最近我が家では食卓に野菜スティックが登場することが多いです。
野菜スティックと言うと聞こえは良いけれど、要は野菜をスティック状にぶつ切りにしただけのものです。
私自身はあまり見かけた記憶はないんですが、パーティなんかでは見かけることもあるのでしょうかねぇ。
ドレッシングは当初マヨネーズでしたが、奥さんのアドバイスでケチャップと大量のレモン汁を混ぜた特性サウザンアイランド風となり、先日市販のキューピーのサウザンアイランドを買いましたが、自家製で良いんじゃないって感じです。
で、野菜スティックが食卓に登場する理由は言うまでもなくダイエット食としてのこと。
うちの奥さんはあまり主体性がないので、ある日私が野菜スティックを夕食に用意して食べると横からつまんで次の日からメニュー入りしていますw。
主に人参が多いのですが、セロリは下3人の子供にはやっぱり不評ですね。
ただ、長男だけはセロリを含めて野菜スティックが非常に気に入ったらしく、「少なすぎる」と文句を言い出しました。
そもそも、私が自分の分として用意したものなのでそんなこと言われる筋合いのものではないんですが、食の細い長男がよく食べるので次からは量を増やしました。
そんな野菜スティックですが、私がはじめてこいつを知ったのはアメリカのレストランでした。
ちょっと大袈裟ですが、20年以上前のことです。
ロサンゼルス近郊?にあった「メディバルタイムズ」というアメリカらしいエンターテイメントなレストランです。
今もあるのかと思ってWEBで調べてみたらありました。
全米に6箇所もあるようです。

ひょっとすると私が行ったところが1号店?かどうかはわかりませんが、今でも人気のようです。
で、どんなレストランかというと店内はお城を模した屋根つきスタジアムのようなホールになっていて、グラウンドの周りの観客席でショーを見ながら食事を取ります。
小さめのドーム球場の観客席に簡単なテーブルがついている感じでしょうか。
中世のヨーロッパのイメージだと思うのですか、お客は入場時に幾つかある国?に振り分けられてその国の色(模様)の紙の帽子を被ります。
そして、それぞれの国のナイト(騎士)が馬に乗って登場し、戦うのです。
お客は自分達の国のナイトを応援しながら盛り上がります。

正直なところ、細かい部分は覚えていませんが、そこで前菜?として登場したのが金属の食器に入った野菜スティックでした。
味の微妙なアメリカの食事のなかで、素材本来の味ですから自然に美味しく感じて妙に印象に残りました。
ちなみにメインは大きな鶏のグリルだったかと。
この辺も中世を意識したメニューなんでしょうね。

WEBの写真を拝借していますが、このままの料理だったかどうかは記憶がありません。
でも、野菜スティックらしきものは見て取れますね。
私の記憶では金属のコップのようなものに刺してあったように思いますが勘違いかもしれません。
ホームステイしていたホストファミリーも好きだったのだと思うのですが、行く度に連れて行ってもらったので3回以上は行っていると思います。
観光施設でよくある入場時に王様やお后様と写真を撮って後で買うというシステムだったので、自宅には2枚ほど写真があります。
なかなかアメリカへ行く機会などないでしょうが、もし行かれる際にはチェックしてみてください。
私の野菜スティックのルーツでした。