2023年03月27日

二輪車ニッポン陥落の日

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ワールドスーパーバイク(WSBK)は3月の初めに開幕、既に2戦を消化しドゥカティのバウティスタの独走が顕著となり、これまでの面白さは消え失せました。

そして、いよいよ先週開幕を迎えたモトGPについても、終わってみればがっかりな結果です。

FP1では、撤退したスズキからホンダワークスへと移った私の推しのジョアン・ミルが、非常に良い走りをしていて興奮しましたが、どうやら開始直前まで霧雨のウェット状態だったようで、全く参考に出来ない状況だったらしい。

昨シーズンの散々な結果の後、テストを経ても、ドゥカティだけでなく、アプリリア・KTMといったヨーロッパメーカーに対して、明らかに日本メーカーのマシンが駄目駄目なのは、誰もが知るところでした。

しかしながら、ホンダ、ヤマハ共にマシンの開発に本気となり、少しの改善で一喜一憂したり、スズキの2名がホンダ入りして、もしかして?という期待感は持っていました。

その僅かな期待の中、FP2ではホンダの天才ライダーマルク・マルケスが、他車のスリップストリームを駆使してまさかのポールポジション獲得。

その天才ぶりを発揮しましたが、反面、他車のスリップストリームを使わななければタイムが出ないという、ホンダ車の根本的な問題を浮き彫りにしました。

一方、今回のポルトガルでは過去に最多の2勝しているヤマハの天才ファビオ・クワルタラロはすっかり沈んで、やはり・・・という予感。

ポールポジション獲得で期待の掛かるホンダのマルケスですが、今季から導入された予選日の半分の距離を走るスプリントレースで、その見事なテクニックで3位に入る活躍を見せたものの、ホンダ車の劣勢は明らかで、マルケス以外のライダーはは軒並み沈んでしまう結果となりました。

そして迎えたメインレース。

スプリントレースで転倒し、クワルタラロに当たったジョアン・ミルは下位なのにロングラップペナルティを下されて絶望的な状態なので、ポールポジションスタートのマルク・マルケスに期待が集中します。

ですが、やはりじりじりと後退する中で、2台を巻き込むとんでもないクラッシュを起してしまいました。

巻き込んだのが地元ポルトガルのミゲール・オリベイラということで、ブーイングの嵐で、終始謝罪の姿勢を貫いたマルケス自身も手首の骨折に加え、次戦のダブルロングラップペナルティが決定しました。

レースはスプリントに続いて、昨年のチャンピオンであるドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが優勝し、アプリリアやKTMも検討を見せました。

今回のレースを観る限り、今季のホンダ・ヤマハの活躍は絶望的でしょう。

初戦でこの状態は、もう二輪車ニッポンの終焉を感じざるを得ません。

来期に向けて、見違えるマシンに出来るかどうかも怪しいですが、その前に両メーカーが頼り過ぎたマルケスとクワルタラロという天才ライダーが、ヨーロッパメーカーへと移籍するのではないかと心配してしまいます。

もちろん、契約期間の縛りがありますが、契約を反故にしてでもマシンを乗り換えたいと思うだろうと感じさせるレース結果でした。

これは、オートバイレースの話だけではなく、現在の日本という国が持つ根本的な問題に起因するように思えて仕方がありません。
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2022年07月16日

モトモチベーション

この前の水曜日、スズキが2022年をもって、モトGPとEWC(FIM世界耐久選手権)からの参戦終了を正式に発表し、ネット上何度も目にすることとなりました。

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既に確実視されていた情報ですから、今更正式発表があったところで、何も感じることができません。

流行りのサスティナブルという言葉を利用して、もっともらしく撤退の理由付けをされたようですが、私自身は到底納得できるものではありません。

もちろん、先の無い化石燃料からの移行を否定できるものではないですし、経済的なハードルにも理解が無い訳ではありません。

しかしながら、終わり方が最悪でした。

軽自動車販売が好調なことで、2輪レース反対派の経営陣に押し切られたらしく、結果2輪を捨てたような終わり方となっています。

ホンダでも2輪レース反対派による同じようなことは昔からあるらしいのですが、ホンダは今もHRCが頑張っています。

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私のキーホルダーは今もスズキのエクスターですが、もう心はそこにありません。

応援していたスズキチームのライダーは、アレックス・リンスのLCRホンダ入りが決まり、推しであるジョアン・ミルのレプソルホンダ入りも確実と思いきや、未だ決定のニュースは聞かれず、それもモチベーションを落とす原因となっています。

ミルのホンダ入りが決まれば、もうホンダを応援するしかない状況ですが、そのホンダは今季最下位で最悪の状態です。ふらふら

少し前には、長年テストライダーを務めるステファン・ブラドルがSNSで足の火傷写真を晒して、ホンダ車の熱問題を暴露しました。爆弾

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LCRホンダからドゥカティ車のチームグレシーニへの移動が発表された、マルケス弟のアレックスもホンダの問題を指摘しています。

そんな状況を見ると、思わず「どうしたホンダ?」と思ってしまいます。もうやだ〜(悲しい顔)

間違いなくモトGPだけでなくオートバイレースを牽引して来たホンダのその技術力が今、問われています。

日本のメーカー全てがモトGPに関心が無くなりつつあると言われていますが、呆気なく退場したスズキのようにはならず、ライダーと共に、未来へ繋がるホンダの底力を見せつけて欲しいものです。ひらめき

でも、先ずは早くミルと契約して欲しい・・・たらーっ(汗)
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2022年07月11日

危険なファッション

最近、季節的なこともあってか、ネットニュースを見ているとオートバイの死亡事故のニュースを多く見るように感じます。

そんな中でも特に増えたと感じるのが女性ライダーによる事故です。

ここ10年ほどは中年男性、つまり我々世代のおじさんによる死亡事故ばかりだった気がしますが、最近は違うような・・・。

Twitterでオートバイ関連の方をフォローしたりつぶやきを見る機会が多いのですが、表示されるのは女性ライダーの方が多くて、その増加具合をひしひしと感じます。

女性ライダーのSNSを見て、自分もオートバイに乗ってみたいと思う女子が多いような気がします。

女性が増えたことで、女性ライダーの事故が増えるのは当然ではありますが、今日のニュースはちょっといたたまれない。

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我が娘を目の前で亡くすなんて、そんな残酷なことがあるでしょうか?

自分がオートバイに乗りながら、子供に乗っては駄目はエゴですが、少なくとも願わくば興味を持って欲しくないと思っています。

我が家の場合、次男坊が興味を持ってしまったので、プラザ阪下へ連れて行き、オフロードでスリップやバランスを崩した時の挙動等の感覚を叩き込みました。

それでも、転倒してあばら骨を折ったりしていましたが、幸い今のところは無事です。

また、次男坊以外は2輪免許を取ろうなんて子は出て来ないようなので安心しています。

オートバイは本当に危険な乗り物です。

親戚でタクシーとの事故で障害を負ってしまった方も居ますし、大型バイクで高速で事故して足や言葉に障害がある高校の先輩も居ますし、そう言えば私の実の妹も若い頃に事故で大き目のけがをして2輪を降りました。

4輪に比べて交通弱者であるが故に、ルールを守っていたとしても安全が保障されない理不尽さがオートバイにはあるのです。

しかしながら、SNSから2輪に乗り始める女性たちの中には、到底そんなことを理解できていない子達が多いのではないでしょうか?

もちろん、これは女性ライダーに限ったことではなく、年齢を経てからオートバイに乗り始めるという初心者おじさまライダー達にも言えることです。

特に死亡事故が多い、2輪車が直進で4輪車が右折というケースでは、直進の2輪の自分が優先であっても、常に右折待ちの車が急に右折してくるかも知れないと思いながら万が一の時に急停止できるスピードで抜ける必要があります。

また、信号待ち等で停止する時にも、後ろから4輪車が追突してくるかも知れないと思って、自分が一番後ろにならない工夫が必要です。

とにかく「かも知れない」運転が必須なのです。

いくら相手が悪くても、命を奪われるのは2輪の自分なんですから本当に割りが合いません。

また、初心者に多いカーブを曲がり切れずにガードレールに接触してしまうケース。

カーブが怖いと思いながら乗っていると視線がガードレールに行ってしまい、見た方向に進むというオートバイの特性から事故が起きてしまうのですが、マスツーリングの場合、置いて行かれまいと自分のペースではないオーバースピードで進入してしまうのが原因だったりします。

そんなことを教えてくれる人が居れば良いですが、SNSでファッション化してしまった中でどれだけの情報があるのか疑問です。

あまり否定的なことばかり書くと反感を受けそうですが、私達の時代からチェッカーズの「ギザギザハートの子守歌」の2番の歌詞に「仲間がバイクで死んだのさ」とあるように、危険な乗り物であることは認知されていて、実際にレーサーレプリカブーム等で事故が多発して「3ない運動」が起きたり2輪車走行禁止の峠道が多数発生したわけです。たらーっ(汗)

なので、ちょっとやんちゃなイメージがあったりしたわけですが、女性ライダーの増加でそういうイメージが消え去ったのは良いことですが、同時に危険性の認知も薄まっている気がしてなりません。がく〜(落胆した顔)

どうぞ、不幸な事故が起こらない様、皆さん安全運転、いや「かも知れない」運転の徹底をお願いいます。ダッシュ(走り出すさま)
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2022年06月21日

ホンダと私

モトGPからの突然の撤退を決めたスズキ。

先日のワンカルデーでも話題の中心でしたが、モトGPだけでなく、国内を含め全てのレースから撤退らしい。

友人曰く、社長以外の上層部がアホだと…。

何でも、四輪の方で社外品を取り付けて事故が発生したことから、全ての車外品を禁止して、純正品のみの取り扱いとしたらしいのですが、タイヤまで純正品のみという話だったらしい。

モトGPについても社長は継続の意向も役員会の反対にあったという情報もあるので、やはり社長以外の上層部に問題があるのでしょう。

すっかりスズキに嫌気が刺してしまった私は、反面、ホンダを見直して来ています。

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F1からは撤退となってしまいましたが、原点であるオートバイでは、今のところはその様子はありません。

※ホンダとしては撤退しても、HRCが引き継いでエンジンを供給しています。(ご指摘により訂正しました)

そこに何というか「スピリット」を感じるんです。

私個人としても、高校1年生の時に初めて憧れたオートバイはホンダのCBX400Fでした。

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そして、レースの世界に目が行くと、世界選手権でキングケニーを世代交代へと追いやった天才フレディ・スペンサーにゾッコンで、1年間の新聞配達のアルバイトで初めて購入したのがホンダのMVX250Fでした。

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大阪という立地を考えると、カワサキ車という選択もありだったのでしょうが、400は車検があるという思いから、当時は2スト250しか頭にありませんでした。

また、当時モトクロスやらレースをかじっていた友人が居て、彼がヤマハのRZ250の後継であるRZ250Rを購入したこともあり、私はそのライバル車とも言えるMVX250Fでした。

RZ250Rは車格が大き目でシート高も高めで小柄な私には大きく、反対にMVX250Fはフロント16インチタイヤでコンパクトだったことも選んだ理由でした。

ですが、オートバイに乗せられていただけの私は、知人に連れられて行った箕面の峠で転倒し、わずか1か月でMVX250Fを廃車にしてしまいました。

もう中型車を買うお金が無かったので、その後しばらくしてカワサキのAR125というオートバイに乗り始めましたが、これも転倒事故を起してしまい、ボロボロの状態でも乗り続けていましたが、いつ乗らなくなったのかは覚えていません。

この時高校生だった私とバイク店主の友人は、この記事の通りに既にスズキとの縁が出来ていました。

高校3年生の時には、初めてのスズキ車ハスラー50を日常の足としていました。

ですが、進路変更して大学へ進んだ私は、居酒屋のアルバイト先でミニバイクレースと出会い、ホンダのNSR50を譲り受け、生駒のカートコースへ通ったものです。

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アメリカへのホームステイでも、ホンダのCB500やXR80とスズキのモトクロッサーRM125にも少し乗させてもらいました。

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また、スズキのバイクショップの店長となった友人からオフロードの中古車ということで、ホンダのエルシノア125を譲り受けたのもこの頃です。

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ホンダのMVXの後継で、真の3気筒レーサーNS500のスケールダウンレプリカであるNS250Rにも乗っていました。

自分で250ccクラスのアルフォンソ・ポンスマシンカラーにしたものの、あまり評判が良くなく・・・

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気合を入れてロスマンズカラーに塗り直してからの九州一周ツーリングの相棒もこのNS250Rでした。

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ここまで思い返してもホンダ車ばかりであることに我ながら驚きました。

その後、就職してからスズキのバンディッド250を譲ってもらいましたが、これはほとんど乗る暇が無く手放し、子供が生まれてからは長らくオートバイとは縁のない生活を送っていたわけです。

そして、アラフォーでリターンライダーとなったわけですが、通勤でスズキのスクーターであるアドレスV100に乗り始め、その後友人が本格的なリターンライダーのオートバイとして勧めてくれたのもホンダ CBR900RR“Fire Blade”だったりで、やっぱりホンダ車でした。

その後、スズキのモタード車SB250を増車して、最終的にCBR900RRとSB250のどちらも処分して現在のスズキのDR-Zとなったわけですが、その間にも練習用で増車した2台のXR100もどちらもホンダ車ですねぇ。

リターン後のモトGPでは、ヤマハのバレンティーノ・ロッシ一色だったものの、実生活ではほとんどというか全くヤマハと縁が無かったんです。

なので、思い返してみて、やはり自分はホンダ車との関りが大きかったのだなぁ・・・と。

8月に行われる「2022 FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会」についても、現状は行く予定はないのですが、カワサキがスーパーバイクのジョナサン・レイとアレックス・ロウズそして以前のワークスライダーであるレオン・ハスラムという最強トリオでの参戦表明の中、ヤマハもスーパーバイクのラズガットリ・オグルやモトGPライダーの参加があればちょっと行きたいかも?と思っていましたが、残念ながらヤマハのナンバーワンチームは耐久レースシリーズに参戦している耐久チームらしい。

これでは鈴鹿8耐で勝てるわけはないのでますます行く気が失せましたが、昨日発表されたホンダのナンバーワンチームは、モトGPからスーパーバイクへ転向したイケル・レクオナとモト2クラス参戦で優勝経験もある長島哲太、そして、スーパーバイクでは苦戦していたものの、鈴鹿8耐優勝経験豊富な高橋巧でワークスチームを組むというので、ちょっと面白そうです。

イケル・レクオナについては、モトGPで転倒が多かったものの、ウエットでの速さは目を見張るものもあり、1年で放り出したKTMを酷いと感じていました。

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今年のスーパーバイクでは、今のところは優勝争いこそできるレベルではないものの、トップ10に入る頑張りを見せており、期待しています。

そんなレクオナを起用したところもホンダを見直した理由のひとつです。

ですが、モトGPではファビオ・クワルタラロの天才的なライディングに助けられているヤマハと違って、未だ再手術で欠場状態のマルク・マルケス不在のホンダでは、天と地の結果になっていて、スーパーバイクでも未だ優勝争いに絡めないホンダの技術力の低下が気になりますが、ドゥカティやアプリリアのイタリア勢が全盛となりつつある中、復活を期待できるのもホンダであると思っています。

やはり、スピリットを捨てたスズキからスピリットを持ち続けるホンダに望みを託すことが最適だと感じるこの頃です。ダッシュ(走り出すさま)

であるがこそ、ジョアン・ミルのレプソル・ホンダ入りを期待して止みません。ひらめき

もちろん、強いマルク・マルケスの復活にも期待しています。わーい(嬉しい顔)
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2022年05月12日

さよならスズキ

今シーズン限りでモトGPを撤退するという記事が駆け回ったスズキですが、これまで沈黙してきましたが、とうとう公式に状況がアップされたようです。

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ツイッターのNHKニュースでも取り上げられていました。



一方でYahoo!ニュースには売上高が過去最高なんてニュースも…

スズキが売上高過去最高へ、主力市場の見通しは?

何故?という言葉しか出て来ません。

ですが、それと共に気持ちがスズキから離れていくのを感じます。

「すず菌」と揶揄されるように癖のあるメーカーだったからこそ、特別な愛着があったわけですが、可愛さ余って憎さ100倍といったところかも。

DR-Zも多分手放すでしょう。

そして、そのうちと考えていた次のオートバイがあったとしても、スズキは無いでしょう。

これまではずっとスズキで妄想してたのに・・・。

まぁ、それくらいショックが大きいということです。

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もちろん、今シーズンは最後までジョアン・ミル選手とアレックス・リンス選手を応援しますが、来シーズンはミルが居るであろうレプソルホンダを応援していると思います。あせあせ(飛び散る汗)

友人のバイクショップはスズキのお店なので、そこだけが気掛かりですが、この気持ちはどうしようもありません。もうやだ〜(悲しい顔)
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2022年01月20日

ウー…マンボー!

年明け早々に、ツーリング仲間のペンキ屋さんから、焼肉のお誘いがありました。

ペンキ屋さん主催の焼肉会と言えば、食べ放題のワンカルビです。

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ですが、以前は月一近く開催だったものの、コロナ禍以降はほとんど行けずです。

焼肉でなくとも、年末に会食の機会があったのですが、生憎の娘の誕生日と被って行けませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)

なので、今回は行きたかったのですが、大阪、兵庫、京都にもマンボー!(蔓延防止等重点措置)発動が確実となった模様です。

となると、飲食店への時短要請が掛かりますので、友人のバイク店主の都合で21時スタートとなるペンキ屋さんの焼肉会は実現不可能となります。

ペンキ屋さんたちとは秋のツーリング以来会っていませんし、バイク店主の友人とはそれ以上です。

今回は、ジョアン・ミルの乗るスズキのモトGPチャンピオンマシンの模型を見せようと思っていたのに、それも叶いそうにありません。

余談ですが、あとから注文した国内販売分は、製造が遅れているとかで、2月以降の発送になると連絡が来ていました。パンチ

でも、それ以上に心配なのは、アスベストが関係あるのかも?で肺に問題があるのにワクチンを接種していないペンキ屋さんの身体のことです。がく〜(落胆した顔)

本人曰く、肺に問題があるから受けられないと言っていますが、実際のところは確認もしていないでしょうから、私的にはむしろ接種すべきなんじゃないかと思っているのですが…。

まぁ、私自身もオミクロンを家庭に持ち込みたくはないので、一方では中止も受け入れざるを得ないのかとも思っています。爆弾
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2021年11月13日

趣味性を考える大きな可能性かも…

先日、東洋経済オンラインの記事(一部無料会員登録要)で、ヤマハが大型バイクの電動化に乗り気でないということを知りました。

ヤマ発、バイクの100%EV化を「目指さない」理由 ― 東洋経済オンライン

趣味性の高いオートバイの場合、エンジンであることの面白さが非常に大きなウエイトを占めると思われます。

ヤマハの言う現実面以外でも、電動モーターのEVバイクでは、オートバイの持つ一体感が果たして得られるのだろうか?と思ってしまいます。

東南アジアでは、二輪車が実用的な乗り物としてあり、軽排気車量車が主流であるので更なる進化で電動化に置き換わる可能性はあるにしても、日本における趣味のオートバイの場合は全く話が異なります。

レースの世界でも、モトGPと並行してモトEシリーズがヨーロッパ限定で行われているものの、盛り上がりはいまひとつと感じます。

あの爆音けたたましいハーレーダビッドソンが「LiveWire」というEVバイクを発表していて、一見先を行っているように感じますが、ハーレーダビッドソンというオートバイの性格との違いに違和感を感じざるを得ません。ふらふら

haray.jpg出展:https://www.harley-davidson.com/jp/ja/products/bikes/electric-bikes.html

また、現実面ではCHAdeMO(チャデモ)規格のチャージャーであれば、約40分で80%、約60分で100%フル充電とのことですが、普通充電だと約12.5時間が必要で、航続距離はフル充電で最大235km、街乗りと高速道路を含めると153kmということなので、目的地で確実にCHAdeMO(チャデモ)規格での充電が可能であれば、何とかそう遠くない150km以内の日帰りツーリングが可能ということにはなりますが、現実的ではないですね。

そんなモヤモヤの中、このニュースは一筋の光を見た気がします。ひらめき

ヤマハ、カワサキが二輪車等での水素エンジン活用の検討を開始。今後ホンダ、スズキへも呼びかけ ― auto sport web

もちろん、水素エンジン自体が持つ様々な問題をクリアする必要があるわけですが、トヨタが実際に耐久レースではありますが、水素エンジンのカローラを走らせたわけですから、モータースポーツの未来としては決して間違っていないように思います。

001.jpg出展:https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/36073270.html

むしろ趣味性の高い2輪車でインフラを整備していくことで、4輪車の実用面でも普及を促す可能性もあるかも知れません。

4輪車にとっても、モーターよりは水素エンジン車の方がきっと運転が楽しいのではないでしょうか?

まぁ、まだまだ夢の話のレベルかも知れませんが、モトGP界を牽引してきた日本メーカーの技術力で、トヨタと協力して新しい流れを作って欲しいものです。わーい(嬉しい顔)
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2021年07月27日

偶然でしょうが…

最近、高齢ライダーの死亡事故のニュースが絶えません。

昨日は九州阿蘇の通称「ミルクロード」で乗用車と衝突したオートバイの58歳の男性が死亡しました。

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この事故は道路脇から右折しようとした乗用車に直進のオートバイが衝突したということなので、オートバイの速度を見誤った乗用車が無理に右折した可能性が高いと思いますが、オートバイも相当スピードが出ていた可能性もあります。

なので状況により何とも言えないものの、オートバイはタンクを見るとドゥカティ(DUCATI)のようです。

ドゥカティ(DUCATI)と言えば、ここ数日の私の知る中高齢者によるオートバイ事故で、ドゥカティ(DUCATI)が目立っているような気がします。

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先月27日の北海道平取町でオートバイで仲間とツーリング中にカーブを曲がり切れず路外に飛び出した64歳の男性が亡くなりました。

そのオートバイもドゥカティ(DUCATI)でした。

また今月22日には、愛媛県四国中央市の県道でツーリング中のオートバイがガードレールに衝突後、運転していた55歳の男性が崖下に転落して死亡しました。

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こちらもオートバイはドゥカティ(DUCATI)。

オートバイ乗りの大半が中高年ということで、その死亡率も中高年が高くなるのは当然なのですが、ドゥカティ(DUCATI)率が高いように感じてしまいます。

偶然でしょうが、モトGPでも長く直線番長と揶揄され、エンジン性能の高さは一級品であるものの、最近改善されてきたとはいえハンドリングが未だ短所と言えるドゥカティ(DUCATI)ですから、それを体力の落ちた高齢ライダーが操るということが難しいのかも知れませんねぇ。

もっとも高価なドゥカティ(DUCATI)なので、なかなか若者が乗れず、中高年が主な購買層なのでしょうが…。

もちろん、スズキの隼や他のバイクの事故もありますし、どこのオートバイかもわからず、死亡事故でもありませんが、山形自動車道の寒河江サービスエリアに入るところで転んで重傷を負ったという56歳の男性については、オートバイ自体にもう乗るべきじゃないでしょう。ふらふら

私自身ももう少し乗ってみようという気が起こっているのですが、体力を考えて乗る時期もそうですが、マシン選びも年齢を加味する必要があると感じています。たらーっ(汗)
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2021年06月19日

バレンティーノ・ロッシ ザ バイク コレクション

今週はモトGP開催週で、ドイツラウンドです。

今回も我らがバレンティーノ・ロッシは芳しくなく、このドイツと次回のオランダでの結果でその去就が決まるようですが、現状ではほぼ引退が確定していると言われても仕方のない状態です。

残念ではありますが、ファンだからこそ認めなければならないと感じています。

そんなドイツGPの昨日のFP1をストリーミングで見ていた時に、気になるCMが流れていました。

そのCMとは「バレンティーノ・ロッシ ザ バイク コレクション」たるもののCMです。

内容を見る限りは、ディアゴスチーニのようなシステムの冊子とマシンのモデルのように思えます。

気になるので、改めて調べてみたところ・・・

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やはり、ディアゴスチーニっぽい商品みたい。

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これは気になります。

ディアゴスチーニのロッシのM1機の時も、先に海外のCMで知った訳ですが、日本でも展開しているディアゴスチーニだったので、日本でも発売されましたが、今回は日本では聞いたことのない会社の企画のようなので、手に入れるのは難しそうです。バッド(下向き矢印)

まぁ、それ以前にネジ切れで作業の止まっているディアゴスチーニのロッシM1機を早くなんとかしなくちゃね。たらーっ(汗)

でも、やっぱり気になります。ふらふら
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2020年10月06日

最近の妄想その1(MC編)

奥さんとの西国三十三所めぐりが一息ついていて、にゃんこのことばかりになってしまうので、最近の妄想を2連チャンしてみます。

先ずは、コロナ禍以降、全く乗っていないオートバイについてです。

もうDR-Zを手放すという気持ちは固まってはいるものの、実際のところどうしたものかと思案が続いています。

ツーリングに良い季節になり、最後にショップツーリングも良いかなと思って、取り敢えずは保険も更新したものの、最近はペンキ屋さん主催のワンカルデーも欠席続きで、ショップツーリング自体行われているのかもわかりません。

前回の転倒でフロントがねじれていたので、ツーリングで問題ないことを確認したいというのもあるのですが、一人ではなかなか気持ちが乗りません。

とは言え、オートバイが好きなことには変わりないので、もっと落ち着いて乗れる原付2種で良いかなぁなんて考えていました。

以前に行ったモーターサイクルショーで見たマジカルレーシングのクロスカブのインパクトが強くて、これでのんびりツーリングも良いなぁと思っていました。

でも、本当にツーリングに行くのかを冷静に考えてみると、それこそ、富士山を見晴らすような環境のあるところなら、キャンプツーリングを新しい趣味として定着させる自信はあるけれど、今の環境ではそれも無理かと思ってしまいます。

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でも、その後ホンダが本家?のハンターカブを発表することとなり、排気量がクロスカブは110ccなので125ccで本格的なオフロード性能も持つハンターカブへと気持ちは移っていきました。

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とは言え、改めて自分が何を求めているのかを考えてみると、やはりハンターカブを本当に活用できるのかということには、疑問が残ります。

関西在住人の現実的なところでは、高速道路を走れないことで、淡路島へ行くにはフェリーに乗る必要がありますが、それも良いなと思う反面、毎回は大変だというのが本音です。

高速だと明石海峡大橋で一瞬で渡れてしまうから…。

また、しまなみ海道を原付ルートで走ってみたいという気持ちもあるのですが、これも自転車で走ったので、一度体験できれば良いし、別にできなければ再度自転車でチャレンジするも良しというくらいのものです。

それに、原付2種に40万円を出費できるかという問題もあります。

そんな折、偶然ネットのWEBオートバイの連載記事で、スズキの「ジクサー150」を見てからなんだか心がザワザワしています。

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燃費に異変か……スズキのジクサー150は『新型』になってスペック上の燃費がダウン? 原付二種125ccや250ccのバイクと比べてどう?【SUZUKI/GIXXER 150 試乗インプレ@】

東京から満タンで何キロ走れる? スズキ新型『ジクサー150』の燃費に挑むツーリングへ!【SUZUKI/GIXXER 150 試乗インプレA】

150ccバイクでどこまで走れる? 一般道でスズキ燃費王『ジクサー150』の真のチカラが目を覚ます【SUZUKI/GIXXER 150 試乗インプレB】

牙を剥くスズキ『ジクサー150』の燃費性能。その条件を満たすと、たった150ccの排気量に大型バイク乗りすら戦慄する……【SUZUKI/GIXXER 150 試乗インプレC】

勝負あったか!? 燃費に悪い標高2172mの峠に150ccバイクで挑む! スズキ『ジクサー150』は最難関を突破できるか?【SUZUKI/GIXXER 150 試乗インプレD】

燃費チャレンジ最終回! ジクサー150の『最後の粘り』がありえないレベル。最終的にスズキの150ccバイクは何キロ走った?【SUZUKI/GIXXER 150 試乗インプレE】

先ずびっくりさせられるのはその燃費です。

正直、ガソリンのコスト自体はあまり気にならないものの、航続距離という点では魅力です。

以前250SBに乗っていた時には、タンクの容量が7Lと極少で燃費もあまり良くなかったので、ツーリングにガソリン携行ボトルを持参するようになったのですが、この燃費なら、ガソリン携行ボトルまで持参したら、何処を走ろうが不安はないですね。

それにいざという時に、高速を利用できるというのもできないよりもできた方が良い。

先ほど述べた、気候の良い時の散歩がてらになる淡路島なんて、実際フェリーとなるとお散歩感覚ではなくなるので高速の早さ手軽さは魅力です。

でも、原付2種でないなら250ccでいいじゃんという考えもあります。

確かにその通りですが、なんだろう、150cc故の非力さや燃費に原付2種と同じような感覚を覚えるのです。

そう、高速道路は橋を渡ったり、時間や疲労を節約するための最後の手段であって多用する気も無いので、気軽さを兼ね備えたように感じる150ccに魅力を感じているのかも知れません。

実際のところ、大きさは250ccと変わらないようで決してコンパクトなわけではないので、想像と違ったという可能性もありますが、それ以上に気持ちを引き付けたのが賀曽利さんの存在です。

賀曽利さんと言えば、若き頃から世界をオートバイで旅して、現役でなおも日本を走り続けるカリスマライダーです。

以前にスズキの250ccアドベンチャーである「V-Strom 250」への乗り換えを検討した時にも、「V-Strom 250」が賀曽利さんの愛車となっていることを知って、ますます乗る気になったことがありましたが、なんと、「ジクサー150」で現在旅をされていることを知りました。

カソリング − 生涯旅人、賀曽利隆の旅日記


賀曽利さんは、今後私がオートバイを乗っていく上では、お手本にするべき人かも知れないと思っています。

コスト的も手が出しやすい「ジクサー150」について、もう少し賀曽利さんの様子を見せていただくことによって、ひょっとすると妄想が現実となる日が来るのかも知れませんが、妄想は妄想のままかも知れません。あせあせ(飛び散る汗)
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2020年10月01日

ライダーの洗礼

昨日、ビールを運びにアパートに立ち寄った滋賀の次男坊ですが、実はそれ以外にも様子を見ておきたかったということがありました。

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先日、帰宅していた時にタイヤを換えたと言っていたのですが、奥さんに聞いたところによると、滋賀へ帰ってからオートバイで転倒して肋骨が折れていたらしいのです。

その痛みから、バイト先の店長に「病院に行け」と言われて行ったら折れていたと。

私には何の連絡もなかったのですが、奥さんにだけは報告をしてきたらしく、ちょっと寂しい気もしましたが、本人曰く、「お母さんは言っておかないと大変だから…」とのことです。

まぁ、その時点で大したことないのだろうと思っていたので、私も必要以上には心配してはいませんでしたが、オートバイのダメージが気になっていました。

そして、昨日次男坊の部屋に行く前に実車を確認したところ…

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クラッチレバーの先が折れていましたが、他はスライダーのおかげで少し各所に小さな擦り傷が付いている程度でした。

バイトに行くところの何でもないところで滑ったらしいですが、これまで怪我を伴う事故等は無かったので、気持ちを新たにする良い機会となったかも知れません。

腕の擦り傷がちょっと痛々しかったですが、まぁ、しばらくは大人しくするでしょう。

今日も、三重県で姉弟で二人乗りしていたという大型オートバイの死亡事故のニュースを見ているので、くれぐれも気を付けて欲しいものです。がく〜(落胆した顔)

鬼ヶ城トンネル近く 大型バイクと軽乗用車が衝突  バイクに乗っていた姉弟が死亡 − livedoorニュース

まぁ、お前が言うなって感じではあるのですが…ふらふら
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2020年08月20日

若さは強い

今日は昨日にも増して暑い1日でしたが、一昨日から帰宅している次男坊がオートバイでお墓参りを3件はしごすると言っていました。

この暑さでは、熱中症のリスクもあるのでやめておけと言いたいところですが、滋賀から帰宅するにも3時間以上の時間を掛けて帰って来ているわけで、本人の意志に任せるよりありません。

でも、よく考えると自分も若い時は平気で乗っていたなぁ…。

当時は今ほど暑くなかったかも知れませんが、私が今息子の歳なら、何も気にすることなくやっぱりオートバイで行っていたと思います。

無事故は絶対ですが、老いた自分の感覚を押し付けてはいけませんね。

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神戸から

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大阪の山奥にゴンタの眠る市営の斎場にも行って来たようです。

若さは羨ましくもありますが、この暑さの中でオートバイに乗りたいとはとても思えません。

もうジジィを否定することもできないなぁ。爆弾
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2020年08月07日

2輪の世代矛盾

コロナの自粛明け以降、二輪車の死亡事故のニュースを多く目にします。

個人的には、特にショッキングで印象に残っているのが、北海道小樽のこのケース。

47歳女性、バイク転倒で死亡 路面に陥没2カ所 小樽 − 北海道新聞

当時のニュースには画像が見られ、モトGPカラーのスズキのGSX-Rだったや、ライダーの女性が私も持っていないチェストガードまで装備して安全に配慮されていたことで印象に残りました。

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昔は身体を守る装備としては、頭をヘルメット、背中を脊髄パッドというのが定番でしたが、その後、胸への衝撃で亡くなるケースが多いことから、チェストガードが重要視されています。

なので、通常よりも安全意識を持っていた方であったと想像できるからこそ、何故?という思いが強くなります。

また、死亡事故ではありませんが、長野県のビーナスラインでの大型二輪同士の正面衝突という極めて稀な事故にも衝撃を受けました。

ツーリングで人気の『ビーナスライン』 大型バイク同士が衝突 2人顔面骨折などの重傷 移動自粛解除で通行量増加 − Yahoo! News

当時は交通量は多めだったということですが、双方がマスツーリングだったということで、ツーリング参加者の技量に差があったものと思われます。

奇しくも同い年47歳の中年ライダーということで、ますます中年ライダーによる事故が印象付けられます。

そして、今月に入っても8月2日に石川県と長野県で中高年ライダーの死亡事故が発生していて、その事故からケニー佐川氏が投稿した記事がヤフーのニュースに上がっていました。

中高年の大型バイク事故が続出 なぜ曲がり切れないのか!? − Webikeバイクニュース


先に中高年の事故が目立つと書きましたが、佐川氏の記事によると2019年の二輪新規購入者の平均年齢は54.7歳だそうです。

実際にブログやSNSでも、リーターンライダーだけでなく、子供の手が離れた世代が、これから免許を取って大型二輪に乗り始めるというケースも良く目にします。

私が学生の頃は、オートバイと言えば若者の乗り物であり、一部の上級テクニックを持った年輩ライダーが大型のハーレーやゴールドウィングなんかを乗り回していたものです。

なので、現在はほぼほぼオートバイ=中高年の乗り物であることから、中高年の事故が目について当然なわけです。

反射神経や運動能力において圧倒的に優れている若い世代が、それを求められるオートバイに乗らず、能力の衰えた中高年ばかりが危険なオートバイに乗ろうとするという矛盾した状態です。

また、これはモータースポーツでも同じことが言え、過去にも死亡事故の起きている岡山国際サーキットで先月死亡事故が起きました。

岡山国際サーキットで男性死亡 練習走行中に転倒 − Yahoo!ニュース

安全に配慮されたとはいえ、極限のスピードを求められるサーキットですから、事故となれば命の危険に晒されるのは避けようがありませんが、最近の草レースレベルでは、資金と時間の余裕ができた中高年が多いことも事実であり、ここでも必然的に中高年の事故率は上がるものと思われます。

先ほどの佐川氏の記事の中のデータにこのようなものがあります。

米国で年齢別の事故発生件数を調べた興味深いデータがある※注1。これによると20代前半に事故発生率が一度ピークを迎え、その後55歳ぐらいで底を打つものの、60歳を過ぎると加速度的に事故が増えていく。職業ドライバーであるバス運転手でもほぼ同様の傾向を示しているという。

現在の日本では、若いライダーが激減していることから、20代前半の事故発生率のピークは目立たず、中高年の事故が目につくのでしょう。

私の友人のバイク店のツーリングでは、友人が頻繁に峠道をチョイスするのでマスツーリングでありながら、個々のペースによって隊列など存在せず、バラバラになることが多いのですが、変にペースを合わせて一緒に走ろうとした方が、技量不足のライダーが無理をするケースが出てくるので、これはこれで良いのかと思ったりします。

とは言え、私の場合は、4輪ではそんなことは無いのですが、2輪だとついついペースが上がってしまうことから、そろそろ2輪も潮時かと思っています。

大型2輪への憧れは誰もが持つと思いますし、私自身もあったので、CBR900RRに乗っていた時期がありますが、結局のところ、公道でそんなパワーを扱いきれるわけはなく、400ccのモタードでも十分すぎるパワーであり、250ccのパワーを使い切るくらいが一番楽しかったと感じています。

なので、そもそも自分はツーリングに向かないのだろうと感じていますから、一度2輪は整理して、改めて安全に乗ることが出来るのか?乗りたいのか?を自問自答してから、どうするかを改めて決めたいと思います。

とにかく体力的に厳しくなっているという現実がありますから。

まぁ、だからこそ、レースの世界ではバレンティーノ・ロッシを応援してしまうんですが…。
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2020年05月22日

ライダー知事!?

吉村知事「府外にツーリング行きたい」の声にバイク趣味を告白…あと少しの我慢お願い − デイリースポーツ

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なんだか吉村知事の話がスムーズに頭に入ってくると思ったら、同じライダーだったからなんだ…。

なんちゃって爆弾

でも、間違いなく親近感が湧きましたよ。

維新はともかく、吉村知事は大いに支持します。るんるん
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2020年02月18日

ツーリング行くの?

先週から帰宅している次男坊ですが、毎日暇そうにしています。

人懐っこいメイが甘えに行って、度々撫でまくりながら日々マッタリして過ごしているようです。

そんな次男坊が、私の休みの水曜日にツーリングに行きたいと言っていたと一昨日奥さんから聞きました。

なので、いつ言って来るのかと待っていましたが、一向に言って来ません。

愛車DR−Zは会社の倉庫に置いているので、当日いきなり言われても困ります。がく〜(落胆した顔)

奥さんの話では、四日市のコンビナートの夜景を観に行きたいと言っていたと言うのですが、日が暮れてから四日市に居るとすれば、高速を使わない限り帰りは夜中になってしまいます。

また、この時期は夜間の山越えは凍結の心配もあるので、それは厳しいとLINEのメッセージを入れてみました。

すると、四日市なんて言っていないと帰ってきました。あせあせ(飛び散る汗)

奥さんのガセ情報でしょうか?

何だかよくわからないものの、取り敢えず、DR−Zは倉庫から持ち帰ることにしました。

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DR−Zの向こうには、新調したのに履かなかったオルビスのスタッドレスが…ふらふら

久しぶりに持ち帰ったDR−Zですが、帰宅したら奥さんが次男坊に要らぬことを言ったようで、何だか険悪な雰囲気です。バッド(下向き矢印)

さて、明日はツーリングとなるのでしょうか?

まぁこの寒い中、私の中ではオートバイでツーリングなんて無いので、ショップのツーリングならパスするでしょうが、子供に誘われると断れないのが辛いところです。たらーっ(汗)

なので、せっかく持ち帰ったものの、行かないならそれはそれでOKです。爆弾
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2019年11月19日

マルケス兄弟レプソルホンダチーム決定

既に今日から始まるテストの準備がなされていたようで、決定が確実視されていたモト2クラスチャンピオンで、モトGPチャンピオンのマルク・マルケスの弟、アレックス・マルケスのレプソルホンダ入りが公表されたようです。

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ホンダ公表、アレックス・マルケスをロレンソ後任に −  ITATWAGP | イタたわGP

発表だけの問題ということで、改めて驚くことはないものの、やはり本当なんだという思いはあります。

今シーズン、早々にモト2クラス残留を決めていたアレックスに、偉大な兄のプレッシャーがあったことは容易に想像できますが、モト2からモトGPというのは自然なステップアップの流れであることから、他チームで兄と真っ向から競うことになるよりも、同じチームでライバルではあっても協力が可能な環境は、アレックスにとっては最善の方法であるように思います。

また、ホンダにとってもマルケス仕様と揶揄される現在のマシンには、兄マルク・マルケスは欠かせない存在であり、弟を加入させることで、兄マルクに恩を売り、ホンダに留める効果があると考えます。

また、今シーズンのヤマハのファビオ・クワットハッホの活躍から、モト2チャンピオンの新人に期待する向きもあるのかも知れません。

万が一、弟アレックスが覚醒するようなことになれば、レプソルホンダとしては、兄マルケスだけに頼ることも無くなりますし、アレックスが思うような活躍ができなかった場合でも、兄マルクにその分自分が頑張らなくてはいけないと思わせることが出来、ホンダとしても最良の選択と考えたのかな?なんて思います。

しかしながら、兄マルクは「自分はホンダに弟加入をプッシュしていない」と言っているようですが、メディアに「弟が良いと思う」と言っているわけで、これはホンダには見えないプレッシャーであることは間違いないわけで、プッシュしたも同じと言えます。

まぁ、既に決定したことで、今後の焦点は弟アレックスが兄マルクのような走りができるかどうかでしょう。

マルク・マルケスしか乗りこなせないと言われてきたホンダのマシンを弟も乗りこなすようなことがあれば、ホンダは現在の方向性を変えることはないでしょうが、アレックスが乗りこなせなければ、兄マルクの不在の未来を想定すれば、方向性に幅を持たせざるを得ないと思います。

中上の代わりに3戦限定でスポット参戦していたヨハン・ザルコが期待されたものの結果がパッとしなかったことから、面白さという意味では、兄弟レプソルチームの方が見どころが多いかも知れませんが、結局のところ、「打倒マルク・マルケス」が最大のポイントであることには何も変わりません。

もう少し何かが足りないヤマハと、トータルでもう一歩という感じのスズキの来シーズンのマシンに期待するより他なく、今日から始まるテストに期待するよりありません。
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2019年11月18日

若き日のヒーロ達

土曜日日曜日と鈴鹿サーキットで凄いことが行われていました。

イベント自体は『SUZUKA Sound of ENGINE』という恒例のイベントなのですが、その中の企画のひとつとして行われたのがこれ。

WGP US Legends 〜Wayne is Back〜

日テレG+のモト2クラスの解説でお馴染みの青木3兄弟の次男坊琢磨氏は、下半身不随でありながら、兄弟の努力により鈴鹿8耐の時にもデモランしていましたが、今回は、琢磨氏と同じくレース中の事故で下半身不随となってしまった世界選手権WGP(現モトGP)の1990年、1991年、1992年連続チャンピオンであるアメリカンライダー「Wayne Rainey(ウェイン・レイニー)」氏が鈴鹿を2輪車で走ったのです。

加えて、レジェンド中のレジェンドとも言えるケニー・ロバーツ氏とエディ・ローソン氏という夢のようなレジェンドライダー揃い踏みのデモランだったのです。

ちなみに、ウェイン・レイニー優勝のアメリカはラグナセカでのWGP500のレースを私は生で観たことがあります。

ON ANY SUNDAY (4)

ケニー・ロバーツチームのウェイン・レイニーは私の若き日の憧れだったわけです。

ウェイン・レイニー氏は今もアメリカで2輪のレースに携わっておられますが、まさか自分がオートバイに乗れる日が来るなんて思わなかったでしょう。

でも、こんなすごいイベントでさぞ、行きたかっただろうと言われると、そうでもないんですよね。

私の若い頃と違って今は、ネットの恩恵がものすごいので、現場に行かずして現場に居る以上の画像や映像が簡単に観れてしまいますからね。



凄いとはいえ、レジェンドライダーによるあくまで“デモ走行”なので、私にはこれで充分でした。

現役で頑張るバレンティーノ・ロッシは、観たいと思わせてくれるのですが、果たして彼が引退をしてレジェンドライダーとしての“デモ走行”を私は観たいと感じるのか?

そこは自分でもわかりません。あせあせ(飛び散る汗)

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しかし、下半身が動かないのにウィリーする青木琢磨氏ってすごすぎる!
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ロッシが泣くよ

ヤフーニュースの見出しで「前をしっかり見ていなかった」という大型バイクの死亡事故の記事が目につきました。

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クリックしてみたら、見通しの良い直線道路での事故とあり、何故?と気になります。

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事故を起こした本人の名前が出ていたので検索してみたら、MBSの動画ニュースに車両が映ってました。

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スーパースポーツ?

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これはヤマハのR1か。

よく見ると、我らがバレンティーノ・ロッシの「46」ステッカーが…ふらふら

r1jiko04.jpg参照じぃじ と ばぁば のフォトブログ

別のサイトには、岡山国際サーキットの走行写真にヒットした。

サーキット走行しながら何やってんだちっ(怒った顔)

おまけに、本人のフェイスブックもヒット。

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昨日の大型スーパースポーツ車ばかりのツーリング途中でアップしているようなので、帰宅途中の事故なのか???

よく見るとヘルメットはまさに昨日引退したロレンソみたいだし、最終戦の日に何やってくれてんだ。パンチ

フェイスブックみると、少し前の岡国の耐久レースで優勝したともあるのだけれど、雨の公道をツルツルのタイヤで走っていたりで運転を過信していたとみられる節もあり、直線で相当飛ばしていたのでしょう。

気の毒な亡くなった79歳の高齢女性って、うちのおばあちゃんと同い年だし、フェイスブックの背景画像に小学生くらいの女の子が写っていて、もし娘さんだとしたら、ほんとつくづく「何やってんだ!」です。

私自身はこんな無茶な運転はしていないつもりですが、改めて注意しなければならないと感じます。たらーっ(汗)

モトGP最終戦の裏で、非常に残念なニュースでした。もうやだ〜(悲しい顔)
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2019年11月05日

本当に大丈夫?「CBR1000RR-R」

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ホンダが欧州でようやくニューモデル「CBR1000RR-Rファイアーブレード/SP」を発表しました。

ホンダの2020新型CBR1000RR-R/SPは約218psのトリプルアールに! − WEBヤングマシン

流石に凄いスペックのようですが、レースマニアとしては、気になるのはWSB(ワールドスパーバイク)で、ホンダは本当に勝てるのか?というところです。

最先端のモトGPと違って、WSBは一応、市販車を改造したマシンであるというのが大前提となります。

しかしながら、実際には市販車とは言え、最初からレースを意識した造りとなっているので、ベースマシンが非常に重要なわけです。

既に終わった今シーズンは、ドゥカティが投入した従来の市販車の規格を外れた市販車「V4パニガーレ」とモトGPライダーだった「アバウロ・バウティスタ」選手のコンビネーションにより、開幕11連勝を成し遂げたのが記憶に新しいわけですが、レース結果により、定期的に最大エンジン回転数を制限されるというレギュレーションで、エンジン出力が飛び抜けないよう調整されることから、中盤以降は、カワサキのチャンピオンライダー「ジョナサン・レイ」選手の連勝により、5連覇が成し遂げられるという結果となりました。

そんな中、既に時代遅れのマシンとなっており、まともな戦績を残せていなかったCBRですが、ホンダがWSBのチャンピオン獲得に本腰を入れ、開発されたマシンが今回の「CBR1000RR-Rファイアーブレード/SP」なわけです。

その開発を担ってきた国内では、今シーズン高橋巧選手により、ずば抜けた早さを見せていて、2017年に次ぐチャンピオンを期待させましたが、結局チャンピオンはヤマハの中須賀選手に2連覇通算9度目を許す結果となってしまいました。

来シーズンは、ドゥカティで11連勝を飾った「アバウロ・バウティスタ」選手が、このホンダのニューマシンに乗ることが決まっていますが、私自身は未だWSBでのホンダに半信半疑と言ったところです。がく〜(落胆した顔)



流石ホンダと言ったところで、セールス面ではモトGPのチャンピオン「マルク・マルケス」選手をこのマシンに乗せた動画を公開していますが、マルケスのV4エンジンのモトGPマシンに対してWSBのベース車である「CBR1000RR-Rファイアーブレード/SP」は直4と、エンジン形式からして違う別物なので、ただの広告に過ぎません。爆弾

もちろん、マルケスがWSBに出場するならチャンピオンも取れるでしょうが、そんなことは絶対にないわけですから…。ふらふら

WSB5連覇の「ジョナサン・レイ」選手の凄さはもちろんですが、他のカワサキに乗る選手も上位を走っているのが現状なわけで、ホンダのWSBもそう簡単ではないと、個人的には観ています。たらーっ(汗)

とは言え、WSBに新しい風が吹くのは間違いないわけで、速さの出て来たヤマハを含めて、来シーズンのWSBが今シーズンよりも面白くなるのは間違いないと感じています。るんるん
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2019年08月17日

先を越された

帰省中の次男坊ですが、いつの間にかヘルメットにインカムを装備してやがる…。

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まぁ、今時の若いライダーには必須のアイテムなのかも知れませんね。

おまけに、今月末から北海道にツーリングに行くらしい。

それもこれも、次男坊の自主的なものではなく、オフロード練習でお馴染みのお友達君によるお膳立てというのがちょっと残念ですが、引っ張ってくれる友達の存在を喜ぶべきか。

うちの次男坊は一浪ですが、お友達君は現役なので、今年3回生で北海道ツーリング最期のチャンスなので、一生懸命になってくれているのでしょう。

しかし、オートバイでの北海道ツーリングは、私自身は未経験なので、息子に先を越されることとなってしまいました。

なんとなく、私の中のツーリング虫も騒がしくなりそうな予感です。がく〜(落胆した顔)
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