの単焦点を付けて、パワーズームの14-42mmは、手ぶれ補正を内蔵していることもあって、本体に手ぶれ補正を内蔵しない、「OLYMPUS AIR A01 」にピッタリじゃないの…なんて考えていました。

それなら、ヤフオクで本体だけ買ったら安くで買えるじゃないとなってきて、だんだんその気になってきました。

ところが、ヤフオクの「OLYMPUS AIR A01 」は、次々と売れていき、残ったのはホワイトのキットレンズ付きのものだけとなってしまいました。

そこで、何気にこのキットレンズについて調べてみると、なんと、なかなか評判の良いレンズみたいです。

写り自体は、標準の域を出ないようですが、パナソニックがスイッチ式なのに対して、オリンパスはリング式で、そこが評判が良いようです。

とは言え、パナソニックの方のレンズも、写り自体は間違いないということで、別にそこまで興味もなかったのですが、価格.comのレビューにあったシルバーのGX7にそのレンズを取り付けた姿を見た途端、萌〜。

私のGX7は上部分がシルバーなので、シルバーのレンズがよく似合うんです。

14-42ez.jpg
出展:http://review.kakaku.com/review/K0000617302/ReviewCD=724063/ImageID=183806/


わぁ、このレンズ欲しいってなって、思わず、ヤフオクに入札してしまいました。

でも、結局、私が思うより高値で落札されたので、救われました。

よくよく考えると、ホワイトの「OLYMPUS AIR A01 」にブラックのパナソニックのパワーズーム14-42mmは、ちょっとアンバランスかななんて思います。

それ以前に、

● WiFiによるモニター接続は手間が掛かるし、タイムラグがひどくて動きものには使えない。

● 「OPC Hack & Make Project」に期待してみたところで、ソニーのレンズスタイルカメラとの差が付いておらず、現状の多くのものは、アクションカムの方が軽量で良いんじゃないの?と思わせる。

● ソニーで言えるのが、レンズ交換式の「ILCE-QX1」よりもコンデジタイプの「QX10」「QX100」「QX30」の方が、レンズスタイルカメラとしては、まとまりとして良い…つまり、レンズ交換式のメリットが活かしにくい。

● 一見コンパクトに感じるものの、モニターとなるスマホも考えると、形状的にも高級コンデジ以上に嵩張る。

● スマホをモニターとして使うことで、スマホのバッテリー消費が激しく、本来のスマホの利用との兼ね合いの問題も出てくる。

● スマートウォッチのAndroid Wearで使うには、スマホ本体がAndroid5.0以上でないと使えない。

多分、まだまだあると思いますが、ざっと思いつくだけでもこれだけの問題が山積みなのがわかっているのに、自分でも何故?って思います。

また、「OLYMPUS AIR A01 」についてのレビュー記事を探してみますが、発売後間もないものばかりで、最近の記事は殆どありません。

人間は、使い始めは興味津々で、レビューも良い評価だったりするものですが、だんだん粗が見えてきて、使わなくなると記事にも書かなくなるものです。

そんな、私の勘ぐりを払拭して欲しかったのですが、残念ながら、そんな記事はありませんでした。

なので、やっぱり「OLYMPUS AIR A01 」は、面白いけど使えないカメラなんだと思っています。

わかってはいるんですが、私の場合、今回は凌ぎましたが、「OLYMPUS AIR A01 」は、一度は手にしないと納得できないかも知れませんねぇ。

よって危険なので、しばらくその存在を忘れよう。
posted by かわいいHERO at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コンデジ&その他カメラ