2018年11月02日

久しぶりのソニー「α7B」

先日の高野山には、メインの富士フィルム「X-H1」ではなく、フルサイズなのにサブ機という微妙な位置づけのソニー「α7B」を持参しました。

その出来の良さから、メインに取って代わるのではないかとまで思った「α7B」ですが、肝心のレンズが単焦点の「FE 50mm F1.8」だけしかなかったことで、いろいろなシチュエーションに対応できないことから、レンズの揃った富士フィルムを持ち出すことになっていました。

ですが、ようやく標準ズームとして「FE 24-105mm F4 G OSS」を手に入れたので、満を持して持ち出すことになったのです。

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この「FE 24-105mm F4 G OSS」ですが、その光学性能が評判高く「α7B」人気も相まって、標準レンズとして導入する人が多いようで、未だに在庫薄が続いています。

私の場合、2ヵ月以上掛かるかと思っていましたが、1ヵ月半位で届きました。

各社のフルサイズミラーレス発表で、選択肢が増えたことで少し落ち着いたのかも知れません。

ということで、単焦点の「FE 50mm F1.8」も持参していましたが、結局、高野山では「FE 24-105mm F4 G OSS」しか使わずなので、直前のエントリー「ちょっとだけ紅葉期待の奥の院 」の画像は、全てがこの「α7B」+「FE 24-105mm F4 G OSS」の組み合わせによるものです。

ブログの掲載写真については、VGAサイズに縮小していますし、何より作品というよりは記録を重視したものを採用していますので、スクエアサイズに切り取っていますが、ブログ横と下のインスタグラムを見ていただいた方がわかるかも知れません。

もっとも、ブログは「α7B」の撮って出し(ビビッド)ですが、インスタグラムはLightroomで敢えて強めのRAW現像をしているので、そのつもりで見る必要があります。

24mmから105mmと広い焦点距離をカバーするレンズなので、標準レンズとして使い勝手が良く、人気も頷けます。

しかしながら、フルサイズセンサーであるものの、F4と少し暗めなので単焦点の「FE 50mm F1.8」と比べると、思った程ボケてくれず、やや不満が残ります。

また、LightroomでRAW現像していて気が付きましたが、微妙に手ブレしている写真も多々ありました。

「α7B」もボディ内手ブレ補正を積んでいるからと、低めのISO値でゆっくり目のシャッタースピードで撮影することが多かったので、やはり感度を上げて高速にシャッターを切るべきだったと反省しています。

フルサイズというだけでなく、超が付くほど高感度に強いセンサーなので、未熟な私には、そういう割り切りが必要だと感じました。

フルサイズのズームなので、もうちょっとボケを取り入れた表現ができるかなと思っていたのですが、結果としては、APS-Cセンサーの富士フィルム機とフジノンレンズの「XF16-55mmF2.8 R LM WR」の組み合わせの方が、ボケを活かした表現が可能だと感じました。

「XF16-55mmF2.8 R LM WR」は、手ブレ補正を搭載していないものの、「X-H1」の強力な手ブレ補正のおかげで、今回同様のシチュエーションで撮影しても、ブレを確認することがなかったので、F2.8通しの明るさは大きいようです。

また、エレコムのカメラリュック「off toco」に収納するにも、富士フィルム機の場合は、レンズ付きボディと別に2本のレンズを持ち出せましたが、「α7B」の場合は、手持ちの2本だけで一杯一杯です。

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富士フィルム機も、大きな「X-H1」と大きな「XF16-55mmF2.8 R LM WR」だとなかなか厳しくはなりますが、システムが小さいのでギリギリ3本行けます。

実際に並べてみると、ほぼ同じ大きさと言って良い差でしたが、ソニーの「FE 24-105mm F4 G OSS」が105mmまでとカバーする範囲が大きい分、少しだけ長い様で、ギリギリの中ではこの僅かな差が大きかったりします。

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「FE 24-105mm F4 G OSS」が2本分の距離をカバーすると考えると、富士の3本分ともほぼイーブンと言えそうに思いますが、単焦点好きの私としては、やや不満の残るところです。

ほぼ画角が同じ単焦点レンズで、富士のレンズとしては大柄のフジノンレンズ「XF56mm F1.2」とソニー「FE 50mm F1.8」を並べてみても、やはりフルサイズのソニーの方が少しだけ大きいのです。

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でもまぁ、単焦点も50mmが1本あれば、それで充分な気もしますので、2本のレンズでもっと使い込んでみたいと思います。

とはいえ、「α7B」はフルサイズセンサーであるものの、有効画素数が約2420万画素と富士の「X-H1」の約2,430万画素とほぼ同じですから、違いは高感度のみと考えても良いかも知れません。

上位機種の「α7RB」なら、約4240万画素なので風景等の解像度で違いを感じることがあるかも知れませんが、今の私の用途では、過剰スペックです。

結局、トータルで考えれば、やはり私には富士フィルムのAPS-Cのシステムの方が合っていると感じています。

富士フィルムのセンサーも高感度は強い方なので、明るいレンズと組み合わせると、使用環境はかなり広くなります。

よって、「α7B」は、それ以上の厳しい環境の夜間撮影で本領発揮できるのかなと期待しています。

今度、機会があれば高感度オンリーでの撮影を試してみたいと思います。
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2018年06月26日

梅雨の合間のお写んぽ

昨日は久しぶりに降水確率ゼロ予報で、銀行への用事のついでに少しだけ近くの公園へお写んぽ。

時間がある時に手に取ろうと思って、ここ数日はサブのバッグにソニーのα7Bを放り込んでいます。

天気が良いとはいえ、桜の季節でもないので、被写体があるかなぁと思いながらやって来たのですが、やはりいつもの鳥島くらいか…。

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亀を撮ったところでなぁ。

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α7Bの場合は、現在唯一所有するレンズが85mm単焦点のみということで、選択の余地がないので、空飛ぶ鳥も中望遠で撮るよりありません。

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これじゃあねぇ…という感じなんですが、シャッタフィーリングはイイ!

ピントも追従してますが、良くわかないので等倍で見てみます。

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悪くないんじゃないの?

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とにかく撮影が心地イイ!

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ちょっと富士フィルムのカメラでは、感じたことのない心地良さかも?

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このレンズ本来に合った被写体はこっちかな。

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こいつもじっとしてくれるわけではないけれど、余裕のショットです。

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やはり飛ぶ鳥は倍率が低過ぎて荷が重いです。

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でもピント含めたシャッターフィーリングはくせになりそうです。

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ついついシャッターを押してしまいます。

そして、再びはとぽっぽ。

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でも、はとぽっぽなら、その前に駅前で撮った写真の方が…

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iPhone&「Huji Cam」のはとぽっぽです。

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こいつで撮ると、この鳥島も…

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毎回光の演出が違うので、

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違う感じになります。

味があるので、公園のベンチの傘も

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「公園の巨大椎茸」なんてタイトルを付けたくなります。

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ただの鉄塔もなんかおしゃれに…

「α7B」と「Huji Cam」のどちらも楽しいお写んぽ時間を提供してくれました。るんるん
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2018年06月17日

α7B+85mmf1.8 vs X-T2+56mm f1.2

フルサイズミラーレスのソニーα7Bの為に購入したEマウントにしては安いレンズ「FE85mmF1.8」ですが、中望遠レンズとなって、常用レンズとしては、少々使いにくいと感じる方も多いかも知れません。

当初は、定番らしい55mmの「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 」を検討していましたが、私がα7Bの唯一のレンズに、このレンズをチョイスしたのには、実は理由があるのです。

もちろん、55mmよりも安く手が出し安かったですし、Eマウントレンズとしては、価格の割に評価が高いということもあるのですが、85mmという焦点距離にも魅力を感じたのです。

ソニーのフルサイズが自分に合うのかどうかを評価する上で、現在使用中の富士フイルムとの比較は避けて通れません。

その富士フイルムのカメラで、私が常用しているレンズが、「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」というレンズなのですが、私が所有するレンズの中でも、最も明るいレンズとなります。

そして、注目すべきはその焦点距離でありであり、富士フイルムのAPS-Cセンサーによる56mmというのは、ソニーのフルサイズセンサーでは、換算84mmとなるのです。

つまり、ほぼ同じ画角となる為、比較するのに打ってつけな訳です。

元々、ペンタックスのAPS-C機にフィルムレンズの50mm、フルサイズ換算75mm付近の中望遠のマニュアルフォーカスからカメラに目覚めたことで、私にとっては、中望遠が原点と感じているのです。

自分の目の前に広がる視界の内の一部に目をやることで、日常とは違うシーンを感じる…それは、ソール・ライターの写真は発見であるという言葉に近いものです。

紛れも無い日常の景色であっても、その一瞬や一部を切り取ることで、漫然と見逃していた景色を発見するわけです。

まぁ、ウンチクは置いておいて、この2つの組み合わせで、撮り比べするべく、昨日、いつものSLのあるお寺へ行ってみました。

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今回のブログエントリーのタイトル通り、富士フイルムのX-T2&56mmF1.2の組み合わせに対して、ソニーα7B&85mmF1.8の組み合わせです。

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大きさは似たようなものですが、グリップが薄い分、心持ちX-T2が小さい感じがしますが、重さの方は、α7Bはかなりずっしりと来ます。

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イコールコンディションでの撮影としなければいけないところですが、富士フィルムのカメラでは、いつもフィルムシミュレーションでベルビアをチョイスしているので、スタンダートのプロビアに変更しました。

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撮影画像のプロパティを比較してみますが、どちらも2400万画素同士ということで、画像サイズは全く同じですが、解像度は相当違いますね。

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レンズの明るさF値が違うので、昼間の撮影ということでISO値をどちらも200の固定としたのですが、いつものうっかり発動で、X-T2の露出補正が-0.3となっていたのに気が付いていませんでした。

まぁ、比較の大勢に影響はないかな???

ボケを重視しているので、F値は違いますが、基本、どちらも解放とします。

ということで、実際の撮影画像へと参りますが、比較である点を考慮して、ここからの撮影画像は、オリジナルサイズのままアップしておりますので、画像をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きますので、モバイルの方はご注意願います。

わかりやすいように、事前にPC画面で比較したキャプチャ画像も一部アップします。

左が富士フィルム、右がソニーです。

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先ずは、SLの側面を撮影したこの画像から。

DSCF2438.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00041.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

富士フィルムの方がやや暗いのは、露出補正が影響してる?

でも、正直、差はほとんどない気がします。

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拡大すると、ソニーの方には少しパープルフリンジが出ているようです。

まぁ、ペンタックスでは良く経験しましたが、フジでフリンジが出たことないような…。

次行ってみましょう。

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同じくSLの側面です。

DSCF2441.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00044.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

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等倍や拡大画像を確認すると、ピントが何処へ来ているかでポイント的には全く見え方が変わってしまうので難しいです。

次はこれ。

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これは本当に違いが見つけられない。

DSCF2448.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00051.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

牛の目の部分を拡大。

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次もSLの側面なのですが、今度は絞ってどちらもF8として、富士フィルムのフィルムシミュレーションをベルビア、ソニーのクリエイティブスタイルをビビッドにしてみました。

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これは意外や意外、違いが判らない。

DSCF2462.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00065.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

やはり富士フィルムの色にこだわることはないのかな…

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ソニー機の操作に慣れていないので、上空に小さく飛行機が見えた時に、撮影を試みたのですが、X-T2では撮影できましたが、α7Bでは、ピントが掴めずシャッターが押せませんでした。

設定の問題なのでしょうか?

要解明です。

その後に、先ほどより少し大きく見える飛行機が飛んでいたので、再チャレンジしたところ、どちらも撮影できました。

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先ずα7Bで撮影してから、片付け途中だったX-T2を準備して撮影したので、多少のタイムラグがあり、飛行機の角度が違っていますので、厳密な比較は難しいかも知れません。

DSCF2464.JPG>FUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00067.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

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ここからは、単純に両機のオリジナル写真のみ並べます。

絞り開放、色設定もスタンダートですが、シーンによっては色に違いが出ているものもありました。

DSCF2445.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00048.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

ひしゃくの色が違う。

DSCF2449.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00052.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8


DSCF2454.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00057.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

DSCF2457.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00060.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

アジサイの花の色も違います。

DSCF2440.JPGFUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2

DSC00043.JPGSONYα7B&FE85mmF1.8

このボケは富士フィルムの方が綺麗?

オリジナル画像はサーバー容量を圧迫するのでこの辺で終わります。

ネットの記事のよると、α7は、1型、2型、3型共に現行販売していて、昼間の写りの差はないということらしい。

なので、α7Bの真価は、やはり夜間や暗所ということになるようです。

昼間に関しては、今回の「FUJIFIRMX-T2&XF56oF1.2」と「SONYα7B&FE85mmF1.8」の違いは無いに等しいと感じましたが、当然その価格には差があります。

本日現在の価格.cmの価格を見てみると…

富士フィルムが115,000+87,285=202,285円

ソニーが212,291+57,340=269,631円

α7Bのボディ本体の価格で、富士フィルムこの組み合わせが買えるということになります。

廉価なソニーのこのレンズ、今見たら価格.comの単焦点レンズで売れ筋ランキング1位となっていました。

価格の割に良いレンズということでしょうが、高価なソニーのレンズの中での希少な選択肢とも言えるのかも知れません。

今回の比較だけを見れば、富士フィルムで良いじゃないと思えますが、α7Bのシャッターフィーリングを体験したら、X-T2が頼りないおもちゃのように感じたということは付け加えておきます。

まぁ、元々シャッター音はX-T2よりもX-Pro2の方が数段素晴らしいのですが。
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2018年06月16日

初のフルサイズ試写

「百聞は一見に如かず」と血迷って手に入れたソニーのフルサイズミラーレス「α7Mark3」ですが、レンズが付いて撮影可能になったからには、先ずは撮影してみたいということで、昨晩、仕事帰りのエキスポシティへ立ち寄りました。

もし、「なーんだ」ってことになるなら、できるだけ早く売り払った方が傷口は小さく済みますから…。



ということで、撮影に当たり偶然FACEBOOKで見つけたカメラマンさんの夕刻の色が素敵だったので、真似してクリエイティブスタイルを「夕景」、ホワイトバランスを「日陰」にセットしたつもりでしたが、ひょっとすると「夜景」になってたかも?

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エキスポシティのシンボルの大観覧車「OSAKA WHEEL」ですが、クリエイティブスタイルを間違ったかもわからないので、lightroomの「Adobeカラー」で現像してみました。

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現像し直した方が良かったりしますでしょうか?

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gifにして比較するとこんな感じです。

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もう一つのシンボルのガンダムも

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この構図では、かなりイメージが変わってきます。

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ここからは、撮って出しの方を。

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lightroomでの現像は、おまかせとしたことで、どれも明るくなるようです。

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モノレールが通り過ぎました。

全て開放1.8の絞りでの撮影ですが、もっと感度をあげてシャッタスピードを速めれば止まるのかな。

シャッターチャンスには強い印象を持ちました。

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でも、私の場合は静物をじっくり撮るのが好きなので、気になるのはボケ具合の方です。

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フルサイズなので、ボケが大きくなるのは間違いないのですが、フジフィルムでも、レンズによって良くボケますから、撮り比べてみないと私にはわかりません。

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でも、想像していたよりもメカシャッターの感じが心地良くて、撮っていて楽しかったです。

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撮影中に設定を変更するのが苦手な私は、最初の設定のまま、建物内も撮影しておりました。

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lightroomには、ソニーのこのレンズのプロファイルも既にあるので、周辺光も補正されて、色も薄くあっさりとした感じになるようです。

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こちらの写真もそうですね。

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人物が入る場合には、プライバシーの問題からこのボケの存在に助けられますので、フルサイズの良さを感じる構図です。

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こちらのカフェの店舗内を写した写真は、相当色に違いがあります。

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ホワイトバランスの影響が大きいので、現像した方が自然ですね。

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無機質な車のボディなんかも、現像し直した方が良いかなぁ。

咄嗟の判断や行動が苦手な私にはRAWでの撮影が欠かせません。

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なんかカメラよりもどうでも良い現像の話になっていたり、ボケがレモンボケになっているものもありますが、「α7Mark3」とコストパフォーマンスの高い「FE 85mm F1.8 SEL85F18」の組み合わせの私のファーストインプレッションは「楽しい」という結果になりました。るんるん

こりゃあ、このまま使ってみたいなぁという印象です。あせあせ(飛び散る汗)
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フルサイズの誘惑

オルビスによるお出掛け無しのストレスが、困った事態を誘発してしまいました。

久しぶりに目を向けたデジタル一眼カメラ市場で、私がメインマウントと位置付けている「富士フィルム」と今最も元気な「ソニー」については、こちらの記事でも取り上げました。

FUJI「X-H1」とSONY「α7M3」

富士フィルムはフルサイズは不要と明言し、プロ用途の上位にフルサイズを超えた中判サイズのセンサーを持つ「GFX 50S」をラインナップしました。

実際、重さ大きさを理由に、他社のフルサイズ一眼レフから乗り換える方も多く、フルサイズは不要と言う声も多く見られます。

私自身も富士フィルムのその言葉を信じて、満足しておりました。

ですが、「X-H1」の登場が、そこに疑問を投げかけることとなりました。

富士フィルムは、手振れ補正はレンズにのみ搭載し、ボディ内手振れ補正は描写優先主義で搭載しないと言っていたにも関わらず、その考えを超えるシステムができたと「X-H1」を発表したのです。

ちょうど、オリンパスのフラッグシップ機が2秒の手持ちでもブレないという情報に、手振れ補正に興味が出ている時に登場した「X-H1」には、本来なら手放しで喜ぶべきところですが、問題はその大きさです。

折角の軽量コンパクトがメリットであるミラーレス一眼なのに、その大きさを指摘する声は少なくありません。

但し、私自身が実際に「X-H1」を手にした感想としては、持ちやすくなっているので、許容範囲と感じました。

と、ここまでなら、「X-H1」への買い替えを検討するところですが、それを打ち砕く勢いを持つのが、ソニーの「α7Mark3」の登場です。

どう考えても、3代目にして劇的な改善を遂げたフルサイズミラーレスは魅力です。

高価な「X-H1」の価格がそれをさらに際立たせることになり、完全に「X-H1」の市場を喰ってしまっているように感じます。

また、ニコンのフルサイズ一眼レフからのマウント替えも半端ないと聞きます。

もちろん、スタンダート機ということで、初心者やステップアップによる需要も多く、売れに売れている印象です。

フルサイズは不要としてきた私ですが、実際のところはフルサイズを使用していないことで、フルサイズは常に気になる存在であり、ペンタックスの「K-1」なんかは、いつか買うんだろうとどこかで思っていました。

ですが、ヨドバシ梅田で、ミラーレス機と持ち比べたら、一瞬でそんな気持ちは消え失せました。

持論としては、やはり未来はミラーレスです。

それなら、「フルサイズミラーレスを体験してみれば良い」という極論が発動してしまいました。

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後先考えない悪い病気が発症し、何とかかんとか資金を集めて、後で売るものを売ったら良いやと取り敢えず「α7Mark3」のボディだけ購入するという暴挙に出てしまいました。

でも、ボディだけではどうしようもないわけで、「安いレンズを…」と思って、レンズを物色して初めて、これは大変な世界だということに気が付きました。

レンズが馬鹿高いというか、安いレンズがない。

安いものが全くないわけではないけれど、ソニーの安いものは安いなりのようです。

そんな中、85oと望遠過ぎますが、高評価で比較的安価なレンズを見つけて、クレジットカードのポイントや手持ちのギフトカードなんかを寄せ集めて、何とかレンズを確保しました。

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レンズの実態を知ってしまうと、尻込みしてしまいますが、ある程度フジで揃えたレンズがあるので、使い分けで何とかならないか?とか、そんなにいろんなレンズは要らないので、マウント替えで少し良いレンズの資金にするか?とか、いろんなことが頭を巡りますが、富士フィルムにも愛着はありますので、先ずは使ってみてからです。

場合によっては、あっさりソニーに別れを告げる可能性もありますから。

さて、どうなるかはわかりませんが、先ずは、昨晩仕事帰りに寄ったエキスポシティについて、次の記事で取り上げます。
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2017年05月29日

「RX100M3」の貢献度

やや不安を持ちつつ修学旅行の娘に貸し出したソニーの「RX100M3」ですが、帰って来てから聞くと、肝心の長崎市街へ出てのグループ行動時に、バッテリーが切れちゃったらしい。もうやだ〜(悲しい顔)

いやいや、予備のバッテリー3本も持たせたのに、それはないだろうと言い掛けましたが、バッテリーを持ち出すのを忘れたであろうことは容易に想像できたので、言葉を殺して、聞きに徹しました。

本音は、「準備万端してやってるのに何してんだ」ってところですが、私が勝手にやってることですからね。たらーっ(汗)

なーんだって感じで、それ以上聞いていないのですが、「RX100M3」は返してもらわないといけないので、データを移動するために、中身をかる〜く見せてもらいました。

かる〜くと言いながら、無断でブログにまで使っちゃってますが…爆弾

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バスガイドさんとの写真や

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家族でも行った龍馬像前での定番ポーズと、ちゃんと思い出残せたんだなと、少ないながらも、持って行かせて良かったと思いました。わーい(嬉しい顔)

そして、眼鏡橋での撮影は叶わなかったものの、行きの新幹線や

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ホテルでも、自撮り棒がしっかり活躍できたようです。グッド(上向き矢印)

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新幹線は博多までだったようですが、駅看板撮っちゃうところは私と似ているのかも。あせあせ(飛び散る汗)

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この景色はグラバー園からかな…なかなか良い感じ撮れているんじゃないかな?

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まぁ、誰でもそれなりには撮れるのかも知れないですが、構図は私の好みです。ハートたち(複数ハート)

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動画も撮ってたようなので、ひとまず、「RX100M3」は良い仕事ができたようで安心しました。るんるん

※追記:海の景色はホテルからのガラス越しの撮影だったそうです。そう言えば、グラバー園では、バッテリー切れでカメラが使えなかったのでした。
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2017年05月23日

修学旅行用カメラ

中学生の娘もあっという間に3年生。

まだまだ小学生に見えますが、来年は高校受験です。

そんな我家の末娘ですが、明後日木曜日からは楽しい楽しい修学旅行です。

行き先は…公立中学定番の九州は長崎でございます。

私の時代から九州が多く、3男坊以外はみんな九州でした。

グループ単位で行動するらしいのですが、オルビスでの九州経験済みの我が娘は、行ったところばかりを巡ることになるようです。

本人は、美術館へ行きたいらしいですが、初めての子に美術館はないでしょうから、仕方がありません。

女子の一番人気は眼鏡橋らしいです。

ハートの石が目的なのでしょう。

さて、そんな楽しい修学旅行ですが、中学生ということでスマホの持込は禁止だそうです。

今時は、カメラ代わりのスマホなので、ちょっと時代遅れの感もありますが、規則なのでやむを得ません。

一方で、カメラはOKということなので、カメラを持たせることになります。

でも、どのカメラを持たせようか…?

GWに一眼デビューさせたので、フジのミラーレス「X-A1」で私的には良いのですが、ちょっと大きいかなぁと感じます。

また、女子の集団と考えると、自撮りがメインとなりそうな気がしますので、ここはソニーの「RX100M3」を貸してやりますか。

高級コンデジを持たせるというのは、やや不安ですが、ヤフオクで処分しちゃったので、他に適当なものが無いんです。

ペンタックスの「Q7」もコンパクトで良いのですが、自撮りを考えると、やはり「RX100M3」の右に出るカメラはありません。

スマホ以外では自撮りチャンピオンと言えます。

事務所にあるおじいさんとおばあさん(クッキーポット)により自撮りのイメージを再現してみます。

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都合上、自撮り棒を縮めていますが、モニターを上に跳ね上げるだけで、自撮りモードになって、シャッターボタンを押すとモニターの右下に「3」・「2」・「1」と数字がカウントされます。

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自動的に3秒のセルフタイマーとなるわけですが、それによって各自ポーズを整える余裕が生まれます。

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自撮り棒なしでも、下の写真のように自撮り可能ですが、2〜3人までですね。

手の短い女子ならなおさら多人数は厳しくなります。

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それ以上の人数なら、やはり自撮り棒が役に立つことでしょう。

実は、GWのしまなみキャラバンでの、奥さんと娘の大島〜今治のサイクリング時に、自撮り棒「X-Shots」を付けて「RX100M3」を持たせました。

その時の写真がこれとか、

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これ。

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でも、奥さんからこの後、途中で自撮りできなくなったと言われてしまいました。

故障しているようでもないし、私が自撮りしてみると、問題なくできる。

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なので、???状態でした。

でも、後から撮影済みの画像を確認してみると、そこには、自撮りしながら、カメラを気にする奥さんと娘のムービーが残っていました。ふらふら

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そりゃあ動画撮影してたら、自撮り撮影モードにはならないわ。

まぁ、娘はしっかりしているので、ちゃんと教え込めばそんな失敗はないでしょう。

とにかく、楽しむのが一番なので、良い思い出ができるようサポートしたいと思います。
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2016年05月31日

懲りずに蛍へ寄り道

目新しい出来事もなく退屈な中で、悪かった天気が回復方向となると、夕方になるとウズウズしてきました。

朝は天気が悪かったことで、今日は一眼は持参しなかったものの、未だ蛍撮影に未使用の、ソニーのコンデジ「RX100M3」があるので、行ってみる価値はあります。

一眼は置いて来ても、行くかも知れないと思っていたので、レンズスタイル…もとい、オープンプラットフォームカメラの「オリンパスAIR」と、もう一つ小型の三脚は持参してたりします。

しかしながら、使い慣れていない機種を突然持って来ても、やっぱり駄目ですね。

「RX100M3」をスマホとアプリで接続しようとしても、方法を忘れてしまってうまくいきません。

レリーズが使えないので、アプリを使わないといけないものの、接続できないので、シャッタースピードを20秒とか30秒に設定して、シャッターを押して対応します。

一方の「オリンパスAIR」の方は、接続自体は問題なくできるものの、絞りとシャッタースピードの設定が見つからない。

これって、マニュアル設定出来なかったっけ?

こうなると、もはや撮影不可能なので、「RX100M3」に集中します。

ちなみに、撮影ポイントは、前2回の場所は、人が多いのと、車のライトの影響を受けやすいので、初回の撮影と同じ、ポイントとしましたが、これが大当たりです。

これまでで一番蛍が出ていたのではないかと思います。

合成なしでこれらの写真が撮れました。

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全て、撮って出しのJPEGファイルをVGAサイズに縮小しただけです。

「RX100M3」は広角端ではF1,8と明るいレンズですが、センサーが1インチだから?か、APS-C一眼ほど明るくならないですね。

なお、ノイズリダクションをOFFしていなかったので、撮影後次に撮影までは、時間が掛かりました。あせあせ(飛び散る汗)

また、使えないとなった「オリンパスAIR」も、せっかくあるので、動画を撮影してみましたが、真っ暗で何にも写ってない…と思いましたが、よく見ると、小さな点として蛍の光を捉えていました。

次の画像は、その動画から、蛍の光跡を一瞬のGIF画像にしてみました。

クリックして、大きな画像で見ないとわかりませんけど爆弾

hotaru_Air.gif

明日は暑くなるようなので、もっと舞うのかな?

このポイントに限っては、今週が見頃と言って良いのかも知れません。るんるん
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2016年05月14日

陽気に誘われて

銀行回りに加え、来客予定でバタバタすると踏んで、一眼カメラを持ち出さなかった昨日。

来客応対を終えて、銀行を回り終えても思いの外、時間がありました。

おまけに、素晴らしい晴天。

ようやく、クールビズスタイルで軽快になったこと含めて、じっとしていられなくなりました。

そして、ピンとひらめいてやって来たのはとある公園です。

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私も初めての公園ですが、「若園公園」と言います。

なんで公園へ来たかというと、旬のこれです。

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ここは、バラ園のある公園なのです。

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昨年のこの時期には、ペンタックスK-50を相棒に、伊丹のバラ園へ行きましたが、今回は一眼カメラがありません。

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でも大丈夫。

いざとなれば、その実力を発揮してくれるソニーの「RX100M3」を常時携帯しています。

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下手な一眼よりも、ずっと素晴らしい画像を吐き出してくれたりします。

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アドビLightroomで現像するのも面白そうですが、取り敢えず、今回の記事は全て撮って出しのJPEGです。

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プレミアムオートモードでの撮影が鉄板のRX100ですが、露出優先でぼかします。

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入場無料で平日の午後ということで、デイサービスで来られているらしきお年寄りの方が多いです。

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伊丹のバラ園に負けず劣らず素晴らしいバラ園です。

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パノラマモードで

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再び、撮影に没頭。

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一段高くなったところからの全景。

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再度パノラマで

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そして、没頭の繰り返し。

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夏日が続き、見た目にも水が心地良い季節となりました。

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意図的に逆光を利用したイメージを試します。

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花の状態がイマイチで、葉っぱの虫喰いが気になりますが、それもまた味ということで…。

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思い掛けず、色とりどりの薔薇に癒されることとなり、楽しい午後となりました。

反省点は、絞り優先で解放を多用しながら、オートのNDフィルター機能を過信して、露出補正を活用していなかったことです。

考えればわかることですが、その場では気が付かず、後から反省することが多いです。ふらふら
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2015年06月11日

とうとう出たかソニー「RX100M4」

Sony  DSC RX100M4.png

未だ使い始めたばかりのソニーの高級コンデジ「RX100M3」ですが、噂のあった次期モデルが発表になったようです。

サイバーショットRX10 II、RX100 IV発表。世界初のDRAM積層CMOSで最高960fpsスロー撮影、単独4K動画も

噂に上がっていたマイクロフォサーズへのセンサーサイズの大型化は行われず、1インチのままのようです。

まぁ、それを見越して「RX100M3」にしたので、正直正解だったと感じています。

M4では、CMOSセンサーの変更で動画のスロー等の機能が向上したようですが、一眼サブのオールマイティ機としての用途では、機能アップは特に必要を感じません。

また、電子ビューファインダー(EVF)の有機ELパネルがSVGA(800×600)相当からXGA解像度(1024×768)相当へと高精細化したのは魅力ではありますが、コンパクト性を重視した、ポップアップEVFのサブ機として考えると、現行でも十分な気がします。

コンパクトなのに、撮影した画像を確認する度に、その完成度を痛感する「RX100M3」ですから、「RX100M4」も、満足度の高いモデルとなることは間違いありません。

基本仕様が変わらなかったことで、変に得した感がありますが、むしろ気になるのはフルサイズ機のαシリーズの方です。

4240万画素の35mmフルサイズ一眼α7R II発表。フルサイズでは世界初の裏面照射型CMOS、単独4K動画撮影も

過剰な高画素機のイメージもあったフルサイズ一眼α7Rが、α7→α7U同様α7RUとなって、最強度を増しています。

Sony ILCE 7RM2.png

今の私には手に負えないし、考えられない性能ですが、そう遠くないだろう超高感度機α7SUの登場にも期待が持てます。

フルサイズミラーレスでは、肝心のレンズがまだまだ弱いソニーですが、ミラーレスを世界に普及させる力は十分にありそうですね。
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