昨日の休みは、とうとうやって来た猫娘たちの避妊手術の日でした。
前日夜からの絶食からの空腹のせいか、さつきがいつも以上に荒ぶれていて、夜明けと同時に寝室内を飛び回って荒らしていました。
病院からは10時から11時の間に連れて来るように言われていて、その時間が迫りますが、何も知らない彼女たちはいつものように出窓でくつろいでいます。

でも、床にキャリアを並べて置いていたので、ひょっとすると違和感を感じていたかも知れません。

いずれにしても、我が家に馴染んでいるので、些細な事は気にならないようです。

そして、時間となりいよいよ出発です。

意外にキャリーに入れても鳴くことも静かでしたが、流石に車が動き出すと、メイがいつもの可愛いか細い声で鳴き始めました。

今回、お世話になる病院「のらねこさんの手術室」は、名前の通り野良猫を避妊や去勢して元居た場所に放つ、いわゆるTNR活動を専門とする珍しい獣医さんです。
なので、ペットショップで購入したねこさんは受診できませんが、我が家の猫娘たちは、のら出身の保護ねこということで、安価にご対応いただけました。
病院が我が家から車で10分15分程度のところなので、直ぐに到着しましたが、受付には布で覆われたケージがびっしりと並び、びっくりしました。
改めてフェイスブックを確認したら、10月は月間879匹を手術されたということでなので、営業日で考えると1日に40匹ほども手術する計算となりますから、野良猫、保護ねこの現状を思い知らされます。
私達の声やメイとさつきの鳴き声に反応して、周りの子たちも鳴き声を上げていました。
キャリアで持ち込まれていたのはメイとさつきだけのようだったので、他は皆捕獲されたTNRの猫ちゃんなのでしょう。
所定の用紙に記入して、彼女たちを後ろ髪を引かれる思いで預けてその場を去りました。
その後、奥さんの用事で郵便局へ寄った後、お迎え可能な18時までをどう過ごすか…。
家に居ても、彼女たちのことを考えてしまうので、外で気分転換するつもりでしたが、ノープランだったので、ちょっと遅めの紅葉を見に行くことにしました。

やって来たのは箕面の山奥にある「勝尾寺」です。
紅葉なら京都がベストですが、時間つぶしにしては遠いので近場で済ませます。

久しぶりに一眼を持参しましたが、撮影に没頭したら猫娘たちのことをしばし忘れることが出来るかなと期待してのことです。

でも、予想通り紅葉はあんまりでした。

でも、ここはだるまさんが映えます。

入山料に駐車料金も掛かりますから、滞在中はしっかり写真撮影を楽しみます。

奥さんもiPhone片手に一生懸命撮影していました。

決して美しく見事な紅葉とはいきませんが、この時期ならではの景色ではあります。

イマイチな紅葉でも、夜はライトアップでムードがあるようです。

まぁ、夜まで居られませんけど…。

本堂まで上がって来ましたが、ここ勝尾寺でも、外国人観光客の姿が多く目につきました。

やはり、インスタ映えする「だるま」のおかげでしょうね。

この小さなだるまさんは、500円のだるまおみくじで中におみくじが入っていて、だるまを皆さん自由に置いたり持ち帰ったりするのですが、ここまで集まると圧巻です。

奥さんの御朱印も頂き、麓の池まで帰って来ました。

お土産処で、「勝ちグミ」なんてのを見つけて、奥さんは受験の三男坊に買っていました。

勝尾寺を出て、お昼もかなり過ぎたので、ランチをということになりますが、池田ならカレーと考えていましたが、箕面まで来たので、奥さんのリクエストもあり、いつもの「OKKII」へ。

寒くなってきたので、スンドゥブに良い季節となりましたが、やはり「OKKII」のスンドゥブは旨いです。

2人ともホルモンスンドゥブで、奥さんが標準の2辛で、私は大辛手前の3辛で、おかわり自由のおかず類も3種2回」ずつおかわりしました。

奥さんのリクエストで食後にお茶というのがいつものパターンですが、食べたばかりでお腹いっぱいなので、エキスポシティで時間を潰すことにしました。
あちこちウィンドウショッピングしながら、ガチャポンの猫の被り物が、サンリオからポケモンに変わっていたのを発見。

サンリオはパスしていましたが、ポケモンは良いかも?

ということで、メイとさつきの分で2回しましたが、ピカチューは出ずで、ロコンとカビゴンでした。

今はもうやっていませんが、スマホゲームのポケモンGOのおかげで私にも馴染みがあります。

そしてその後、結局スタバでお茶することとなりました。
クリスマス限定「
サンタブーツ チョコレート フラペチーノ
」がこの日からということでしたが、奥さんはポテトが気に入らなかったようです。

スタバでスマホを弄りながら、つい「猫 避妊手術後 注意点」なんて検索しながら、一応「エリザベスカラー」は用意しているものの、「術後ウェア」の方が良かったのかな?なんて思い出して、慌ててエキスポシティ内にあるペットショップで見てみましたが、これっていうものはありませんでした。
アマゾンだと色々出てきて金額もそんなに高くないので、買っておけば良かったと思っても後の祭りです。
猫娘たちがどんな状態で帰ってくるのかにもよりますし、先ずは病院の話を聞いてみないとわからないので、エキスポシティを出た後、ホームセンターで緊急時の代用品のつもりで、紙おむつの小袋を買いました。
更に、夕食の買物をした後、ようやく「のらねこさんの手術室」へ戻って来ました。

2人とも起きていて、良い子にしていました。
獣医さんから、写真で手術の説明を受け、無事に手術が成功したこと、今後の注意点等をお聞きして、二人を連れて帰りました。

メイから順にキャリーを開くと、早々に外へ出ます。

手術痕を舐めなければ、カラーは別に要らないとのことでしたが、二人とも速攻で舐め始めるので、慌ててカラーを付けました。
しばらくは、あまり動き回るのも良くないということで、急遽ゴンタの使っていたソフトケージをリビングへ。

カラーが気持ち悪くて落ち着きませんが仕方がありません。

メイはしばらくすると、諦めて横になりましたが…

さつきは、ソフトケージから出ようとします。

カラーを付けながら、いつものようなジャンプをしようとしたりで、手術後なのに、お転婆ぶりは健在でした。
カラーを付けることで、舐めることは防止できますが、同時に食事や水が飲めないので、果たしてどうしたものか…。
色々と悩みはつきません。