
桜も気になりますが、今週末はそれ以上にオートバイライフに大きく天候が関わっています。
本来なら、明日は定例ツーリングの日なわけですが、1週間前から週末は雨予報だったことから、早々にツーリングは無理と判断していました。
ちょうど、モトGPのアルゼンチンGP開催週でもあるので、そちらに全力投球しようと考えました。
ところが、ここへ来て明日の雨は朝でやむという情報です。

雨がやんでからのスタートなら、雨に降られることはないらしい。
とは言え、愛車DR-Zは友人のバイク店にあるわけで、今晩は確実に雨なので引き取りに行くには難ありで、タイヤも新品で慣らしに濡れた路面は適さない。
おまけにアルゼンチンGPは時差が12時間ということで、昼夜逆転するので、寝不足でのツーリング必至となり、気乗りしないというのが正直なところです。
そんな中、昨晩はアルゼンチンGPの予選1日目のFP1とFP2が行われました。
FP1は現地時間で午前10時位なので、日本時間では夜の10時っていうイメージです。
事前にいつも利用しているネットのストリーミングサイトを確認すると、サーバーにアクセス不能となっているっぽく、かつ、F1はあってもモトGPの放送予定がなく、モトGPの運営側からの規制が入ったのだと思い込んでいました。
モトGPの公式サイトでは、大部分のイベントの生中継が行われるので、ビデオパス会員になれば、存分にモトGP観戦を楽しむことができます。
しかしながら、問題はその費用です。
1シーズン139.99€は1ユーロ=117.6969円で換算すると、なんと16,476円にもなります。
自宅に予選と決勝を生放送する日テレG+の視聴環境がなければ、それでも意味はあるのですが、それ以外のFP1からFP3を観るだけにこの出費はアンバランスです。
さて、困ったぞ…と思っていると、FP1の開催時刻にアクセスしてみると、何事も無かったかのように、ストリーミングを視聴できました。

モトGPクラスのFP1は、子供たちが名探偵コナンに見入る中、イヤホンを付けて観戦。

マルケスが転倒という波乱はありましたが、その後は調子を上げて、優勝候補と言える位置に登ってきました。
夜中の2時を過ぎての放送となるFP2は、ベッドにタブレットPCを持ち込んで視聴しましたが、応援するバレンティーノ・ロッシが下位に沈んでいて、がっかりでした。

結果は、FP1、FP2ともに一番時計はマーベリック・ヴィニャーレス。
本当に強い走りをします。
昨年はスズキに優勝をもたらした立役者で、ロッシのチームメイトとなり、好きなライダーではありますが、このまま、あまりに強すぎると、モトGPの今の面白さがなくなってしまうので、そこは少し懸念しています。
そのためにも、ロッシやマルケスには頑張ってもらわなければ…。
しかしながら、アルゼンチンの天気も怪しいんです。

どうやら、日本時間の今晩行われるFP3はかなりの雨予報ですし、

FP4と本予選であるQ1、Q2が行われる午後も、微妙な感じです。
FP1、FP2でタイムが下位に沈んでいるバレンティーノ・ロッシは、FP3が雨だとそれ以上のタイムは不可能となるので、予備予選となるQ1から走らなければなりません。
非常に厳しい状態と言わざるを得ませんが、下位に沈んでいる割には、レースを見据えたペースはそこまで悪くないらしいので、スタート位置は悪くても、決勝では、マシンを仕上げてくる可能性もありますが、肝心の決勝レースの日の天気予報はドライとなりそうです。

路面が雨で流されることで、FP1、FP2の時と路面の環境が変わる可能性もあり、同じドライでもベストなセッティングが変わるかも知れません。
アルゼンチンはコンディションの変わりやすいサーキットのようなので、レースの結果は蓋を開けてみるまでわかりませんが、これまでのところ、どのようなコンディションでも一番時計を刻んできている、ヴィニャーレスが、やはり優勝候補の筆頭であるのは間違いないでしょう。
ひとつだけ気になるのは、昨年スズキで転倒しているというところでしょうか。
と、モトGPに熱くなったところで、やっぱり明日のツーリングはパスかな。
