2016年04月19日

Mark IIの憂鬱

カメラについての物欲は、なかなか撮影に行けていないということもあり、今のところは一段落しているものの、気になるモデルは続々登場しています。

ちょっと遅れての取り上げですが、今月初めにパナソニックがミラーレス一眼「LUMIX DMC-GX7 Mark II」を発表しました。

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んん?“Mark II”だと???

「DMC-GX7」と言えば、私もマイクロ・フォーサーズ欲しさに、底値に近い金額で、ダブルズームキットを買いましたが、後継としては「DMC-GX8」が登場していて、その大きさに、コンパクトな「DMC-GX7」の存在価値を見出していました。

ところが、まさかの「Mark II」の登場とは…。

他のカメラメーカーでは普通ですし、同じマイクロ・フォーサーズ規格のオリンパスでも、一般的となっているこの後継サプライズですが、パナソニックの場合は、家電チックで当てはまらないと思い込んでいただけに、ちょっとショックです。

とは言え、5月18日発売で現在は発売前の「DMC-GX7 Mark II」の価格ドットコムでの最安値は87,359円で、「DMC-GX8」の94,324円よりも少しだけ安いという金額であり、「DMC-GX7」のダブルズームキットよりも高額ですから、本当はショックを受けるのもおかしな話です。 

ダブルズームキットの2本のレンズを同じく価格ドットコムで見ると、最安値が「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S. 」が26,497円、「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」が27,100円で合わせて53,597円なので、ボディはほとんどタダみたいなものだったわけですから、「DMC-GX7」の性能を考えると、今でもお得って言えます。

ちなみに、「DMC-GX7 Mark II」の標準ズームレンズキットは、「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」という最安値22,393円というレンズが付いて97,079円ですから、本体75000円位ですね。

まぁ、発売前の金額なんて意味無いですが、2年後なら「DMC-GX7」ダブルズームキットのような金額で買えるのかも知れません。

肝心の「DMC-GX7」と「DMC-GX7 Mark II」との比較については、コチラの記事がわかりやすいですね。


GX7の正統進化モデル『LUMIX DMC-GX7 Mark II(MK2)』をGX7・GX8と比較して分かるオススメポイント


結局のところ、1600万画素はGX7と同じでGX8の2010万画素とは、差別化されています。

APS-Cでも1600万画素程度が最適と言われる中、富士フィルムがこれまでの1600万画素から、ニューモデル「X-PRO2」で2430万画素にアップしたとは言え、富士は元々高感度に強いので、マイクロ・フォーサーズで2010万画素は、やはりややオーバースペックな気はします。

そう考えると、「DMC-GX7」でも十分に思うのですが、「Mark II」はローパスフィルターレスとなっているところが心を擽ります。

最近はローパスフィルターをコントロールできたり、レスが主流となってきていますが、個人的にもレスの方が本来あるべきものであるような気がします。

かと言って、ローパスフィルターありのペンタックスの「K-50」でも、特に不満に思うわけではないですが、そこは被写体や作品の質によるでしょうか?

少なくとも、K-50にオールドレンズでは、気にしなくて良いように思いますが、富士フィルムに惚れたという理由としては、ローパスフィルターレスが関係していないとも限りません。

なので、画素数は1600万画素のままで良いので、ローパスフィルターレスが採用されて、巨大化しないのが・・・って改めて考えると、「DMC-GX7 Mark II」ってツボを押さえてますねぇ。

5軸手ブレ補正は、過剰な期待はできないようですが、空間認識技術によるAFの進化や、4Kフォトに4K動画に加え、後からピント位置が選べるフォーカスセレクト等、パナソニックらしい魅力が増しているので、グレードアップしたい気持ちはありますが、如何せん、最近は富士フィルム「X-T10」しか持ち出さないので、それはないかな。

でも、バズーカ砲は無理なので、いずれマイクロ・フォーサーズの400mmクラスの高倍率ズームと「DMC-GX7 Mark II」のコンパクトな800mm相当は使ってみたいなぁって思います。

でも、相変わらずフルサイズも心残りで、「PENTAX K-1」にも興味アリアリです。

買えないのに、キャンペーンに乗って、ツイッターの購入宣言してみたり…

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でも、フルサイズはソニーの「α7S」にもずっと憧れています。

もちろん新型の「α7SU」の方が良いのですが、高すぎます。

旧型の「α7S」でも高いですが、「PENTAX K-1」を買うつもりなら買えますから。

でも、ペンタックスはレンズがありますが、ソニーは1本もレンズがないので、根本から考え直さないといけません。

なので、結局、全てを忘れて撮影することに集中するのが一番です。爆弾

ああぁ〜、何処か行きたいなぁ〜ダッシュ(走り出すさま)
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2016年03月01日

「OLYMPUS AIR」のはずが、結局メジロちゃん

「OLYMPUS AIR」+望遠レンズを持ちだして、天気の崩れる前の日曜日に事務所を抜け出してきました。

行き先は…近くの川。ふらふら

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SONY RX100M3

以前、カピパラじゃなくって、ヌートリアを見た近くで、ヌートリアが居ればいいなぁと思ったのですが、残念ながら姿は見えずです。

最近、下流で工事をやっているので、もうこの辺りには居ないのかもしれません。

ヌートリアは居ませんが、黒い影がたくさん…。

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SONY RX100M3

大きな鯉みたいです。

丁度、生活用水が流れ込むところで、泡がたくさん浮いていますが、それに釣られてここに居るのでしょうか?

上流も下流も浅いので、どうやってここへきたのかな…。

水中ですが、「OLYMPUS AIR」+「ケンコーミラーレンズ800mm」で頑張ります。

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ですが、全くダメ。もうやだ〜(悲しい顔)

暗いレンズでマニュアルフォーカスですし、望遠過ぎて何処を見ているのかさえわかりません。

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浮いている泡にピントを合わせても、鯉の影はわからない。

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日差しでiPhone6の画面が見難いということもあるので、「OLYMPUS AIR」は諦めて、「パナソニックGX7」+「ケンコーミラーレンズ800mm」の組み合わせに変更しました。

ファイダー越しに、ようやく見えた!

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800mm(35mm換算1600mm)だと、鯉の身体の一部分しか見えないので、水中で見分けるのは至難の業です。

「ケンコーミラーレンズ800mm」を諦めて、オートフォーカスの使える「パナソニックのレンズ45-175mm F4-5.6」に変更すると…

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魚影は確認できます。

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泡にですが、ピントもきっちり合います。

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とは言え、こんな写真撮っても仕方がないので、川から移動します。

最後に川岸に捨てられた自転車らしきゴミで違いを確認します。

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「OLYMPUS AIR」+「ケンコーミラーレンズ800mm」

太陽光でiPhone6のスクリーンが見難かったこともあって、ちょっとピントが甘いか。

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「パナソニックGX7」+「ケンコーミラーレンズ800mm」

でも、GX7の方がピンボケが酷かった。あせあせ(飛び散る汗)

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「パナソニックGX7」+「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4-5.6 ASPH POWER O.I.S.」

オートフォーカスは流石にピントバッチリですが、175mm(35mm換算350mm)での大きさはここが限界です。

場所を変えて、いつもの公園へやって来ました。

再び、「OLYMPUS AIR」+「ケンコーミラーレンズ800mm」を持って、梅の花を狙いますが、やはり望遠過ぎて、離れる必要があり、離れると少しの動きで大きくブレますから、静止物の花であっても、上手く捉えるのが難しい。

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なんとか撮れた写真は悪くはないと感じますが、マニュアルフォーカスは、ピンボケ量産です。

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ここで、「OLYMPUS AIR」のアプリ「OA.Genius」を使ってみました。

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この「OA.Genius」はどういうアプリかというと、「様々なクリエイティブフォトを一度の撮影で」とのことです。

百聞は一見に如かずで使ってみました。

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この写真を撮影したところ…

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一度のシャッターで、これだけの画像が保存されました。

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別のこの鳥では…

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クリエイティブフォトの種類はその都度違うのかな?

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もう1枚、同じ鳥のこの写真では

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こうなりました。

正直言って、後で必要な加工をした方が良いかなぁ。

その場で、直ぐにクリエイティブフォトが欲しい時は良いのかもしれませんが、要らない加工画像でストレージを圧迫したくというのが本音です。

おまけに、じっと止まってくれている鳥なら良いですが、

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こんな動いている鳥で失敗した画像さえ…

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こんな風に加工してくれました。もうやだ〜(悲しい顔)

iPhoneの画面でシャッターを切る「OLYMPUS AIR」だと、ピントを合わせながらのホールドが難しいのですが、「パナソニックGX7」なら、ファインダーを覗きながら、レンズのピントリングを回してピント合わせができます。

でも、ホールドしやすくても、ピント合わせ自体は、iPhoneの大きな画面で確認できる「OLYMPUS AIR」の方が合わせやすかったりします。

老眼が入って尚更です。

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なので、静止物なら使えますが、被写体が動いた途端に、ほら。

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フォールドできない、望遠過ぎるマニュアルフォーカスは、こんな写真を連発します。

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なので、つい「パナソニックGX7」+「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4-5.6 ASPH POWER O.I.S.」へ。

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梅の花も、望遠でいい具合にバックがボケていますが、露出が…たらーっ(汗)

そんな時は、Lightroomで露出補正等してRAW現像。

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ずるいですね。

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でも、そのためのアプリです。あせあせ(飛び散る汗)

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オートフォーカスで軽快なので、つい、こんな写真も撮りたくなります。

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動きものもピンボケの心配が少ないのは良いです。

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でも、ちょっと物足りない。

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ピンボケじゃなくても、何だろう…達成感がない?

失敗してもいい被写体だから緊張感もありません。

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なので、「パナソニックGX7」+「ケンコーミラーレンズ800mm」再び。

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でも…

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やっぱり…

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ひどい…。バッド(下向き矢印)

もちろん、動きさえしなければ…

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そこそこの写真が…

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と、木の上を見上げると、そこにも鳥が…

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ピンボケのスズメ

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ピンボケのこの鳥は何?

結局、最後には「パナソニックGX7」+「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4-5.6 ASPH POWER O.I.S.」で…

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愛しのメジロちゃん見っけ!

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オートフォーカス必須です。

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おしり

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美味しそうに梅の花を喋み

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正面のこの顔面白い…

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と、今回もメジロ撮影に夢中になるエンディングでした。

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良い公園です。るんるん
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2016年02月23日

ちょこっとGX7を持ち出して春を感じる

今日は、午前中に業務を詰め込んで、午後から余裕ができたので、気になっていた場所へ行ってみました。

その場所は、先日、お土産用のもみじの天ぷらを買ってから、山沿いに出勤した際に見掛けた桜?らしき木です。

天気が悪かったので、そのまま通り過ぎたのですが、花が咲いていた???

「こんな時期に桜が咲くかな?」と思ってうちの奥さんに訪ねると、「先週の結婚記念日の時も早咲きの桜が飾られてたじゃない」と言われてしまいました。

そうなんですね。

なので、私も早咲きの桜なのだろうと思いながら、見に行きたかったわけです。

で、その時と同じ箕面の山沿いの道の今日の風景です。

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確かに咲いてます。

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隣はマンション、裏は神社という空地に、数本の桜の木が有ります。

※これ、ここで見る限り梅の木みたいですね、無知ですみません。(そう言えば、昨年も間違えたような…爆弾

ちなみに今日は、「オリンパスAIR」に望遠レンズを試そうと思って、念のために同じマイクロフォーサーズマウントの「パナソニックGX7」を持ち出しましたが、結局「オリンパスAIR」の出番はありませんでした。

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GX7キットの標準ズームレンズは、「オリンパスAIR」に付けっ放しなので、GX7には、シグマの19mm(35mm換算38mm)F2.8単焦点を付けっ放しです。

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なので、この辺りの写真はGX7&シグマ19mmです。

久しぶりのGX7に、設定を弄る余裕もなく、気が付けば以前の設定のままで絞りはf6.3でした。

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ボケを求めて、開放f2.8で撮影してみました。

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でも、あまりきれいなボケじゃないですね。

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なので、キットの望遠ズーム45-175mmに交換してみました。

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望遠ズームということで、こちらの方が優しくボケます。

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良い感じです。

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ここまで、GX7の撮って出しですが、ちょっと露出がアンダー気味なので、Lightroomで上の3枚を自動補正してみました。

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明るく華やかになりました。

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と、枝をよく見ると、小鳥が居ました。

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「何だろう、この鳥は…」と思いましたが、確認してみると、思った通りメジロですね。

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チョコチョコと動くので、なかなか捉えるのが難しいですね。

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かわいい…じゃあトリミングしてみよう。

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カメラに興味が無ければ、おそらく出会わなかったであろうメジロちゃん。

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この動きを捉えるには、「オリンパスAIR」では無理なので、結果としてGX7しか使えなかったわけなんですが、レンズの方もケンコーの800oのミラ―レンズのマニュアルフォーカスで追うのは至難の業です。

高倍率のAFズームレンズは、コンパクトなシステムで被写界深度の深いマイクロフォーサーズなら真価を発揮できるのでしょうが、175mm(35mm換算350mm)でも、少し物足りないと感じます。

そう考えると、パナソニックの新しく出た400mmの超望遠ズームなんて良いですね。

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ちょっと大きめにトリミングしてみましたが、400mmならこんなショットもトリミング要らずなのでしょうね。

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今日のベストショットはこれかな?

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トリミングしても良い感じ…と自己満足でした。

ここ最近は、ボケ具合からフジのX-T10ばかり持ち出していますが、メジロちゃんのおかげで、使い分けを再認識することができました。
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2015年11月02日

超望遠症候群、最後の聖戦!?

先日の記事の通り、ペンタックスQ7の35mm換算4.6倍という超望遠が、思ったほどの結果でなく、画質、使い勝手等総合的にも、レンズスタイル型コンデジのQX30に及ばなかったことで、超望遠作戦はやややや頭打ちの感があります。

もちろん、フルサイズセンサーのカメラに超望遠レンズを付ければ、別次元の写真が撮れるのでしょうが、そのコストも数段先の異次元の金額となります。

なので、どうしても超望遠にこだわるなら、前回の結論の通り、35mm換算2000mm相当、光学83倍の超望遠ズームにより、発売以来爆売れしているという、ニコンのCOOLPIX P900なんかを購入した方が、スマートで幸せになれるわけですが、一眼に夢中の私としては、あのでかいカメラを、追加で携帯するというのは不可能です。

また、超望遠用途のためだけに、安くもないカメラを1台持っておくという贅沢もできませんので、既存の所有システムで、なんとか実現したいという願望があります。

ですが、Q7のシステムでは、シグマの70-300mmズームのピント合わせに問題があると思われるものの、決してピントを外したという自覚もないため、Q7の小さなモニターでのピント合わせ、並びに、激安ズームレンズの基本性能の問題もあるのかとも思い始めました。

シグマの70-300mmズームのピント合わせの問題は、もう少し検証の余地がありますが、ズームリングとピントリングを固定して重量のある望遠ズームをブレなく撮影するという、罰ゲームかと思う難易度の撮影に、無理を感じているのは事実です。

しっかりとした三脚で、リベンジが必要ではありますが、本来の300mmレンズを、センサーサイズと焦点距離の問題だけで4.6倍の1380mm相当にするという事自体に無理がある気もしなくもないわけです。

1/1.7型センサーは、コンデジの1/2.3型より大きいとはいえ、撮影時の労力を考えれば、圧倒的に超望遠コンデジが勝るわけで、それで画質の良さが伴わなければ、何をやっているのかわかりません。

なので、もう少し写りの期待できるペンタックスの望遠レンズを利用する必要がありますが、何処まで画質に期待ができるのかもわかりませんし、使用機会が多いとは思えない状況では、高額な投資は不可能です。

そこで、いろいろと調べて、最後の手段に出てみました。

その最後の手段がこれです。

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RX100M3

この袋の中身ですが、

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RX100M3

水筒じゃありません。

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RX100M3

寝かせてみると、キャップが付いています。

実は、これカメラのレンズなんです。

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RX100M3

ミラーレンズと言うレンズなんですが、こいつはなんと800mmの超望遠です。

でも、F8で暗いですし、フィルターでお馴染みのケンコーの製品なので、本筋のレンズとは違うと思っています。

何しろ800mmなのに安い上に、ネットで更に安く買える方法を知って、思わず買ってしまいました。

もちろん、安いのでマニュアルフォーカスで、単焦点なのですが、一般的には画質は単焦点の方が良いですし、マニュアルフォーカスも、昔、鈴鹿の8時間耐久オートバイレースを、露出もピントもマニュアルしかないリコーのXR500&タムロン210mmの組み合わせで、高価なフィルムを使って撮影していたことを考えると、露出がわかりやすく、押したいだけシャッターの回数が押せる現在の環境は、我慢できないレベルではありません。

せっかくの800mmということで、より綺麗な画像を期待して、マイクロフォーサーズのGX7につけてみました。

この、ケンコーの800mmミラーレンズは、Pマウントというスクリュー式のマウントアダプターを利用するので、手持ちのペンタックス機にも、富士フィルム機にも取り付けが可能です。

でも、先ずは35mm換算で2倍となり、望遠に有利なマイクロフォーサーズとしました。

800mmの2倍で、1600mm相当ですから、先日のQ7の1380mm相当やQX30の全画素超解像1440mm相当をも超えています。

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RX100M3

GX7のコンパクトなボディには不釣り合いではありますが、ミラーレンズではない、本式の望遠レンズに比べると、短く軽いので、GX7向きでないとも言えません。

何故か今日は、外でカラスが騒がしく、窓から覗くと遠くのマンションのアンテナに、多数のカラスが止まっていたので、撮影してみました。

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Panasonic GX7 & Kenko Mirror Lens 800mm f8 dx

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Panasonic GX7 & Kenko Mirror Lens 800mm f8 dx

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Panasonic GX7 & Kenko Mirror Lens 800mm f8 dx

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Panasonic GX7 & Kenko Mirror Lens 800mm f8 dx

単焦点なので、画角が弄れませんが、なかなか良いんじゃないでしょうか?

撮影時の操作感も、先日のQ7とは段違いです。

しかし、カラスの大群は不気味ですねぇ。

ちなみに、GX7の標準レンズとして使用している、14-42mmの望遠端、つまり42mm(35mm換算84mm相当)での画像がこちらです。

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Panasonic GX7 & LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.

手前の屋根はマンションの屋根ではなくて、手前の建物のかなり向こう側のマンションのアンテナ部分にカラスがたむろしています。

ブレの軽減を考えて、今回は、一脚を付けて撮影してみました。

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RX100M3

ペンタックス用のPマウントアダプターが、アマゾンで安くなっていて手に入れたので、次はQ7による800mm×4.6倍=3680mm相当というところも体験してみたいと思っていますが、正直、こちらは期待していません。ふらふら

もし綺麗だったら、儲けモンって感じで考えています。あせあせ(飛び散る汗)
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2015年10月01日

今が最後の買い時「LUMIX GX7」

昨日のサイクリングの写真は、全てパナソニックのGX7にシグマの安い単焦点レンズの組み合わせですが、常時携帯しているソニーのRX100M3の出番がありませんでした。

単焦点レンズだったので、細かな画角調整は自分が動くより仕方ありませんが、逆に画角に割り切りが出るので、写真としては面白いと感じます。

RX100M3の高画質を備えたオールマイティ度は、既に手放せなくなっていますが、そのRX100M3を使わせないGX7も、なかなかの使い勝手だと感じます。

そんな、パナソニックのGX7は新型GX8が発売されましたが、手ぶれ補正が強化され、全てにおいてパワーアップしていますが、残念ながら、その大きさも相当なものとなっています。

ハイエンドのミラーレスとして、純粋にカメラの性能を追求すると、逆に安定する大きさのようですが、GX7がコンパクトな故に、気軽に持ち歩く大きさではなくなってしまいました。

先日、ヨドバシカメラで、速写ケースを取り付けたGX8が置いてあったのですが、あまりの大きさに改めて驚きました。

なので、マイクロフォーサーズに性能を求める場合には、GX8は良い選択肢となりますが、先ずは持ち歩いていろんな写真を撮りたいという用途では、依然として、GX7の魅力が勝るように思います。

レンズ内手ぶれ補正が主流のパナソニックでは、ボディ内に手ぶれ補正を内蔵しているのは、GX8とGX7だけです。

なので、オリンパスの補正機能を内蔵しないレンズだと、パナソニックのボディでは手ぶれ補正が効きませんが、GX8とGX7は別です。

GX8に比較すると、GX7の手ぶれ補正はおまけ程度かもしれませんが、マウントアダプターを使ってオールドレンズを楽しむというような用途であれば、あるに越したことはないと思います。

また、私自身は未だまともに使ったことがありませんが、GX7は動画も素晴らしいという噂です。

GX8では、4K対応していて、どうしても4Kという方には向きませんが、まだまだハイビジョンで充分というなら、オススメできます。

そんなGX7は、私が購入した時点でも、もう在庫が少なく、量販店でも置いているとことが殆ど無かったのですが、カメラ専門店の通販で電動のパワーズームのダブルレンズセット付きでお得に購入したつもりです。

ところが、ここへ来て、今が更にお得に買えるチャンスとなっているようです。

価格.comでは、ボディと単焦点レンズのセットものだけで、パワーズームのWレンズセットは掲載されていないため、カメラショップの通販やamazonで情報を得る必要があります。

下の画像をクリックすると、amazonの商品ページへ飛びます。



携帯性だけじゃなく、性能もそれなりのものが欲しいと考えられるなら、在庫限りの貴重な選択肢なので、宣伝にはなりますが、敢えて取り上げました。

※記事をアップしている間に、金額が少し上がってしまいました。カメラの大林等では未だ元の金額のようですが、言っている間に売り切れちゃいそうですね。あせあせ(飛び散る汗)
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2015年07月22日

パナソニックGX7のキャップ紛失対策

手頃なサイズとなかなかの使い勝手で、普段機として愛用しているパナソニックのミラーレスカメラGX7ですが、先日の京都拉麺小路から京都市立美術館のルーヴル美術館展へ行った時に、いつの間にか標準ズームのレンズキャップが失くなっていました。

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実は、この37mmのレンズキャップは、以前にも一度紛失しかけた事があり、その内に失くしてしまうんじゃないかと心配していたものでした。

マイクロフォーサーズということもあり、レンズが非常に小型で、キャップ自体もかなり小型なため、きちんとはまっていなかったのかも知れません。

紛失してしまったものは、もう仕方がないので、暫くの間はレンズキャップ無しで運用していました。

そして、キャップだけ取り寄せしていたのですが、ようやく入荷しました。

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ですが、このまま、同じキャップで運用していても、再度落としてしまう可能性が高いため、新しいキャップは使わずに、こんなものを購入してみました。

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オートレンズキャップ Z-CAP なるものです。

このキャップは、GX7に標準レンズとして取り付けている レンズ「Lumix G X Vario PZ 14-42mm」専用の自動開閉式のレンズキャップで、GX7の電源スイッチを入れると、レンズの繰り出しにより自動的にキャップが開き、電源スイッチオフでレンズが引っ込めば、羽も自動的に閉じ、レンズがカバーされ、GX7がコンデジのような使い勝手となるのです。

早速取り付けてみます。

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シャッターは閉まってますが、電源オンで…

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ちゃんと開きました。

こんな小さな窓で写り込まないというのは、マイクロフォーサーズならではなのでしょう。

本当、コンデジみたいです。

再度電源オフで…

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無事にシャッターが閉じました。

これで、もうキャップの紛失を心配する必要はなくなりました。

ただし、プロテクトフィルターは外す必要がありますので、購入したキャップと一緒に保管しておくことにします。

同類の商品として、X-CAPという商品もあるようですが、価格比3分の2のこの商品を選択しました。

しかし、いろんなパーツがあるもんですね。
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2015年07月17日

パナソニックGX8発表

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未だユーザーとなって間もないパナソニックのミラーレスカメラ「LUMIX DMC-GX7」ですが、次期モデルとなる「LUMIX DMC-GX8」が8月20日に発売と発表されたようです。

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GX7のマニュアル本を購入したばかりの私には、少々複雑なところもないではないですが、それを見越して購入しているので、問題ありません。

何と言ってもGX8のボディ価格の約半額で、パワーズームレンズ2本付きでのGX7の購入なので、比較もできないというのが本当のところです。

さて、このニューモデルであるGX8ですが、色々と魅力的に正常進化しているらしく、直ぐにでも欲しいと思えるカメラとなっているようですが、個人的に残念な部分もあって、魅力的だけれども、良く考える必要があると感じています。

具体的に言いますと、新開発のセンサーが有効2,030万画素となって、GX7の有効1,600万画素から大きく向上しています。

最高感度もISO25600ということで、より高感度に強くなったということでしょう。

また、当然のように、パナソニックが力を入れる4Kフォトに対応していることも、魅力のひとつです。

オートフォーカスも従来の2倍の追従性能に強化されていると言いますし、モニターの稼働範囲がより大きなフリーアングル式となり、GX7の特徴であった可動EVFも若干の変更こそあれ、そのまま装備されており、GX7そのままに大きく性能アップしたイメージです。

但し、手放しで喜べない部分もあり、その代表が内臓ストロボの廃止です。

パナソニックは、マイクロフォーサーズサイズのセンサーを採用した高画質コンデジLX100でもストロボを装備していないので、今後も外付けを良しとしていくのでしょうか?

また、GX8はGX7よりも大型化しているようですから、現在私が気に入っている、GX7の携帯性というものが、失われている可能性があります。

GX7の外形寸法が122.6×70.7×54.6mm、本体のみの重量は約360gであるのに対して、GX8の方は、133.2×77.9×63.1mm、本体のみの重量は約435gです。

幅10.6mm、高さ7.2mm、奥行8.5mmずつ大きくなって、重さも75g増加していますから、下の写真を見ても確実に一回り大きくなっていますね。

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この写真は、こちらの記事のものですが、GX7でブレてしまうものがGX8ではブレていないそうで、GX8の手振れ補正の優秀さが大きさに反映してしまったのかも知れません。

内臓ストロボの廃止というのも、携帯性に大きく関わって来るものですから、携帯性からのカメラの位置付けが変わってしまうのかも知れません。

センサーサイズにおいて、マイクロフォーサーズがAPS-Cに劣ることはないという話がある一方で、物理的に大きなAPS-Cが画質的には有利と考えられることも事実です。

システムトータルでの考え方になるので、どちらがどうと言えないものの、ボディの大型化は、マイクロフォーサーズの最大の利点であるコンパクトさを失うことであり、マイクロフォーサーズのハイエンドクラスと同様に、そのAFや諸々の性能そのものでAPS-Cクラスと渡り合うことになるので、やや中途半端な気もしないでもないです。

大きくなるならハイエンドに…とならないようにボディ内手ぶれ補正をこのシリーズにしか載せてこないというわけではないと思うのですが、どうなんでしょう。

また、4Kフォトを使って、将来的にはファームアップで「フォーカスセレクト」という機能にも対応予定だそうです。

これは、4Kフォトによって予め全てのピント位置での撮影をしておいて、後からピント位置を選択できるという機能らしいのですが、この機能で何となく、テレビ番組全部録りのHDDレコーダーを思い浮かべてしまいました。

後から好みのピント位置を選ぶために全部撮っておくって、見るか見ないかわからない番組を録画しておくことと似ているような気がします。

果たして、その機能が必要なのだろうか?

この家電的発想が、パナソニック的なのかも知れませんけど。

何れにしても、パナソニックのカメラは、発売後1年位で急激に販売価格が落ちる傾向にありますので、私としては、それまでGX7を使い込んで、その時点でGX8に乗り換えるべきか検討したいと思います。
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2015年06月16日

ワンコインランチで比較撮り

今朝起きると喉がイガイガして、気分も優れません。

厳密には、明け方から喉の違和感に寝苦しさを感じて、熟睡もできていないのですが、心なしか体温も高めな気がします。

かと言って、体調を崩す時になりがちな、倦怠感や偏頭痛などはありません。

ここに来て、キャンプ大会の疲れが出たのでしょうか。

明日も雨は降らないようなので、どこかへ出掛けなくてはという、強迫観念に近い感覚が、気持ちのゆとりを無くしているのかもしれません。

だらだらと時間を過ごすのが嫌で、何か後に充実感を残したいという変な焦りがあるんですね。

でも、この調子だと、明日くらいは家でゆっくり過ごすのがいいのかもしれません。

とまぁ、こんな状態なので、ここ最近のサプリメント&カップラーメンとかの質素な昼食では元気も出ないと思い、今日の昼食は、久しぶりにチキンカツのワンコインランチにしました。

郊外型串かつチェーン店のランチで、おろしポン酢、デミグラス、味噌と3種類のソースから選ぶのですが、ここ最近は味噌カツにはまっています。

で昨晩、アマゾンで注文していた安物のカメラケースとレンズアダプターが、5日遅れのチャイナポストで届きました。

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早速、ペンタックスKマウントのオールドレンズF2.8/28mmを取り付けて、

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マイクロフォーサーズマウントのGX7に取り付けて撮影します。

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でも、先ずはGX7の標準ズームLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 POWER O.I.S.から。

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Panasonic DMC-GX7 & LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 f/3.5 1/40秒 ISO-3200 14mm おまかせiA

続いてGX7にマウントアダプター経由のPENTAX M 28mmです。

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Panasonic DMC-GX7 & PENTAX M 28mm f/2.8 1/50秒 ISO-3200 おまかせiA

おまけで、スマートフォンXperiaZ3も。

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Sony SOL26 f/2 1/32秒 ISO-1000 5mm プレミアムおまかせオート

この大きさでは差が感じられないかもしれません。

やや、XperiaZ3の発色が劣るように思いますが、センサーサイズが違うので、そのあたりの問題でしょうか。

次に、カツのみをアップで、ちょっと角度が違いますが、GX7&標準ズーム。

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Panasonic DMC-GX7 & LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 f/5.6 1/13秒 ISO-3200 32mm おまかせiA

GX7&PENTAX 28mm。

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Panasonic DMC-GX7 & PENTAX M 28mm f/2.8 1/50秒 ISO-3200 露出優先オート

XperiaZ3。

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Sony SOL26 f/2 1/32秒 ISO-1000 5mm プレミアムおまかせオート

XperiaZ3との違いははっきりしています。

GX7の方は、標準ズームの方が美味しそうな気もします。

画角の点でも、28mmでもマイクロフォーサーズだと35mm換算で56mmとなるので、標準ズームの方が料理全体を収めるには都合が良いです。

そう考えると、この28mmでもあまり出番はないのかもしれません。

単焦点らしさを追求するなら、35mm換算110mm相当望遠にはなりますが、M42マウントの55mmF1.8の方が、個性を発揮しそうです。

確実に言えることは、スマホの中ではトップクラスのカメラを持つXperiaZ3であっても、このクラスのカメラとは、はっきりした違いがあるということでしょうか。

とは言え、その実用性は用途にもよりますが…。
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2015年06月12日

紛失したフィッシュアイの代わりにはならないけれど

ゴールデンウィークに失くしてしまったペンタックスのフィッシュアイズームは未だに諦めがつかず、つい探してしまいます。

単焦点の広角レンズはひとつも所有していないので、紛失していなければ、先日の舞洲のゆり園でも、きっと活躍できただろうなぁと思っています。

そんな中、格安な魚眼レンズが、マイクロフォーサーズマウントで存在するということで、GX7の登場です。

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ペンタックスのフィッシュアイズームの代わりにはならないけれど、オリンパスのなんちゃってフィッシュアイなこれを手に入れました。

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パンケーキレンズよりも薄いですが、実際のところは交換レンズではなくて、ボディキャップという位置づけです。

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オリンパスのフィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980」です。

ボディキャップにフィッシュアイレンズの機能を付加した面白い商品ですが、基本的にはボディキャップということで、過度な写りへの期待は禁物です。

とはいえ、ペンタックスのフィッシュアイズームでも、これっていう写真は撮れなかったわけで、フィッシュアイという特殊性を楽しむだけならこれでもいいかも?

必要十分な写りをするとのことですが、実際に舞洲ゆり園で使ってみました。

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フィッシュアイならではの面白い弧を描いた写真が撮れ、画質も許容範囲でしょうか。

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水平に構えることで、広角レンズ的に撮影することも可能です。

何より、コンパクトなのが魅力で、常に携行していても苦にならないのが良いです。

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つけっ放しでコンデジのように楽しむ方がいるというのも頷けます。
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2015年06月07日

やはりセンサーサイズなりかも

水曜以外の休みのない日々が続いていて、休日の人々のSNSを見ながら、仕事に励む週末ですが、週の後半に頑張って仕事をこなしたことで、今日は暇な時間ができました。

天気も悪くないので、パナソニックのGX7を持って、ちょろっといつものお寺へ行って来ました。

オールドレンズも持って行っていましたが、今回は標準ズームでの撮影です。

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先ずは、いつもの機関車D51で。

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撮影自体は、オートフォーカスも早く、快適です。

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そして、草花も

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前回、DP3 Merrillを持ち込んだときは、桜の咲き初めでしたが、今はツツジです。

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可愛らしい、ちょっと気になったこれは花?

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灯篭の苔もしっかり撮れていると思いますし、当然、寄れば後ろはよくボケます。

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ピント合わせが楽なので、思った通りの写真が撮れますね。

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でも、オールドレンズやボケのある写真に偏って撮っているので、絞り優先オートなのに、すっかり絞りのことを忘れて、あまり絞らずf5辺りでずっと撮っていました。

でも、等倍にすると他のAPS-Cセンサーの機種と比較すると、やはりやや画質は落ちるかなという感じがします。

イコールコンディションで撮影していないので、感覚的なものではありますが、APS-C≧M4/3という感じでしょうか。

まぁ、物理的にサイズが違うので、当然と言えば当然なんですが。

遜色のない写真もありますので、レンズの違い、絞り、ピント等、条件で逆転することもあるという感じです。

また、オールドレンズを使う場合、やや画質が犠牲になることもありますから、実際上、差はないようなものですが、アスペクト比がAPS-Cの3:2に対して4:3となるので、コンデジのように写真ACではサイドが空いてしまうというのが、気になると言えば気になります。

実際、APS-Cの3:2をM4/3の4:3に合わせようと思えば、サイドを切り落とすだけで良いですが、その逆でM4/3をAPS-Cの3:2に合わせようとすると上下を切り取ってトリミングすることになるので、画質がさらに落ちてしまいます。

実際、等倍で比較することはあまりないので、気にするレベルではないものの、ちょっと期待していたので残念な気もしますが、システムのコンパクトさは、予想以上でしたから、その差を上回るメリットがあると思います。

よって、一眼レフとの使い分けとして、充分にありな選択でした。

今後の日々の良きパートナーとなってくれることでしょう。

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2015年06月05日

とうとうマイクロフォーサーズで自己満足

完全に病気と化したカメラですが、「シグマ DP3 Merrill」を特別な撮影用としたことで、普段持ち歩くカメラは、「ソニー RX100M3」だけとなります。

「ソニー RX100M3」は、コンパクトデジタルカメラとしては、非常に描写力に優れ、折りたたみ電子ビューファインダーにより、コンパクトさを保ちつつ、一眼に負けないマニュアルな撮影も可能です。

なので、手持ちのカメラで荷物に制約があり、どれか1台だけしか持ち出せないという場合には、迷わず選択するべきカメラです。

コンデジですから、使い勝手が良く、設定にプレミアムオートを使用しておけば、「シグマ DP3 Merrill」のような失敗もなく、安心してきれいな記録写真を残すことが出来ますし、アクションカムやレンズスタイルカメラ同様の、スマホアプリで、リモートコントロールから、カメラからの画像の転送も可能ですし、自撮りまでも快適に撮影可能です。

ある程度のボケも意図的には可能ですし、本当は普段からもうこれ1台でいいでしょっていう話だと思います。

でもでも、コンパクト故に鞄にもう1台入れて持ち歩くスペースがあったりするわけです。たらーっ(汗)

昨日の記事でも書きましたが、このスペースに一眼レフの「ペンタックス K-50」が入れば、自分的にはそれでOKなんですが、そこは少々嵩張る一眼レフなので無理なんです。

また、手持ちの「ペンタックス K-50」「シグマ DP3 Merrill」「富士フィルム X-A1」の何れもAPS-Cサイズのセンサーということで、十分にそこそこ良い画像だと考えていますが、センサーサイズとしてはそれより小さく自分が使ったことのないマイクロフォーサーズ規格が、APS-Cサイズのセンサーと遜色ない作品を吐き出すという話を聞く度に、なんだかモヤモヤするものがありました。

実は当初、いろいろとカメラを調べている中では、マイクロフォーサーズ規格というのも見てはいたのですが、実際に作品を見て、画質的に素晴らしいと感じたものが、パナソニックのハイエンド機「GH3」だけだったので、価格的に難しく、センサーサイズを意識するあまりに、APS-Cサイズの激安一眼レフ「ペンタックス K-50」に落ち着いたという経緯があります。

ところが、「ペンタックス K-50」でオールドレンズを使い始めたことで、ミラーレスとオールドレンズの相性の良さを知ることとなってしまいました。

中でも、気になっていたのが「パナソニック GX7」という機種です。

同じマイクロフォーサーズ規格でも、基本オリンパスはボディ内手ぶれ補正、パナソニックはレンズ内手ぶれ補正ですが、唯一、パナソニックでは、GX7だけがボディ内手ぶれ補正を装備しているのです。

そして、この「パナソニック GX7」に興味をもったわけですが、既に販売終了間近だったようで、量販店の店頭にもなく、もう手に入れるのは無理かなと思っていました。

ところが、先日何気に価格コムを見ると、単焦点レンズとセットで未だ販売されていて、オールドレンズ使用での操作性はオリンパスよりも格段に良く、オールドレンズ使いなら、在庫のある内にキープするべきだという書込みにまんまと乗せられてしまいました。

まぁ、勝手に乗ってるわけで、そういう言い方はいけませんね。

おまけに、量販店向けの単品購入すると価格コムの最低価格でも2本で約6万円というパワーズームレンズをセットにした商品があることがわかり、本体のあまりの割安感にゲットしてしまいました。

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DSC-RX100M3 ISO125 f3.2 1/80 32mm(35mm換算) 

早速、M42マウントアダプターをつけて、オールドレンズ「Super-Takumar 1:1.8/55」楽しんでいます。

実は、先日のヤマサ蒲鉾見学に持って行き、大部分はこの組み合わせで撮っています。

やはり、オールドレンズでは、一眼レフよりも扱いやすかったですが、マイクロフォーサーズの場合は、35mm換算で2倍の焦点距離となるので、Super-Takumarの55mmが110mmとなって、結構な望遠となってしまうところが厳しいですね。

オールドレンズといえば、ソニーのα6000なんて選択肢もあったわけで、むしろそちらの方がオールドレンズ向けのパーツは多いと思われますが、元々ソニーのコンデジやレンズスタイルカメラを使ってきたので、ソニー独特の塗り絵的な画質が気になることと、ソニーにはフルサイズのα7シリーズがあるので、ソニーへ行くならフルサイズでしょって思いもあり、ソニーのAPS-Cのαとはなりませんでした。

でも、よくよく考えると、現在のカメラを全部合わせたら、フルサイズのα7が買えた…。がく〜(落胆した顔)

でもいいんです。

α7だと、既に5軸手ブレ補正のα7Uが出ていますし、本当に興味のあるのは高感度の化け物α7Sなので、これだとレンズを含めると、全部のカメラを合わせても厳しい…。

ソニーのフルサイズαシリーズは、初めに興味を持ったカメラですから、今でも憧れではありますが、色々とわかってくると、問題も見えてきます。

いつかは手にしたいと考えていますが、それはもっと腕を磨いてからでも遅くないと感じています。

カメラグランプリ2015では、キャノンの「EOS 7D Mark II」が大賞を取って、レンズを含めて三冠を受賞し、APS-Cセンサー搭載機の究極だそうですが、現状動きモノを撮らない私には、その大きさであまり魅力が感じられません。

よって、これから発売になるフルサイズ機は尚更です。

もちろん、突き詰めていくとフルサイズでもミラーレスではなく、自然と一眼レフの領域へと入っていくのかもしれませんが、現状の未熟な腕では、無縁の話であるとともに、ペンタックスのリーズナブルさは強力に他なりません。

また、たとえリーズナブルでも、ニコン、キャノンに比べると、相当安いハイエンドのK-3も、その重さを考えると食指は伸びません。

既に必要十分と感じている画質を追求するよりも、モデルチェンジ前で安くなった名機となりそうなカメラで撮り比べるのが楽しい今日この頃です。

最後に、先日の「パナソニック GX7」の作例を少し。

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DMC-GX7 + LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ISO200 f5.6 1/160 22mm

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DMC-GX7 + LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ISO1250 f5.6 1/60 14mm

P1010014.jpg
DMC-GX7 + LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ISO200 f5.6 1/100 27mm

P1010028.jpg
DMC-GX7 + LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ISO200 f5 1/400 45mm

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DMC-GX7 + LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ISO200 f5.3 1/250 115mm

P1010032.jpg
DMC-GX7 + Super-Takumar 1:1.8/55 ISO200 f1.8 1/4000 55mm

P1010054.jpg
DMC-GX7 + Super-Takumar 1:1.8/55 ISO200 f1.8 1/1300 55mm

P1010056.jpg
DMC-GX7 + Super-Takumar 1:1.8/55 ISO200 f1.8 1/1000 55mm

P1010065.jpg
DMC-GX7 + Super-Takumar 1:1.8/55 ISO200 f1.8 1/320 55mm

P1010082.jpg
DMC-GX7 + Super-Takumar 1:1.8/55 ISO200 f1.8 1/800 55mm

DSC00350.jpg
DSC-RX100M3 ISO125 f4.5 1/80 70mm(35mm換算)

「Super-Takumar 1:1.8/55」の写真は、1.8開放とありますが、少し絞ったものが有るかもしれません。

最後は、比較のため、RX100M3を持ってきました。

また、全てがカメラ撮って出しのJPEGです。
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